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4/25/2024

・関東八十八ヵ所霊場

関東八十八ヵ所霊場(北関東)参拝履歴一覧

弘法大師ゆかりの四国霊場のお砂を関東の名刹に勧請し、1995年に関東一都六県の真言宗各寺院によって「関東八十八ヵ所霊場」を開創した
霊場31~43:茨城県【修行の道場】
札番山号寺号本尊所在地参拝年月日
01慈眼院高崎観音
02龍本山不動寺
03白華山観音寺
04寳幢山光明寺
05今宮山蓮花院
06醫王山長明寺
07日輪山南光寺
08瑠璃光山光榮寺
09慈丸山聖眼寺
10諏訪山観音院
11延命山十輪寺
12米珠山吉祥寺
13如意山教王寺
14宝塔山観性寺
15光明山常楽寺
札番山号寺号本尊所在地参拝年月日
16金剛山 仁王院鑁阿寺聖観音足利市家富町
下野三十三観音28
足利三十三観音33
足利七福神
2021/2/17
2021/11/24
17青蓮山宝性寺十一面観世音菩薩足利市堀込町
足利坂東三十三観音21
足利三十三観音27
特別出流山満願寺千手観音栃木市出流町
坂東三十三箇所17
下野三十三観音29
2019/11/20
18摩尼山長清寺大日如来栃木市本町2023/5/15
19東醍醐山如意輪寺大日如来栃木市大宮町
ぼけ封じ関東33観音
2022/11/27
20多寳山慈眼寺十一面観世音菩薩下野市小金井2023/1/31
21延命山観音寺聖観世音菩薩鹿沼市板荷
22福聚山東海寺阿弥陀如来宇都宮市篠井町2021/11/17
23寳珠山光明寺大日如来宇都宮市野沢町
24宮應山生福寺大日如来宇都宮市仲町2022/11/22
25龍池山明星院地蔵菩薩宇都宮市白沢町2022/6/20
26吉利倶山光照寺阿弥陀如来那珂川町小川
那須33所観音33
ぼけ封じ関東33観音
2022/11/24
27武茂山十輪寺
馬頭院
馬頭観世音菩薩那珂川町馬頭
那須33所観音30
東国花の寺
2020/2/29
28医王山安楽寺薬師如来那須烏山市田野倉
那須33所観音27
2023/4/20
29大悲山観音寺大日如来芳賀町与能
ぼけ封じ関東33観音
2022/11/05
30如意山観音寺如意輪観世音菩薩益子町益子
関東百八地蔵
2022/2/07
札番山号寺号本尊所在地参拝年月日
31高根山大山寺大日如来城里町高根
32五佛山鏡徳寺十一面観世音菩薩常陸太田市上利員町
33佛国山寳蔵寺大日如来水戸市谷田町
34神戸山慈眼寺十一面観世音菩薩鹿嶋市浜津賀
35照井山善應寺大日如来(胎蔵界)土浦市真鍋
36福力山阿彌陀院阿弥陀如来石岡市半田
特別雨引山楽法寺
雨引観音
延命観世音菩薩桜川市本木2013/5/12
2020/6/17
2022/3/13
2024/4/25
37如意山大輪寺如意輪観世音菩薩結城市結城
38太光山新長谷寺
八町観音
十一面観世音菩薩八千代町八町2023/4/09
39道楽山永光寺不動明王古河市尾崎2023/6/23
40壽亀山自性院不動明王坂東市馬立
41木崎山無量寺大日如来(胎蔵界)常総市菅生町
42海中山福永寺毘沙門天取手市小文間
43深雪山明星院
取手大師
延命地蔵菩薩取手市小文間
 

6/23/2023

2023/6月の散歩(古河)

2023/6/23
道の駅こがへ行ったついでに、茨城県古河市東諸川のふるさとの森
ふるさとの森の脇にある雷電神社
このあたりは大塚古墳群の所在地とされている
拝殿の額には「雷電宮」
拝殿内部の額には「雷大神」とある

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)のようです
ジャノヒゲの蕾と花
ヒメヤブラン

ヤマサギソウ(山鷺草、Platanthera mandarinorum subsp. mandarinorum var. oreades、ラン科ツレサギソウ属の多年草)


古河市尾崎の道楽山 永光寺
承和10年(843)、僧・無善による開基とされる
大聖不動明王
焦点距離がFlower Modeだったので、ボケボケ
関東八十八ヵ所霊場第39番霊場、および、北関東三十六不動尊霊場第34番霊場


鳳凰殿




ヤブミョウガ
フッキソウ(富貴草、Pachysandra terminalis、ツゲ科フッキソウ属の常緑小低木)


