2/17/2025

2025/2月のハイク(城山)

2025/2/17 (Mon)
今日からお天気は下り坂で、大型寒波が訪れるというなか、雪化粧した日光の山々を見に、ピンポイントで日光市板橋の城山(板橋城跡)へ
地図を見る限り、この山からの眺望がいいだろうというのが、選択理由
標高290mにある上板橋集落センターが、丁度良い駐車場となっている
駐車場から50mほどで、城山への登山道入り口だが、準備運動なしの直登で始まる
鉄塔のたもとで、北北西に高原山が見渡せる
針葉樹の林の中を、根を頼りに進む
下から見ると変な虎刈りの山だが、針葉樹を切り出して材木にした後に、落葉広葉樹を植樹する活動をしているそうだ
その針葉樹を伐った跡から、男体山が見えてきた

さらに登ると、大真名子、太郎山と見え始めるが、女峰山はまだ雲に隠れている

北側斜面だけ伐採された、変わった山だ
そのおかげでこの眺望。高原山も、日光連山に並んで見えてくる



集落センターの駐車場が見える
城山の8合目あたりに立つ鳥居
愛宕神社と

羽黒山神社が祀られていた
鳥居越しの高原山


女峰山の雲も取れてきた

麓に広がる土地は、今市扇状地と呼ばれるらしい

山頂直下に堀切があるのは、寅巳山、高館山に次いで連続だ
山頂にあった山城は、永正年間(1504〜1520)に、宇都宮一族の日光山 遊城坊 綱清によって築かれたと云われる
天文年間(1532〜1555)に、宇都宮氏と敵対していた壬生綱房は、小田原北条氏に支援を求め、これに応じて派遣された板橋将監親棟が板橋城を攻め落とし、そのまま壬生氏の配下となり板橋城主となった
これが集落の地名「板橋」となり、山を「城山」と呼ぶようになったのだろう
城山(標高443.3m)にある休憩所
地元の年配者たちが、次々と山頂に集まってきた
みな、山歩きを日課にしているようで、この山の植林や管理ボランティアも、彼らがおこなっているのだろう
山頂で出会ったおばあさんと、しばし山の話をしていると、天気予報通り雪雲が日光の山を覆い始め、ここにも冷たい風が吹いてきた
急ぎ下山を始め、ここは畳石

そして天狗岩
地元のおじいさんの話では、「男体山から天狗が飛んできて、この岩に立った、といわれているが、おれは古峰ヶ原の天狗だと思うんだよね」と、古峰ヶ原の方に一礼して手を合わせていた
お天気が下り坂なので、予定した下山ルートではなく、天狗岩から一気に降りてきた
下から見上げる城山の北斜面

Stravaの距離は、やはり多すぎ


本日であった動物;
人間7人、犬1匹
今日も天気の読みが当たり、眺望も予定通り

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