9/29/2008

ちょっと遅い夏休み


姉夫婦が9年ぶり(?)のCA訪問。
到着翌日にNapaからSonomaのワイナリー巡り。


10時過ぎ、家を出た時は曇天、雨になるのかと心配になったが、Napaに着いた時には晴天となった。ワインフィールドはやっぱり晴れた空の下で回りたい。
Yountvilleで昼食。ファンシーなレストランで小粋でおしゃれなサンドイッチを楽しむ。本日最初のグラスワインをいただく。
ワイナリー巡り開始。

まずは"MUMM NAPA"スパークリングワインで有名。
"Roundhill"ワインテイスティングで5種類のワインを試飲。
"V.Sattui"4種類のワインを試飲。
"Robert Mondavi"ナパのワイナリーで一番有名かも。

Napaを後にして、Sonomaへ。
"BR COHN"持ち主はドゥービーブラザースのマネジャー。オリーブの生産もしている。

今回5軒のワイナリーを回ったが、どこもそれぞれ独自の個性があって魅力的。こんなワイナリー巡り、テイスティングが楽しいとは知らなかった。
Sonomaのダウンタウンを一周。6時を過ぎてどこも店じまい。ウィンドショッピングとなる。

一気に南下。
サンフランシスコの北、Tibronで夕食。
ハーバー沿いの本格イタリアンレストラン。前菜のポートベラ、クラムチャウダーから「これはいける」の声が上がる。続くパスタ、シチューも最高のお味。ボトルワインも飲みきって、大満足のディナーだった。アメリカでもおいしいイタリアンが食べられた~!さっすが、サンフランシスコだ。

大いにワインを楽しんだ一日だった。ナパ・ソノマは大人が楽しめる場所。姉も兄も気に入ってくれたようでホント良かった!
次回はまだ飲めない息子(アメリカは21歳から飲酒OK)を運転手に雇おう。


Austin出張をはさんで、木曜はオークランドでライブ鑑賞。
先日のナベサダ公演の姉妹店でDUHKSという、カナダのバンドを楽しんだ。

金曜から1泊でカーメルまでドライブ。
ホテルでは面白くないと、必死に探し出したBed & Breakfastに泊まり、繁華街をぶらぶらショッピングして周り、おいしい食事に当然のワイン1本。
その夜、B&Bのリビングで持ち込んだワインを飲みながら、馬鹿話にふけっていると、他の宿泊客夫婦に話しかけられ、高級スコッチのOBAN Single Malt 14年をがんがん飲まされた。

旦那は信号機で言う黄色の会社の研究開発博士。もとはテキサス機材社のKファブにて、原版への補助パターンによる近接光効果を確立した人らしい。また干渉計にも詳しく、行き帰りの位置ずれが起こるヒントを聞いちゃった。

この夫婦は再婚1年半で、今日は奥さんの誕生日、さらに旦那のプロポーズ2周年ということで、われわれに絡む前からかなりお酒を召しており、われわれが話を聞いてあげるものだからさらに激飲みして、最後は歩けなくなっておりました。

翌朝、旦那は完全に二日酔い。対して年長の奥様は昨夜の醜態はどこへやら、ドライブの情報をホストさんに聞きまくっていました。どっちが運転するのだろう?

こちらはベンツでモントレーへ行き、ピアで美味しくランチをいただき、1号線沿いにある農家の直販所でアーティチョークの心臓唐揚げ、数珠なりのメキャベツなどを仕入れ、我が家で最後の晩餐会。
最後の夜は日本からの手土産焼酎と赤ワイン2本で締めました。

楽しんでいただけたのか、疲れさせただけなのかわかりませんが、本日帰国の途につかれました。
夏も終わり、我が家も皆日常の生活に戻ります。

9/16/2008

庭の恵み


5月から住んでいる新しい家の庭には、果物が豊富です。
前の家にもいろいろあったのですが、木自体が若いのか、あまりおいしいフルーツは収穫できませんでした。
8月後半から「イチジク」が完熟です。
ためしにひとつ食べてみると、自然の恵みそのもので、大変いけます。
子供たちには人気がないようなので、老夫婦で毎朝ひとつづつもいでは、おいしくいただいています。
毎日ひとつの実が熟するところから、一熟→いちじく、という説もあります。

日本人にはあまりなじみがない果実にも思えます。
高価だったために、私の口に入ったことがなかっただけかもしれませんが。
英語ではFig。大昔から果実として重宝されてきたようです。

完熟イチジクはやわらかく、ちょっとどろっとしていますが、一歩手前はツブツブ感覚があり、甘みも適度です。
最も完熟すると鳥やアリたちも狙っているので争奪戦です。
先客に食べられてちょっとグロになったイチジクです。


今朝はトーストに果肉を塗って食べてみました。
これはいけます、無加工ジャムです!

9/01/2008

8月最後のイベント


ナベサダ、渡辺貞夫のコンサートに、快晴のサンフランシスコまで行ってきました。
サックス吹きの次男と、ベースマンの長男も希望により参加。

会場は、場末のバーを想像していた私にはびっくりの大きさと新しさ。
中はレストラン形式で、もとはすし屋からのスタートとのことで、お寿司の味も良かった。
昼の部ということもあり、子供連れもOK。ただしお子様料金は15歳までということで、うちは大人4人分。
それでも一人$30を切る料金で、あの場所でJazzが楽しめるなら良いんじゃないでしょうか。

一人で出てきてソロを聞かせるのか、子供受けを狙って童謡やらゆきさおりの世界に走るのか、海外在住の日本人慰労の懐メロをやられるのかかなり不安だったが、オリジナルのバンドメンバーで登場し、日本語一切なしのまじJazzパフォーマンスであった。

年齢を感じさせない力強さと、年輪を重ねた音色とで、期待以上に聴かせてくれました。
世界のナベサダ、まだまだ健在です。