7/26/2023

2023/7月の散歩(小田代ヶ原)

2023/7/26
今日も酷暑の予報のため、戦場ヶ原へ
赤沼からすぐの小川沿いの、キンミズヒキ(金水引、ヌストグサ、サシグサ、Agrimonia pilosa var. japonica、バラ科キンミズヒキ属の多年草)かな?
これは、イケマ(生馬、牛皮消、ヤマコガメ、コサ、Cynanchum caudatum、キョウチクトウ科ガガイモ亜科イケマ属のつる性の多年草)のようだ
白い5枚の花弁の後ろに、角のような額が見える。植物体を傷つけたときに出る白い汁(乳液)にシナンコトキシンなどを含み有毒で、地下には長く太い根茎があり、アルカロイドを含み毒性があるが、漢方では、イケマの根を「午皮消根」といい、利尿、強壮、強心薬として、また、食中毒の解毒や腹痛、歯痛、風邪薬、回虫の駆除として使われていた(過去形?)
今回、小田代ヶ原までハイクした目的は、この大姥ユリを見たかったから
前回(7/12)に見た姿
2週間で茎をのばし、花を咲かせて、散り始めていました
背丈は180㎝くらいですね


イブキトラノオが、背を伸ばしています
ホザキシモツケも、大集落を作っています
トモエソウ(巴草、Hypericum ascyron、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年草)も、点々と咲いています
イヌゴマも、あちらこちらに

白色は、何でしょう?
小さなウバユリ
装飾花が1枚なので、イワガラミでしょう
蔓性のアジサイ科です
キツリフネは、細い蔓1本で、花をぶら下げています
アキノキリンソウかと思いましたが、キオン(黄苑、ヒゴオミナエシ、Senecio nemorensis L.、キク科キオン属の多年草)ですね



植物観察は、難しいです


小田代ヶ原の代名詞の、シラカバ
ノアザミ、ノハラアザミ、ニッコウアザミのどれだろう?

サワギク(沢菊、ボロギク(襤褸菊)、Nemosenecio nikoensis、キク科サワギク属の多年草)

ツリガネニンジン


同じツリガネニンジン属のソバナも見たかったが、みなツリガネニンジンのようだ




オニルリソウ(鬼瑠璃草、Cynoglossum asperrimum、ムラサキ科オオルリソウ属の越年草)

人気の少ない、素敵な場所です
小田代が原の貴婦人、シラカバ
ホザキシモツケ
日光連山
クガイソウ
バス停前に、大きなキオンかと思ったが、大きさも葉っぱも別物
マルバダケブキ(丸葉岳蕗、Ligularia dentata、キク科メタカラコウ属の多年草)で、花は直径5cmほど


ヤマオダマキは、道路脇でも繁殖しています
小田代ヶ原バス停からしばし記録が途絶えましたが、約10kmのハイクでした
今日の上三川は、夕方4時でも37℃
9-5時で、避暑地でのお散歩ができるのは、ありがたいですね

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