6/29/2024

2024/6月の散歩(芳賀、烏山)

2024/6/29 (Sat)
今日からCanonのPowerShot G5Xでの写真が復活
芳賀町稲毛田の真言宗智山派 稲毛田山 金剛王院 崇真寺(そうしんじ)
大門前の桜並木
北関東三十六不動尊霊場第20番礼所でもある

追分地蔵尊の台座には「右 文谷 大谷つ 左 森田 からす山」と刻まれているらしい
神亀5年(728)吉星があらわれ、そのうちの一つが下野芳志戸郷に落ち、占星によって天下泰平の兆しがある故に堂を建立し、金剛王院の勅号を賜り、妙尊上人が開山したとされ、大田原市の金剛寿院(消滅)、宇都宮市の金剛定寺と並び、「下野三金剛」の1つだという
馬酔木の大木だろうか?
江戸時代に入ってからは、幕府より御朱印20石を賜り、往時は末寺108ケ寺・常法談林・10万石の高い格式を得て、寺は隆盛をきわめたという
観音堂

境内のシダレザクラは、町の指定天然記念物
この屋根は修復中の鐘撞堂と思われる
大香炉と不動堂
開運犬切不動尊の別名を持つ、札所本尊である不動明王
そのいわれは、「まんが日本昔ばなし」にて「犬切り不動」として放映されたという以下のお話
下野国は芳賀稲毛田にある崇真寺に、十歳ぐらいで、いたずら盛りの智念という小僧がいた。
ある日、和尚さんがいつものように、仏様にお供えした物を片付けに本堂へ行ってみると、きれいになくなっている。はじめのうちは、小僧たちの仕業だろうと思って黙っていたが、毎日、毎日続くので、さすがの和尚さんも腹を立て、小僧たちを集めて尋ねた。
すると、小僧たちは口をそろえて、智念に疑いをかけた。智念は、取った覚えがないのでけろっとした顔で否定した。しかし、かえって和尚さんを怒らせ、疑いが深まり、盗人として強く責められた。大変悲しく思った智念は、身の潔白を晴らすには、盗人を明らかにすることだと思って毎晩夜遅くまで見張った。しかし、子どもなのでどうしても眠くなって寝てしまう。そこでお不動様に願いをかけることにした。三、七、二十一日間、汁絶ちをして、毎晩遅くまでお経を唱えて祈願した。
二十一日目の満願の夜、智念がお祈りを終えて、石段を下り始めた時、後方で「ギャオーッ」と闇(やみ)夜を貫くけたたましい叫び声が聞こえ、智念はハッとした。急いでお不動様のお堂へ戻ると、そこには小牛ほどの大きな白い犬が、血まみれになって倒れており、あたりにご飯やお煮しめなどのお供え物が、散乱していた。
「お不動様!」智念は思わず手を合わせ、お不動様を見上げた。目はらんらんと輝き、口を真一文字に結んでいるお不動様。手に持った剣の先からは、血がポタリ、ポタリとしたたり落ちているのだった。
不動堂にある不動明王像は、身の丈3尺3寸の立像で、大同2年(807)弘法大師空海が東北の旅の途上に立ち寄り、7日間逗留の護摩修行の結願日に不動明王が現れ、これを衆生に結縁したのちに一夜にして彫ったものと伝えられ、60年に一度開帳され、県内はもちろん国内有数の不動尊とされている






本尊の胎蔵界大日如来が安置されている本堂
この鳥居の神社に立ち寄ろうとしたら、隣にあった崇真寺を偶然見つけた
鄕社八雲神社
大同2年(807)下野助乙貫朝則、高尾神社の分霊を勧請創立
長徳2年(996)祇園牛頭天王と称し、明治6年(1873)八雲神社と改稱
主祭神;素盞嗚命、配神;春日大神、稻田姫命、大己貴命
拝殿右に神楽殿があり、八雲神社の太々神楽は町指定無形民俗文化財
流造の本殿は、拝殿の大きさからすると、かなり堂々としている

本日の昼食は、那須烏山市の「もり食堂」2回目
食堂の前に、ボタンクサギ(牡丹臭木、Clerodendrum bungei、シソ科クサギ属の低木)の蕾
きし麺のような平べったい田舎そばのお店だが、今時安すぎ
さらにハーフサイズはこの値段で提供している
けんちんそばの別盛りは、もりそばにどんぶり一杯のけんちん汁が100円でついてくる勘定
美味しいと噂のチャーハンをミニサイズでいただくと、みそ汁付きで300円
ミニ天盛り蕎麦が350円だが、田舎そばなのでこれだけでも十分満腹になる
ツユは薄め、甘めだが、蕎麦湯も美味しい
大輪のホタルブクロが、道端に群れを成している

アニスヒソップ(ジャイアントヒソップ、シロバナカワミドリ、Agastache foeniculum、シソ科カワミドリ属の多年草)






栃木/茨城県境の鷲子山上神社

今日はアジサイ散策

源平シモツケも盛り

アジサイの花
周りを囲むのは装飾花(ガク)
ポケットが欲しくてしまむらで買ったチョッキ




クサアジサイ(草紫陽花、Cardiandra alternifolia、アジサイ科クサアジサイ属の多年草)だろうか?
道路わきにたくさんある
どれも額をつけていないので、はっきりと断定できない


帰路、茨城県美和町の道の駅に立ち寄り、あまりの値段にビックリ!!!


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