12/29/2006

2006年末


日本では年末が始まったらしい。

ここアメリカでは、時差の都合もあってまだ木曜日。あと一日働かないと土曜日が来ない。
そうです、祭日は1月1日だけなのですが、今年はカレンダーの勝手な都合で、年末年始が3連休になると言う幸運に恵まれました。
1月2日はふつ~に仕事が始まります。

もし1月1日が水曜だと、ぽつんとその日だけお休みになります。
さみしい・・・

とはいえ、日本の風習で会社に来ている日本人は数えるほど。
私の下には5人の日本人がいますが、全員休暇中。
あ、お芋の国の人は仕事してるのかな?でも1台の設置が今日完了したから、明日は休みかしらん?

今年は大変な年でした。
2006年、365日のうち、180日をヴァージニアで過ごしました。テキサスが23日、日本が10日、お芋の国が6日です。
8月の中までほとんどヴァージニアに行きっぱなしだったわりに、365日の半分に満たなかったのが不思議です。

出張は25往復。最低でも50回飛行機に乗りました。乗り換えもよく使ったので、70便近くは使ったのでは。
移動に使った時間たるや、50回x6時間(平均)=300時間=12日半。
毎月、丸1日飛行機に乗ってたことになる。これって、ばか?

50回も空港に行けば、100時間近くそこで過ごしたことになる。これもたいしたムダだ。
1日8時間労働として、10日分以上を、飛行機待ちで浪費したことになる。
もっとも、労働時間以外の離発着が多かったのですが。

あ~、もうこれ以上考えるの、やめた!
明日が仕事納めだぁ~

今年一番泣けた映画は、CLICKでした・・・機内で見ました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Click_(2006_film)

皆さん、良いお年をお迎えください。

12/28/2006

久々の楽園


行ってきました、メキシコのPuerto Villarta.



数ヶ月前に宮古島へ行った友人が、哲学的なことを書いていたが、こういうところで波の音だけを聞いて時間を過ごしていると、輪廻転生やら宇宙創生といったことが、自然と湧いて出てくるから、不思議なものだ。

きっと波の音が、脳の中にある、動物としての記憶領域に刺激を与え、太古からの歴史を思い出させようとしているのではなかろうか。

12/22/2006

<5日目>

もう帰る日になってしまいました。
午前中を少しでも楽しもうと、皆ちょっとだけ早起きをしました。だけど水に入るには、9時はまだ寒いです。
昨日少しプールで泳いだ私ですが、五十肩でクロールが厳しいのに加え、プールからさっと上がる事ができないのは困りました。
右肩に体重をかけられないのです(水深140CM)。そんな事から右肩だけでも痛めているとプールからまともに上がる事もできない→”左肩だけで上がれるだろうか”となり→”両手を使わずに上がれるだろうか”と話は懸賞(お小遣い)付きのチャレンジに発展しました。

長男・次男は左手だけで這い上がる事はいとも簡単にやってのけました。
私とは身長差もあるので当然でしょう。しかし長男が両手を使わずに上がったのにはびっくりしました。根性です。体中すり傷だらけになっていました(笑)。
その様子を見て次男は棄権。こんな時性格が出ます。
それにしても若いっていいなあー。何でもできちゃう。いっぱいの可能性があるなあーなんてこんな些細な挑戦にも思いました。

いいお天気になってきました。
午前中いっぱい海辺でゆっくりと残り時間を過ごしました。
1時、お迎えの車が来て空港に向かいました。

5時50分、サンフランシスコ空港到着。
あっという間、5日間でした。でもたくさんのいい思い出ができました。やはり旅行はいいです。
無駄遣いしないでお金貯めて、また近い内に家族で旅行がしたいです。子供達も家族旅行を楽しんでくれている内に・・・。

12/21/2006

<4日目>

焼けるような太陽はなく、日が蔭ってからは一枚上に羽織りたいような気候。ぎらぎらした太陽が少し恋しい気もしました。
おまけに今日は朝から雲行きがあやしい。
ダウンタウンに行く事にしました。
ダウンタウンまではタクシーで20分ほどです。メキシコのタクシーは、日本ではもう走っていないようなぼろぼろの車がほとんどです。小型タクシーに5人すし詰め状態のメキシカンライドをして行きました。メーターはないので、乗る時に値段交渉をします。

ダウンタウンは想像以上に面白かったです。



海岸線に続く数々の像、道路を隔てて土産物屋さんが並びます。



今回はPuerto Vallarta在住の画家の絵を買ってきました。彼は両手が不自由で全て口で描いています。
ダウンタウン(写真2)をふらふら歩くと行き着くところはフリーマーケット。ビルの中に小さいお店が所狭しと入っています。日本のアメ横のような感じです。



その中で私達5人は散り散りになって買い物を楽しみました。

幸い雨も降らないばかりか日が差してきましたので、ダウンタウンを出て大急ぎでホテルに戻りました。
ああ、本当に5日間は短すぎ・・。

ホテルのバッフェの昼食を食べて海に直行です。
そしてその後はプール・卓球・ビリヤード・バレーボール・ブギーボード・ジェットスキー他・・・やりたい事はいっぱいあるんだけれど、波の音を聞きながら本を読んだりとろとろ寝るのも捨てがたいです。




