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3/30/2026

2026/3月の登山(二股山)

2026/3/30 (Mon)

3月5回目の山歩きは、栃木県鹿沼市の栃木百名山第61座 二股(ふたまた)山
西、南、東の3か所からアクセスできるが、前回下見で東の下沢(しもざわ)登山口が見つからず、今回は南の加園(かぞの)登山口から入山
西の下久我(しもくが)コースは、どうやら2017年から廃道になっているらしい
加園登山口駐車場に他の車は見当たらず
標高262mの駐車場から林道に入る
すぐに加園回遊コース登山口があり、杖の使用が薦められているが、我々はあえて手ぶらで入山
下山後、Blog書きのための調査でわかったのだが、個人所有地のためか、鹿沼市も栃木県も未公認のハイキングコースだという
カモシカも生息するようなのに
しかも登山道の管理運営は、一人ボランティアで行なっているという
行政が未公認なのに百名山に選ばれたり、ガイドブックに載っているのは、正しい在り方ではないように思う
事実、ボランティアの手が追いつかなくなり、廃道を余儀なくされたコースが未だガイドブックに載っているというのは、あまりに悲しい
鹿の角がこっそりと置かれているのは、戯言として良い
登山口からいきなりの急登を越え、すこし穏やかな登りになってきた
のだが、行く手を阻むような倒木の嵐
できることならメンテナンスのボランティアに参加したいが、やはりできないな
今朝も少し雨が降ったようだが、登山道はスギの枯葉で覆われているため、ぬかるんではいないのが救いだ
タチツボスミレだろう
この登山道を一人ボランティアで維持するのには、到底無理がある
中腹から大岩が目立ってくる
ロープは転落防止として補助的に使う

つつじ岩と名付けられた大岩
山地の岩場、崖地などに生える、ヒカゲツツジの生育地のようだ
相当な急坂
尾根道に出た

展望のある場所に出たが、周囲の山はガスに覆われている
遠方に白い花
超望遠で覗くと、なんだノリウツギのようだ
さらに岩むき出しの尾根道を進む

標高430m地点のピークの背後に、二股山が見える
イワウチワの生息地のようで、登山道からもそれらしき葉は見えるが、花の姿は見えない
観賞と保護は、難しい問題だ
大仏岩
山頂近くで会えるかもしれない、カモシカを探しながら


展望所に着いた、が眺望は利かず
栃木県の県花、アカヤシオ(ゴヨウツツジ)が咲いていた
登山道を外れ、岩と崖に苦労して、木の下にたどり着き撮った写真
展望所でスナック休憩を取り、もう一息
南峰の雷電祠に到着
祠のすぐ先が、3月の6座目、今年の24座目、二股山南峰(標高569.6m)
山名版の裏にあった三角点
ヒカゲツツジと思われる新芽と蕾だが、花は一輪も見当たらない

ヒカゲツツジは白花なので、これもアカヤシオの花と蕾のようだ
南峰から北峰へのキレットは、半端なく切り立っている
キレットとは、山の鞍部(ピークとピークの間の窪み、峠)が深く切り立った場所を言うが、「切戸」と書く日本語だったのね
一応ロープが掛けてあるが、過去最大級の急坂をおりる

ようやくと鞍部に到達
ということは、北峰に向けて急登が始まる

最後の岩場をボルダリングでこなし、北峰山頂の雷電祠に到着
3月の7座目、今年の25座目は、栃木百名山第61座の二股山北峰(標高570m)
表示を信じれば、南峰より40cm高いが、南峰が二股山山頂とされている
山と溪谷編集部が選定した日本百低山には選定されていないが、幻冬舎刊行の「日本百低山(日本山岳ガイド協会編)」では、各都道府県から2山づつ選出された百低山に、日光の社山とともに二股山が選ばれている
それなのに個人管理で運営されているのは、どう考えてもおかしい
周回コースの下りは、沢へおりてゆく
岩場を過ぎるあたりからタチツボスミレが見え始まる


小さな黄色い花が転々と咲くのは、
ダンコウバイ(檀香梅、ウコンバナ、シロヂシャ、Lindera obtusiloba、クスノキ科クロモジ属の落葉低木から小高木)
雌雄異株で、雄株のほうが花序が大きく花数が多く、花も大きい
樹皮にビャクダン(檀香)のように芳香があり、花が梅に似ている(そうか?)ことから檀香梅の名が付いた


同じクスノキ科クロモジ属のよく似たアブラチャン(油瀝青)には短い花柄があり、枝から少し離れて小さめの花が咲くが、ダンコウバイの花柄は12~15mmと短く、枝に直接花が付いているように見えるという
だとすると、これはアブラチャン(油瀝青)?

クロモジ(黒文字)も似たような花を付けるが、葉の展開と同時期に咲くようなので、ここには無さそう
ん?
植物も奥が深い
とりあえず「春の黄色い花」の宇宙
葉が全裂しているのは、エイザンスミレと思っていたが、それより小ぶりなヒゴスミレという東日本では希少なのがいるらしい
葉が葉が5全裂するヒゴスミレに対し、この子は3全裂なので、エイザンスミレで良いようだ

ヒトリシズカ(一人静)の芽出しの姿
美味しそうな新芽だが、なんだろう?


沢の水はまさに清流
短時間ながら、とんでもないキレットやボルダリングも経験でき、春の息吹を感じられるいい登山コースでした
登山道から駐車場までの短い間に、
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾、オオヤマシロカネソウ、Dichocarpum trachyspermum、キンポウゲ科シロカネソウ属の二年草)
花弁状の萼片は5個で、長さ4-8mm、幅2-4mmになり、全開はせず、萼片の内側に小さな花弁が5個あり、花弁の舷部はオレンジ色で幅の広い軍配形、蜜腺があって蜜を分泌し、直立するか内曲し、その柄は黄白色になる
雄蕊は15個ほどあり、長さ3-5mm、葯は白色で、雌蕊は2個
果実は袋果で長さ0.9cmになり、基部で2個が合着して広がり、魚の尾のように見えるため、サバノオの名が付くらしい
ユリワサビは、那珂川町富山の岩うちわ金谷群生地で初見している
駐車場までの林道沿いに、一人ボランティアのおじさんが植えたスイセン

この林道は砂利敷きだが、ボコボコだし狭いし、車を侵入させてもらえるだけ一人ボランティアおじさんには感謝だが、軽自動車で来て正解





下山メシは、鹿沼市末広町の「FARR」
塩チキンカレー
岩中豚と牛肉のミートボールのココナッツミルクカレー
若者移住者が頑張っており、本格的な食材で味も大変良いのだが、一人ボランティアおじさん同様の、空回りを感じる一日でした