7/28/2007

消えた時間


6週連続のテキサス出張を更新中である。
予定では来週も再来週もその次もテキサスへ行く。
さらに今週は、主滞在先のオースティンからダラスへの日帰り出張もあり、忙しいことこの上ない。

ヴァージニア出張時からの毎朝の日課に朝風呂がある。
6時半に携帯の目覚ましで起きて、30分以上ゆっくりと足をもんで朝シャンをする。
風呂といっても、洋式のため半身しか浸かれないが、慣れれば結構リラックスできるものだ。

オースティンでのある朝も携帯の目覚ましで起きた。
アメリカの携帯電話はその土地土地の受信電波により、自動的に時差が調整されるため、どこにいてもその土地の6時半に目覚ましが鳴る。
ボーとしたまま風呂の蛇口をひねり、恍惚の時間を迎える。

・・・

その日は実際恍惚としてしまったらしく、いつものように長風呂を出てベッドサイドの時計を見ると8時40分を指している。
ホテルの部屋の時計は狂っていることしばしなので、電波時計の携帯を見るとやはり8時40分となっている。
???
お風呂に2時間?ありえない。
お湯が冷めて風邪を引きそうだったという覚えはない。
居眠りをしてしまい、溺れそうになった記憶もない。

サンノゼとオースティンを行き来する間に、その時差の2時間分が完全に吸収できずに今ここではじけたのか?

まったく自覚のない恍惚の2時間であった。

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