カリフォルニア半島最南端のロスカボスに来ました。
波打ち際に生まれたばかりの海亀が流されている。
こら、海に帰れ!
こっちもリストラの波にもまれているんだ。お前らも生きろ!
全地形対応車(ATV)
月面走行車のような名前だが、要は砂浜や石ころ道をアドベンチャーツアーするときの車である。
1台でいくら、と支払うため5人家族の我が家は2人乗りを2台と、一人乗り1台の計3台借りてアドベンチャーツアーに参加した。
ツアーはすばらしく楽しいものだったが、この乗り物にある張り紙にはこう書かれていた。
1、公道は走るな ・・・ 99%は公道だった。ただし未舗装路だが
2、2人乗り禁止 ・・・ だって2人乗りで申し込めるんだもの
3、16歳未満の運転禁止 ・・・ 免許も年齢確認も無かった
バケーションは、個人責任で楽しみましょう。
背景の海は、メキシコ太平洋に伸びたカリフォルニア半島の先端から、ほんの少し内湾に入ったところです。
鯨たちの越冬場所として有名で、前日のシュノーケリングボートツアーでは船のほんの30m先端で、1頭のグレーホウェールが、サーカスさながらのテールアップ、深く潜水してからの垂直とび半回転ひねり4連発、その後は左半身を上にしてのヒレによる海面たたき(バイバイしているかのよう)を披露してくれました。
鯨見学ツアー船には乗った事はありませんが、こんなに間近に、しかも曲芸の連発を見れる機会はまず無いのではないでしょうか。
魚たちと戯れる目的の船だったため、家族の誰もがカメラを持っていなかったのが、残念でした。
とはいえ、帰宅後のある事故で、旅行の写真が全て消滅してしまうのですが、その件は別のときに・・・
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