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7/18/2024

2024/7月のハイク(前日光)

2024/7/18 (Thu)
前日光ハイランドロッジから古峰原へ
牛の放牧場に野生のシカの群れ

半端な数じゃありません
あちこちで厄介者とされるシカですが、ここなら百頭は捕獲できそう
牛たちは、のどかなもの
「関東ふれあいの道 栃木3番 高原と牧場のみち」を、前日光ハイランドロッジから古峰原へ
前日光牧場のフェンスをぐるりと迂回し、いよいよハイキングコースが始まる
関東地方の梅雨は、今日明けたとか
方塞山(ほうさいさん)まで来ました

山頂はタワーのそばにありました
標高1,388mの方塞山からの眺望
三枚石までの林
ツツジのアーチをしゃがんで潜り抜ける
標高1,378mにある、三枚石に到着
真言宗醍醐派 古峯原 金剛山 瑞峯寺(ずいほうじ)の奥の院であり、窟の中には瑞峯寺の本尊の金剛童子(不動明王)が祀られているという
天平宝字元年(757)に、日光山を開いた勝道上人(御年23歳)によって当山奥之院三昧石(三枚石)が開創された
見てのとおり3つの石がきれいに重なっているが、勝道上人が座禅三昧に高じた場所で、三昧石とも呼ばれている
隣に夫婦石があるが、説明がない


瑞峯寺の本堂は、鹿沼方面から古峯神社へ向かう途中にある、偶像崇拝が好きなお寺で、奥の院の周辺にも数々の像が並べられている

ついには、勝道上人本人が奉納したかのような石板まで
三枚石から古峰原のピークを目指す
一応、山頂表示(標高1,378m)と三角点がある、関東百名山、栃木百名山のひとつ
今日はここで、Uターン
帰路に立ち寄ったのは、聖観音菩薩金剛水
男体山のような石
牧場まで戻ってきた
行きには見えていた群馬の山々は、雲に隠れてしまった





①前日光ハイランドロッジ
 (標高1,298m)
②方塞山(標高1,388m)
③三枚石(標高1,378m)
④古峰原(標高1,378m)
⑤聖観音菩薩金剛水


山を下りて、鹿沼市下粕尾の天満星宮神社
天平神護2年(766)本殿屋根の小板葺きをした記録が残っており、創建はさらに古いというたいそうな古社
星宮大明神~星天神宮~天満星宮神社と呼び名が変わったようだが、天慶4年(941)天満宮として創立せられしが、宝永2年(1705)星宮を合祀せるに及ひて現在の社名を称せりとの記録もあるようだ
懸仏(かけぼとけ)と天神坐像(てんじんざぞう)の2点が、鹿沼市指定有形文化財(歴史資料、彫刻)になっている
祭神は、高皇産靈命(たかみむすびのかみ)
天満宮なので菅原道真公、星宮を合祀したときに磐裂神と根裂神も入ったはず
ふらっと立ち寄った杉の立派な神社でしたが、またもや色々な拾い物がありました

・北関東三十六不動尊霊場

密教の根本尊である大日如来の化身である不動明王(不動尊)を祀る
1988年4月21日に開創


群馬県栃木県茨城県

札番山号寺号本尊所在地 参拝年月日 
  1成田山水上寺
成田水上不動尊
大日大聖不動明王並に両童子群馬県利根郡みなかみ町湯原
  2海王山 善福寺金剛院
沼田成田不動尊
阿弥陀如来・成田不動尊群馬県沼田市坊新田町
  3秀岩山 滝水院大福寺
瀧不動尊
大聖不動明王群馬県高崎市中室田町
  4龍本山 松井田院不動寺
松井田不動尊
千手観音菩薩像群馬県安中市松井田町松井田甲
関東八十八ヶ所二番札所 上州三十三観音霊場二十一番札所
  5成田山光徳寺
成田山不動尊
不動明王群馬県高崎市成田町
  6石岡山 不動院退魔寺
茂呂不動
大日如来(胎蔵界)群馬県伊勢崎市美茂呂町
  7真光山 永照院長安寺
みかえり不動
釈迦牟尼如来(胎蔵界)群馬県伊勢崎市西小保方町
  8日輪山 観音院南光寺
笠懸不動
胎蔵界大日如来群馬県みどり市笠懸町阿左美
  9各願山 来迎院西慶寺
新田の触不動
阿弥陀如来群馬県太田市烏山上町
10清池山医王寺
黄金身代わり不動尊
薬師瑠璃光如来群馬県太田市新田小金井町
11赤岩山 地蔵院光恩寺
赤岩不動尊
不動明王群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩
12高錀山 釈迦院遍照寺
新宿不動尊
不動明王群馬県館林市緑町

