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4/16/2026

富士旅行(三方分山)

2026/4/16 (Thu)

笛吹市内のHotelから、富士山の姿は見えない
西に目をやると、南アルプスの山々が!
左が「赤石岳」、右が「小赤石岳」のようだ
さらにその右に「千枚岳」から「荒川東岳(悪沢岳)」
「間ノ岳」
日本第2位の高峰「北岳」まで見えました
笛吹川沿いの道からは「八ヶ岳連峰」
国道358号線(精進ブルーライン)を抜けて、精進湖畔の他手合浜(たてごうはま)駐車場から、桜と精進湖と日本第1位の高峰 富士山
駐車場は、ドラマ「Hot Spot」の舞台となった、精進マウントホテルの目の前
4月3回目の登山は、ホテルの後ろの山を、ぐるっと周回する
丁度「富士箱根伊豆国立公園」の縁を歩くことになる

手前の「大室山」とで、「子抱き富士」の絵
湖畔の桜は、散り始めてはいるが、まだ綺麗
精進湖をはさんで西湖と本栖湖はかつて「古剗の海(こせのうみ)」という一つの海だったが、紀元前の富士山噴火で本栖湖が独立し、864年の貞観大噴火で残ったのが西湖と精進湖だという
この三湖の水位は今でも同じだと言い、パスカルの原理から言って、地下で繋がっているのだろう

花穂が太いので、アカシデやイヌシデよりも、クマシデだろう
精進バス停から北に、甲斐と駿河を結ぶ古道「中道往還」を歩く
向かう三方分山(さんぽうぶん)が見える
富士河口湖町精進の村社「精進諏訪神社」
祭神は、建御名方神(タケミナカタ、オオクニヌシの子、国譲りの時タケミカヅチとの力競べに敗れ諏訪に封じられた)

天保14年(1843)に再建された本殿は、拝殿を兼ねた覆屋で覆われている
少し南に、国指定天然記念物のご神木「精進の大杉」があったのだが、見落としてしまった
諏訪神社と敷居を並べる、曹洞宗 石花山(せっかざん) 龍泉寺は、昭和25年(1950)に奉納された撞鐘が「一つ茅葺屋根の下」
江戸時代中期の宝暦年間(1751~1763)の大火ですべてが焼失し、現在の本堂と庫裏はその後に再建されたもので、木造竜泉寺開山像と竜泉寺伝聖観世音菩薩坐像が安置されているという
民家の窓に映り込んだ、サクラ
より東方の若彦路と、西方の河内路との間にある、中道往還(なかみちおうかん)は、東海道吉原宿にあがった駿河湾の生魚を、一昼夜かけてこの道で運び、翌日の早朝には甲府の魚市場に届いたといわれる幹線路だった
穂状花序をつけた、フッキソウ(富貴草)は、初めて見たかもしれない
雄花は茶褐色の葯をもつ白く太い雄蕊が4本長く突き出し、雌花は雄花の基部につき、雌蕊は先が二つに分かれるというが、
雌花がどれか、わからないな


精進集落を抜けると、今川氏、織田信長、徳川家康も通ったという、戦国~江戸時代の路になる
ミツバツツジ類のホンミツバツツジか、トウゴクミツバツツジだろう
お!、ヒトリシズカが咲いている
穂状花序の花だ
鮮魚を背負い、走って登ったであろう、古道
ナツトウダイ(夏燈台、Euphorbia sieboldiana、トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草)
茎の先端に長楕円形の葉を5枚平らに輪生し、そこから花序が上に出る
花序の下から5本の枝が傘状に広がり、その先端に杯状花序が付き、その基部から二叉分枝した枝が出て先端に杯状花序をつける
ややこしいやつだ
雄しべ(雄ずい)の先端にある、花粉を形成・蓄える袋状の器官「葯(やく)」が暗紅色、茎葉は対生し長楕円形で、褐色を帯び灰白色の斑紋があるヨゴレネコノメか、よく似たニッコウネコノメ
キブシ(木五倍子)の花
4つ5つ現れる精進川の防砂ダムは、江戸時代には無かっただろう
その度にダムを迂回して登り、中道往還へもどる
ダム越えが意外とつらい
斜面が急なので、流れた土砂で根が出てしまった大木が、いくつもある
ナデシコ科ワチガイソウ属の植物だろうが、雄蕊の先端の「葯」が褐色ではないのは、まだ成長途上だからだろうか?
雄蕊が10本あれば、トウゴクミツバツツジだが、5本に見えるので、ホンミツバツツジだろう
マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草、円葉崑崙草、Cardamine tanakae、アブラナ科タネツケバナ属の多年草)の蕾
これは、ニリンソウでしょうか、トリカブトでしょうか?
葉の上部の丸まった塊が、蕾かと思ったが、次の新葉の芽だった
茎は赤みを帯びて、葉の裏も同じ色のものと、緑色のものがあった
ニリンソウとトリカブトは、同じ場所に生えることが多いようで、何とも言えない
登山路に、黄色い金平糖のようなものが、たくさん落ちている
見上げると、アブラチャンかな、ダンコウバイかな?
花柄があれば、アブラチャン、無ければダンコウバイでしたね(二股山高柴山参照)
向かう三方分山が、富士のようにそびえて見える
沢から登り切ったところが「阿難坂(女坂)」
「阿」は女性を意味し、妊婦がここまで来て産気付き、母子ともに亡くなった供養のため子抱地蔵を祀ったことに由来するらしい
そもそもなぜ妊婦が、こんな峠越えをする必要があったのだろう?
古くは「坂」を「峠」の意味で使っていたという
富士山と精進湖が見え始めた
阿難坂からは、尾根道を登ってゆく
尾根に出たとたん、甲府盆地側からの強風に煽られながらの尾根歩き
その分、富士山側の眺めも楽しめる
ホンミツバツツジと、富士