明日は帰りと思うと時間よ止まれと叫びたい。

7時、予約してあったメキシカンレストランで夕食。
これまた最高に楽しいディナーとなりました。何と言っても前菜で注文したハラペーニョ(メキシカンペッパー)のフライが、その楽しさを爆発させました。これがとんでもなく辛い。
皆涙ぼろぼろで苦しみながら(?)食べるんですが、食した後の感じが実にいい。これで超ハッピーになってしまった私達は笑い通しのディナーとなりました。





おなかがいっぱいになってしまってデザートまで食べる事ができませんでしたが、最後に入れてくれたFlaming Coffee(炎のコーヒー)は青い炎が神秘的でとっても素敵でした。
9時、ショーも見ました。(昨晩はメキシカンダンスショーでしたが、疲れきった私達は見に行けず、夫だけが楽しんできました)
そしてこの日のショーは”ベストカップルショー”
会場から引っ張り出された4組のカップルが主役です。スペイン語と英語を話す司会者がゲームの進行役。
数々のおかしなゲームをカップルにやってもらいます。その中で一番可笑しかったのが風船割り。よくあるカップルで協力して次々と風船を指定された形で割るのですが、これが抱腹絶倒。思いっきりばか笑いしてしまいました。
10時半近くまでショーを見て、今日もおしまい。

明日はもうカリフォルニアに戻ります。

12/20/2006

<3日目>

オプショナルツアーに参加しました。次男もどうやら回復して無事行く事ができました。
10時出発Main Marinaから船に乗り、まずはLos Arcosでシュノーケリング。
船上でマスク・シュノーケル・ライフジャケットを借りて海に飛び込みます。が、ここの海岸は砂が舞っていて水中がよく見えない!
おまけにライフジャケットが邪魔をして潜れない(脱いではいけないと言われる)!正直ダイビングを楽しむ海ではないようです。水中カメラも持ってきたけれど、ほとんど撮る事なしで終わりました。Puerta Vallartaはお魚との戯れは期待できない。これには家族全員かなりがっかりしました。

体調が回復元気いっぱいになったかと思えた次男は今度は船酔い。どうもついていないようです。

お次はLas Animas。
ここで昼食。地面に足をつけてからは単純なもので次男も元気になり昼食をペロッと平らげました。
海岸ではパラセーリング・ジェットスキー・バナナボートができます(有料)。
ここで遊びたい人は残る事も出来ますが私たちは次の目的地
Quimixtoへ行きました。

Quimixtoは小さな田舎町で漁港になっているそうですが、人々の生活ぶりは都心部とは全く異なります。
ここでは馬で滝のある丘を登りました。いや~、それにしても驚きました。何十頭もの観光客を乗せた馬がガイドに引っ張られる事無しに狭い丘道を登るのです。


途中清流の中もばしゃばしゃと入って行く馬達。子供達は乗馬クラスを受けていましたから何という事はないのでしょうが、私は馬に乗るなんて40年ぶり?!大騒ぎしないようにするのに苦労しました。
夫は嫌がって馬糞だらけの山道を歩きました。ハハハ。。

頂上には10メートル程の滝。その滝壺には入れるようになっています。

娘と長男は吊橋を渡り滝壺へ入りました。さらに滝を綱に捕まって数メートル登り岩場で滑り台!あ~あ、いかにも若者がやりたそうなこと事です。でも見ているほうは、怪我をしないかとはらはらどきどき。次男も体調がよければできたでしょうに・・。
帰路も馬です。それにしても訓練された馬達です。グループごとにつくガイドのヒューヒューという指示に、素直に足を動かします。
帰りの船では船員達が踊りまくり、飲み放題のカクテルをがんがん飲む人達がいます。
6時半、船はMin Marinaに帰ってきました。




12/19/2006

<2日目>

旅行に出ると調子が悪くなる次男。今回もアレルギーか風邪か?どうも調子がよくありません。

この日は一日ホテル内で過ごしました。ビーチではブギーボートやカヤックを借りて波乗り遊びをしたり、ビーチバレーのゲームに参加したり・・・。

ホテルでは日中数々のイベントがあります。水球ゲーム・水中エアロビ・カヤックツアー・卓球大会・ビンゴなど、他にもいっぱいです。
しかし次男は部屋でゆっく休養してました。ほおっておいてもいい年齢になったのは助かります。

ホテルにはバイキングのレストランの他に予約制のイタリアンとメキシカンの二つのレストランがありました。
着いてすぐに予約を入れたのですが、イタリアンの予約を取れたのはこの日の9時のみ。滞在期間の短い私たちなので、今日を逃したらと遅い夕飯となりました。



でも行って良かった~。アメリカではちょっと食べる事が難しいおいしいイタリアンコースを頂きました。