7/30/2023

2023/7月の散歩(澤観音、那須神社)

2023/7/30
猛暑の最中、宇都宮よりも暑い大田原方面に向かい、矢板市沢の真言宗 補陀落山 千手院 観音寺横のハス池
人の背丈ほどにも伸びた、蓮で埋め尽くされています
スイレンの葉は水面に浮いていますが、ハスは水面より上に育ちます

ハス(蓮、荷、藕、Lotus、Nelumbo nucifera、インド原産のハス科ハス属の多年性水生植物)
地下茎は「蓮根」です

ハスの実は、でん粉が豊富で、生食したり餡として加工したり、蓮肉(れんにく)という生薬として、鎮静、滋養強壮作用があるという
上三依の水生植物園で見た、ヘラオモダカかと早合点をしたが、サジオモダカというやつがあるらしい
葉の形がさじ(スプーン)に似ているサジオモダカ、細長い楕円形ならヘラオモダカらしい
葉の写真が無いので、何とも言えないなあ
これはイグサ科のクサイ、あるいはホソイ、エゾホソイといったものか?
ミソハギ
エゾミソハギは茎に毛があり、葉の根元が茎に巻き付くそうなので、これはミソハギですね




ハスの池に、八重咲のハスがありました
開きかけの八重咲ハス
花弁が落ちた後に、種ができる穴から何かが生えています
観察中
これは、どういう現象なのでしょうか?

この芽のようなものも、枯れていくようです
こちらは普通のハスですが、違いすぎますよね





ユニークなハス観賞池でした
折角なので、観音寺にもご挨拶

参道には、メランポジウム(Melampodium divaricatum、キク科メランポジウム属の一年草)

さらには、ヒオウギ(檜扇、Iris domestica、アヤメ科アヤメ属の多年草)
どちらも初見の花です




ヤブラン




フジの実が垂れさがっています
こちらは、前回訪問時に、地下の石仏を御開帳いただいた千手千眼堂

道の駅 那須与一の郷裏の那須神社(金丸八幡宮)参道
花の階層間隔が広いので、別の植物かと思いましたが、これも
アキノタムラソウ
で間違いないようです

昨年11月に訪問した時は、厳かなとても良い雰囲気の神社だったのですが、
真夏の暑さと、鬱蒼とした草木のせいか、痛みの進んだ痛ましいお姿でした