マメザクラ(豆桜、フジザクラ、ハコネザクラ、Cerasus incisa または Cerasus incisa var. incisa、バラ科サクラ属の落葉低木、日本固有種、山梨県の県花)
関東地方西南部と、山梨県、長野県、静岡県の山地や丘陵地に分布し、他のサクラよりも白色を帯びて小さく、耐寒性も高い(ピンボケ御免)
富士山の8合目付近から上は、昨日降雪があったと見え、今日のために化粧直しをしてくれた
葉が三角状長卵形から三角状披針形で、長さ5-10cm、先は漸尖形、基部は深い心形になり、縁には低い鈍鋸歯があり、葉柄は長さ6-8cmになるのは、ナガバノスミレサイシン
甲斐と駿河を分けるブナ?
この急斜面をジグザグと登る後ろを、富士山が見守っている
完璧すぎる、今日の富士山

急登を終え、余裕を見せる




三方分山の山頂から、三方向に境界尾根が伸び、八坂(見延町)、精進(富士河口湖町)、古関(甲府市)の3村の境界点というのが、命名の由来
4月の第4座、今年の29座目の三方分山(さんぽうぶん、標高1,422m、山梨百名山)に登頂
予想したよりかなりハードな登山でしたが、お天気と富士山のおかげで、ここまで来れた
展望が良いとのことだったが、、、
これか!




三方分山から精進峠への尾根を下る
右手には朝見た南アルプスの山々が見えるのだが、木の枝が邪魔してなかなか眺望が得られない
そうこうするうちに、4月の第5座、今年の30座目の精進山(しょうじ、標高1,409m)に到着
祠が祀られていた
アルプスの山を写真にとるため、焦点深度を目いっぱい深めてみた
木の幹の左に「赤石岳」と「小赤石岳」、右に「荒川東岳(悪沢岳)」
その右にも「間ノ岳」と「北岳」だろう

岩の急坂を、手をついてくだる



途中にヒミツの富士山展望箇所があった
他手合浜駐車場の真上で、我が家の車も見えている
展望台を作ってくれたのはありがたいが、周囲の木々を切り倒しちゃって大丈夫?


ガイドブックやYamapなどの情報から想像する以上に険しい、山歩きだ

少し先には、ヒミツではない展望所
朝からほぼずっと、雲に隠れることが無い、今日の冨士
アセビ(馬酔木)も、登山道に積もった白い花で、そこにあるのがわかる

精進峠に到着

アセビの森
極端なヤセ尾根を抜ける

峠は尾根の鞍部なのだから、その先は登り坂

先ほどの三方分山が、あんなに遠くに
南アルプスも、雪が解けたら歩いてみたいな

画像検索では、右から北岳、間ノ岳、農鳥岳から成る白根三山とでるが、本当か?
4月の第6座、今年の31座目、偉主山(いぬ、標高1,305m)

根子峠へくだる
くだる
眼前には次の頂
本栖湖分岐に「千円札の逆さ富士」と書かれているが、本栖湖畔まで下りた場所らしく、すぐそこ、的に書かないでほしいものだ
そもそもいつの千円札?と言われるのがおちだ

キタ――(゚∀゚)――!!パノラマ台
パノラマ台でゆっくりしていると、後方から今日の3人目の登山者に追いつかれたが、皆日本人
訪日観光客は、あちら側を登っているのだろうか
本栖湖
本日のミッション達成

根子峠まで戻り、駐車場へくだる
パノラマ台だけを目指すハイカーが使うルートなので、整備の手が入っている




ミツバツツジ、トリカブト、タチツボスミレ、ヒトリシズカが戻ってきた

精進湖畔まで戻ってきた
一日中姿が見れて、満足な登山でした

標高差では、わずかに「高峯~仏頂山」に及ばず、距離では、わずかに「向山~花瓶山」に及ばなかったが、時間だけは今年の最長を記録したが、これってゆっくりだったってことか
景色あり花ありだから、まあいいか