今回日本からは、Nikkaの余市を買ってきた。
今年発売になったばかりのシングルモルト15年である。
これで我が家の(私だけだが)楽しみは、山崎、響、余市の3本となった。
若い頃、だるまなどとても買えず、ほとんど白か黒を飲んでいた。たまに色気で角なんぞの世話にもなった。Johnny Walkerが世界で一番うまい酒だと教えられていた頃だ。
あれから30余年たち、今日は余市の封を切る。
一口飲んで、このウヰスキーが徒者ではない事がわかる。
まろやかさがウヰスキーに必要なのか?
ボトルやブランドに惑わされる必要があるのか?
俺は純粋にウヰスキーを作った
Nikkaらしいウヰスキーを作った
わからん奴は、飲んでくれるな!
と、叫んでいる。
2口飲んでも、2杯目を飲んでも、叫び続けている。
山崎や響には無い、強烈な個性と共に、こいつの売り上げは伸びないだろうな。
ふと自分の仕事に振り替えてみると、Suntoryと同じ味を出そうとすることの無意味さを感じる。
Nikkaなんだから、Nikkaで良いじゃないか。
意地でもNikkaだ、と言って欲しい。
このボトルを持って、社内踏絵をしたくなってきた。
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