群馬県栃木県茨城県

札番山号寺号本尊所在地 参拝年月日 
13御瀧山 明王院泉龍寺
乙女不動尊
大聖不動明王栃木県小山市乙女2023/6/10
14如意山 吉祥院延命寺
身代わり不動尊
延命地蔵菩薩栃木県栃木市大平町西水代
15光明山 金智院正仙寺
吹上不動
不動明王栃木県栃木市吹上町2024/5/26
16梅沢山 金蔵院華蔵寺
梅沢不動
不動明王栃木県栃木市梅沢町
17金剛山瑞峯寺
金剛不動尊
金剛童子栃木県鹿沼市草久2020/10/31
2024/7/18
18多気山持宝院
多気不動尊
不動明王栃木県宇都宮市田下町
下野三十三観音別格
2021/10/10
19光明山 摂取院宝蔵寺
成田不動
阿弥陀如来坐像栃木県宇都宮市大通り
栃木十三仏霊場
20稲毛山 金剛王院崇真寺
開運犬切り不動尊
胎蔵界大日如来栃木県芳賀郡芳賀町大字稲毛田2024/6/29
21喜連山 歓喜院慈光寺
雨乞不動
不動明王栃木県さくら市喜連川2021/3/29
22霊水山 普門院光明寺
感満不動
大日如来像 / 阿弥陀如来像 / 不動明王像 / 地蔵菩薩像栃木県さくら市氏家2022/12/02
23北照山
田福寺
金乗院
那須波切不動尊
不動明王栃木県那須塩原市沼野田和
栃木十三仏霊場、関東三霊場、関東108地蔵、関東91薬師、
2022/10/21
24龍頭山 不動院龍泉寺
龍頭不動明王
大聖不動明王栃木県大田原市山の手
下野三十三観音9
2021/11/11

群馬県栃木県茨城県

札番山号寺号本尊所在地 参拝年月日 
25法満山一乗院
身代わり不動尊
身代り不動尊茨城県那珂市飯田
26伝灯山 明楽寺和光院
田島の身代わり血不動尊
延命地蔵菩薩茨城県水戸市田島町
27笠原山 東光院神崎寺
開運水戸不動
大日如来茨城県水戸市天王町
28俊明山 無量寿院西福寺
開運不動尊
阿弥陀如来茨城県東茨城郡大洗町磯浜町
29降魔山 経音寺護国院
厄除不動尊
五大明王茨城県鹿嶋市宮中
30医王山 不動院 東光寺大日苑
不動尊院
願満不動尊
不動明王茨城県稲敷市江戸崎甲
31羽黒山 今泉院大聖寺
土浦大師不動尊
大聖不動明王茨城県土浦市永国
32筑波山 真福寺 愛宕坊一乗院
開運出世筑波不動尊
不動明王茨城県つくば市上大島
33秋嶠山 地蔵院妙法寺
金色不動尊
水引地蔵菩薩茨城県桜川市本郷
34道楽山 地蔵院永光寺
牡丹不動尊
大聖不動明王茨城県古河市尾崎2023/6/23
35明王山 智恩院慈光寺
弓田のポックリ不動尊
不動明王茨城県坂東市弓田
36清安山 願成寺不動院
安産子育不動尊
不動明王茨城県つくばみらい市板橋

群馬県栃木県茨城県



6/29/2024

2024/6月のハイク(芳賀、烏山)

2024/6/29 (Sat)
今日からCanonのPowerShot G5Xでの写真が復活
芳賀町稲毛田の真言宗智山派 稲毛田山 金剛王院 崇真寺(そうしんじ)
大門前の桜並木
北関東三十六不動尊霊場第20番礼所でもある

追分地蔵尊の台座には「右 文谷 大谷つ 左 森田 からす山」と刻まれているらしい
神亀5年(728)吉星があらわれ、そのうちの一つが下野芳志戸郷に落ち、占星によって天下泰平の兆しがある故に堂を建立し、金剛王院の勅号を賜り、妙尊上人が開山したとされ、大田原市の金剛寿院(消滅)、宇都宮市の金剛定寺と並び、「下野三金剛」の1つだという
馬酔木の大木だろうか?
江戸時代に入ってからは、幕府より御朱印20石を賜り、往時は末寺108ケ寺・常法談林・10万石の高い格式を得て、寺は隆盛をきわめたという
観音堂

