6/30/2008

まだ火事


先週出張帰りは、コストの都合上LAX経由でした。
LAXからの飛行機は、CAの海沿いに北上しますが、CAの山が大変なことになっていました。
ありとあらゆる山から、白煙がもうもうと上がっているのです。
SJ上空では今までに見たことの無いような、霞に覆われています。
ロスアンジェルスでよく見る光化学スモッグのようにも見えますが、どうやら山火事の煙がどんよりとくぼ地を覆っているようです。

昨日現在、CA州内の1345ヶ所で山火事が燃えています。
消失面積は308,893エーカーにのぼるそうです。

このエーカーという単位、とても理解しにくいのですが、アメリカでの1エーカーの定義は、
4万3千560平方フィート、という中途半端な数字なのです。
平方フィートでは相変わらずわれわれには理解できないので、国際単位系に直すと、
1エーカー=4千046.8564224 m²
まあ、4千m² 、約200m四方、1200坪といったところだ。

で、308,893エーカーという数字は、1万2千500平方キロメートル、
日本で5番目に大きな都道府県である新潟県の面積に近い!
去年のサンディエゴ山火事は、一発で千葉県の全土が焼け野原となったわけだが、
現在CAで千葉県の2倍が焼土と化している。

やっぱ、スケールが違うわ。


山火事の原因は夏季の乾燥、高温と、強い風です。
この時期の西海岸では、山火事は年中行事ではありますが、ちょっと多すぎ。
アイオワ州ではちょっと前に大雨大洪水でしたが、温暖化の影響は場所によりいろいろな被害をもたらしています。

6/02/2008

山火事


1週間以上前のことですが、家の近くで山火事がありました。
写真は帰宅途中に、家の方角を写したものです。

マップは山火事の場所。見難いですが、赤丸が家の場所です。
左側が今までの家、右側が新しい家の場所です。

火事は尾根をひとつ越えた海側の斜面で起きました。
この日は風が強く、幸い風上側でしたので被害をこうむる恐れはありませんでしたが、翌日は風向きが変わり、時々灰が降ってきていました。

昨年は大規模な山火事がサンディエゴ周辺をおそい、長女がサンディエゴから非難するということもありました。

LAの北西にあるマリブーでは、超高級住宅が灰となってしまいました。

地震よりは避難する時間があるものの、火事も怖いです。

5月のテキサス


6月になってしまいました。
5月に急遽日本行きが入り、あわただしくテキサスから引き上げてきたとき、貴重な時間を一瞬だけワイルドフラワーに割いてきました。
前回のワイルドフラワーから、ちょうど1ヶ月後。
ブルーボネットは終わり、メキシカンハットの登場です。
おや、この花びらも日焼けするのでしょうか?
名前のわからない青い小さな花もありました。

ここは、10年前と変わらぬ、野草の咲き乱れる広場です。
Churchと書かれた建物は10年前から誰も人が出入りしていないようです。
花はきれいなのですが、接写をするためむやみに足を踏み入れると、ファイアーアントという恐ろしい蟻に食われます。
巣を踏んだ1秒後には百万匹の蟻が足に這い上がり、一匹にでも刺されたら激痛が走ります。
小さい子供や老人はショック死することもあります。

というわけで、今度はファイアーアントの写真を撮ってきましょう。