帰路、山川不動尊に立ち寄り
老中水野忠邦の墓へ
旧万松寺跡という、田畑の中に、水野家代々の墓があった
徳川家康の母方の従弟にあたる水野忠元は、尾張国知多郡の緒川城主の子で、幼少時より2代将軍となる徳川秀忠に仕え、大坂夏の陣で手柄を立てた水野忠元は、徳川秀忠から下総国山川領(現在の茨城県結城市山川地区付近)を授かり、結城領、下野鹿沼領を合わせ3万石の大名となった(下総山川藩)
以降水野家の菩提寺となった万松寺は、安政2年(1855)に焼失し、再建されないまま明治4年(1871)に廃寺となり、現在に至っている
11代水野忠邦は、出世欲が強く、あらゆる手段で政権の中遂に躍り出て、天保の改革を実施した人、とあるが、実のところかなりブラックのようだ



5/15/2023

2023/5月の散歩(栃木)

2023/5/15
栃木市本町の摩尼山 長清寺は、関東八十八ヵ所霊場第18番霊場
門額は成田山だが、明治19年に不動信者の僧・岡部弘伝が無住となっていた当寺に入り、成田山新勝寺より不動明王勧請し弟子の僧・弘純によって明治25年に不動堂が建立されたことによる

高さ2メートル以上ある鬼瓦は、栃木市の特産だという



弘法大師空海が東国巡錫の折、この地の農民が旱魃(かんばつ)で困惑しているのを知り、自分の持っていた独鈷(仏具)にて地面を突き刺した。するとそこから清水が湧き出し、たちまち大きな池を作った。その池の水を配することにより、近隣の水田は無事に田植えをすることができた。
弘法大師はこの池に長く清い水が絶えることなく湧き出すようにと、庵を結んで長清寺と名付けた。これが寺の始まりで、その後、天正年間(1573~1591)に時の城主皆川氏により現在地に移される。

この本堂屋根瓦は、どこからでも目を引く

栃木市湊町の白旗山 勝泉院
源義家、義経との縁から、源氏の白旗になぞらえて山号・院号を「白旗山勝泉院」としたそう

本尊は阿弥陀如来
前身は清和天皇の治世貞観年中(859~887)に慈覚大師円仁により、片柳村弥陀屋敷に開基され「法専寺阿弥陀坊」と称した。
当時は二杉神社と白旗八幡宮の別当であった。
その後、後陽成天皇の時代、慶長11年(1606)権大僧都了宣の代に、源義経の言によって建てられたと伝えられる小坊弓光庵と合併し、白旗山勝泉院と改称した。








勝泉院の東隣にある白旗八幡宮は、貞観8年(866)に、同寺同様に慈覚大師円仁の尽力によって創建されたと伝えられている
源義家が後三年の役の際、永保4年(1084)に白旗八幡宮に詣で、国家安康・武運長久を祈願し、側の桜の木に白旗を立てかけたので「旗掛桜」として人々に親しまれた。
承安4年(1174)に源義経が奥州へ下った際には、白旗を奉納し武運長久を祈ったという。

祭神は応神天皇
栃木市沼和田町の慈雲山 福壽院 東泉寺は、新生姜の岩下食品本社横
慈覚大師の御作と伝えられる聖観世音菩薩像は、秘仏とされる
栃木市大平町の醫王山 光明院 牛来寺(ごらいじ)
嘉祥3年(850)に、慈覚大師円仁によって開基

慈覚大師が蓮華まだらの牛に乗って諸国を巡行していた折、この地で悪病が流行し人々が苦しんでいたのを見て、沐浴して祈ったところ人々が快癒したという。
大師は寺を建立し薬師如来を安置した。

都賀坂東第11番(薬師)霊場であり、都賀坂東第23番(観音)霊場は、慈眼寺の廃寺に伴い、引き継いだもの

本尊の薬師瑠璃光如来は平安時代の作とされ、県指定文化財


賓頭盧尊者





栃木市大皆川町の感應山 寶珠院 皆川寺、通称宝珠院
嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁の開基

六地蔵
本尊は阿弥陀如来立像だが、立像の阿弥陀如来は、天台宗の本尊としては珍しいと言われている

不動堂



𫝊教大師=伝教大師=最澄は、円仁の師匠
最後は栃木市野中町の清谷山 地蔵院 地福寺
同寺は古くは栃木市城内町の圓通寺の末寺であり、また同寺の下にさらに7寺が連なっていたと言われるが、江戸中期以降は独立した寺となっているという
地蔵堂には胎蔵界大日如来が安置され、正月・盆・彼岸だけ一般に開帳しているそう
寺伝によれば嘉祥3年(850)に慈覚大師が創建したとあるが、「栃木市史」では長徳4年(998)に信阿上人が創建したとされる
同寺の本尊は木造の阿弥陀如来立像で、鎌倉〜室町期の作と思われる
明治時代の廃仏毀釈により、同寺も大きな影響を被ったという
玄奘三蔵石像
今日は、栃木市内で慈覚大師円仁が創建したとされる寺を中心に、まわってみた