境内のシダレザクラは、町の指定天然記念物
この屋根は修復中の鐘撞堂と思われる
大香炉と不動堂
開運犬切不動尊の別名を持つ、札所本尊である不動明王
そのいわれは、「まんが日本昔ばなし」にて「犬切り不動」として放映されたという以下のお話
下野国は芳賀稲毛田にある崇真寺に、十歳ぐらいで、いたずら盛りの智念という小僧がいた。
ある日、和尚さんがいつものように、仏様にお供えした物を片付けに本堂へ行ってみると、きれいになくなっている。はじめのうちは、小僧たちの仕業だろうと思って黙っていたが、毎日、毎日続くので、さすがの和尚さんも腹を立て、小僧たちを集めて尋ねた。
すると、小僧たちは口をそろえて、智念に疑いをかけた。智念は、取った覚えがないのでけろっとした顔で否定した。しかし、かえって和尚さんを怒らせ、疑いが深まり、盗人として強く責められた。大変悲しく思った智念は、身の潔白を晴らすには、盗人を明らかにすることだと思って毎晩夜遅くまで見張った。しかし、子どもなのでどうしても眠くなって寝てしまう。そこでお不動様に願いをかけることにした。三、七、二十一日間、汁絶ちをして、毎晩遅くまでお経を唱えて祈願した。
二十一日目の満願の夜、智念がお祈りを終えて、石段を下り始めた時、後方で「ギャオーッ」と闇(やみ)夜を貫くけたたましい叫び声が聞こえ、智念はハッとした。急いでお不動様のお堂へ戻ると、そこには小牛ほどの大きな白い犬が、血まみれになって倒れており、あたりにご飯やお煮しめなどのお供え物が、散乱していた。
「お不動様!」智念は思わず手を合わせ、お不動様を見上げた。目はらんらんと輝き、口を真一文字に結んでいるお不動様。手に持った剣の先からは、血がポタリ、ポタリとしたたり落ちているのだった。
不動堂にある不動明王像は、身の丈3尺3寸の立像で、大同2年(807)弘法大師空海が東北の旅の途上に立ち寄り、7日間逗留の護摩修行の結願日に不動明王が現れ、これを衆生に結縁したのちに一夜にして彫ったものと伝えられ、60年に一度開帳され、県内はもちろん国内有数の不動尊とされている






本尊の胎蔵界大日如来が安置されている本堂
この鳥居の神社に立ち寄ろうとしたら、隣にあった崇真寺を偶然見つけた
鄕社八雲神社
大同2年(807)下野助乙貫朝則、高尾神社の分霊を勧請創立
長徳2年(996)祇園牛頭天王と称し、明治6年(1873)八雲神社と改稱
主祭神;素盞嗚命、配神;春日大神、稻田姫命、大己貴命
拝殿右に神楽殿があり、八雲神社の太々神楽は町指定無形民俗文化財
流造の本殿は、拝殿の大きさからすると、かなり堂々としている

本日の昼食は、那須烏山市の「もり食堂」2回目
食堂の前に、ボタンクサギ(牡丹臭木、Clerodendrum bungei、シソ科クサギ属の低木)の蕾
きし麺のような平べったい田舎そばのお店だが、今時安すぎ
さらにハーフサイズはこの値段で提供している
けんちんそばの別盛りは、もりそばにどんぶり一杯のけんちん汁が100円でついてくる勘定
美味しいと噂のチャーハンをミニサイズでいただくと、みそ汁付きで300円
ミニ天盛り蕎麦が350円だが、田舎そばなのでこれだけでも十分満腹になる
ツユは薄め、甘めだが、蕎麦湯も美味しい
大輪のホタルブクロが、道端に群れを成している

アニスヒソップ(ジャイアントヒソップ、シロバナカワミドリ、Agastache foeniculum、シソ科カワミドリ属の多年草)






栃木/茨城県境の鷲子山上神社

今日はアジサイ散策

源平シモツケも盛り

アジサイの花
周りを囲むのは装飾花(ガク)
ポケットが欲しくてしまむらで買ったチョッキ




クサアジサイ(草紫陽花、Cardiandra alternifolia、アジサイ科クサアジサイ属の多年草)だろうか?
道路わきにたくさんある
どれも額をつけていないので、はっきりと断定できない


帰路、茨城県美和町の道の駅に立ち寄り、あまりの値段にビックリ!!!