2/28/2021

2021/2月の散歩(佐野)

2021/2/28
梅を見に、佐野方面に出かけ、今まで入れたことのなかった道の駅「どまんなかたぬま」で早めの昼食
北海道の宗谷岬と鹿児島県の佐多岬から同じ距離に位置するので、どまんなからしいです
その後朝日森天満宮へ
梅の参道が見頃ですが、駐車場からのため参道は後回し
今はもっと立派な撫で牛にその座を譲ったのか、後方でくつろぐ天神様の牛
御祭神菅原道真公の徳を称えた信仰碑で、佐野市指定の史跡となっています





社務所の脇にしだれ梅が満開でした
約100本の梅で飾られた参道へ来ました








木によって満開のものも、これからのものもありますが、全体としては五分咲き程度でした

続いてとちぎの景勝100選、唐沢山へ
標高240mの山の頂上には唐沢山城跡があり、現在は唐沢山神社があります


15世紀ごろ、藤原秀郷の末裔を自称する佐野氏による築城築城ですが、上杉軍が駐留したり、北条氏が入城して佐野氏を名乗ったりと、関東を代表する中世城郭の一つです
口径9メートル、深さ8メートル以上にもなる大炊井戸(おおいのいど)は、ほぼ山頂にあるにもかかわらず、水を枯らしたことがないと記録されています

水場のそばに竹が刺さっており、地中に滴る水滴の音?が、教会の鐘のように聞こえます。
水琴窟というそうで、佐野市内に18ヵ所も存在するそうです。



本丸に登る階段

高さ8mにおよぶ石垣

南城から、またしても関東平野を一望する
ここがとちぎの景勝100選の場所だと思います


本丸跡地から、佐野市街を望む
唐沢山神社の御祭神は、山城を築いた藤原秀郷公

山城を後にし、佐野市梅林公園までのハイキングを始めましたが、このコースは急峻な崖をうねうねと降りて、谷を歩く大変なコースでした
両側の崖が開け、ようやく陽が差す場所に出ました
梅林公園は案内がほとんどなく、ナビも機能しませんでしたが、ちゃんと道路があるんですね



こんなに良いところがあるのだから、きちんとした情報を提供し、人気度最下位を脱しましょうよ
車のある唐沢山神社まで、再度険しい山道を登ってゆきます
途中、猪にも熊にも会わなかったのは幸いです
唐沢山城址の見晴らし台といわれる天狗岩
ここからの西の眺めも最高です
それにしても二月ひと月で、三毳山、益子の展望台、足利の織姫神社、筑波山とここで、5回もこんな展望を見させていただき、ありがたいことです

レストハウスの裏手にある、足と腰に良い足尾山神社に、三月のハイキングをお願いしました