10/26/2008
日本出張終了
日本への出張が終わり、成田空港に入る。
Austinへの毎週出張が奏して、AAの関連グループであるJALも「さくらラウンジ」が使えるようになった。
・・・っとここでPCのバッテリーが切れ、アメリカに着いてしまった。
SFO(サンフランシスコ)のさくらラウンジは行きにくくて小さくて、すでに飛行機に搭乗したかのような込みようだったが、成田はいいねえ。
連絡トレインの手前と先の2箇所にあり、新しくできたという手前に入った。
ファーストクラスには、さらに別の待合室があるようだ。
中は結構広く、席も混んでいない。
何人ものお嬢さん方が、席を立ったお客の片付けと案内に配置されている。
喫煙席も大きく、4分の1が埋まっている程度。
ドリンクやスナックがセルフサービスで選べる。
高級そうな麦焼酎と、おかわりは吟醸日本酒をいただいた。
席の正面がSFO行きのゲートだが、まだ機体が到着していないので、今回購入した本
『ここまで解けた「古代史」残された謎』 関裕二著
の残りを読む。
この著者にしてはかなり噛み砕いた文章と内容で、初心者にはお勧めかもしれない。
私は氏の著書を他にも読んでいるので、単に理解ができたのかもしれないが。
10/14/2008
プルーンとプラム
こんなことを書くのは、己の無知を知らしめるようで気後れするが、知っていた人は笑い飛ばしてくだされ。
日本の親にアメリカからの土産は何がいいかと聞くと、答えは必ず「プルーンとコーヒー(またはココア)」である。
もちろんドライフルーツなので、通関上は問題ない、と信じている。
プルーンもコーヒーも仕入れはCostcoである。
毎回同じ袋入りプルーンを買い、手土産としていたが、今回たまたま袋を良く見るとそこにはなんと、PLUMと書いてあるではないか。
全くの偶然だが、自分たちが食べるフルーツとして、生のプルーンが手元にあり、容器にはPruneと書かれている。
ありゃ、今までプルーンだとして重たい思いをして運んでいたのはプラムだったのか!?
繰り返すが、生がPruneで乾物がPlumと表示されている。
カリフォルニアの巨大農作地帯サクラメントバレーを貫く国道5号線を春先に走ると、無数の桜の木を目にする。実はそれらは桜ではなく、全世界の70%の生産量を誇るプラムの花なのです。8万エーカー(324平方km)のプラムの森がそこにはあるそうです。
では、プルーンはどこで採れるのだ?
カリフォルニアプルーン協会というサイトへ行ってみた。
http://www.prune.jp/index.html
ここによるとプルーンの定義として、
「プルーンは乾燥したプラムです。全てのプルーンはプラムから出来ますが、プラム全てがプルーンにはなりません。種のついたまま乾燥させても発酵しないプラムだけがプルーンとなります。しかし、全てのプラムがそうなるわけではありません。カリフォルニア プルーンは南フランスを原産地としたダジャン種です。熟した時は、外皮は綺麗な紫色となり、果肉は琥珀色になります。」
と断言している。
つまり生はプラムで乾燥はプルーンだと。
では、Costcoの商品は間違い?
なんとカリフォルニア乾燥プラム協会(?)というのもあります(英語です)。
http://www.californiadriedplums.org/
さらに前出のプルーン協会のサイトにある、プルーンができるまでの動画の最後に、袋詰めされたプルーンが移りますが、袋の印刷はPLUMと書かれています。あの袋詰めが、まさにCostcoで売っているそのものです。
結局どうでも良いのかもしれません。
おいしいプルーンを作るためにプラムの木を改良し、すでにプルーンの木というのが存在するのかもしれませんし、プラムを乾燥させたのだから、これはドライプラムだ、と言い張る農家のオヤジもいるのでしょう。
Napaのブドウ畑を、私はワイン畑だと言い切っていますが、許されそうですね。
枝豆と納豆は、未来永劫入れ替わることは無いでしょうが。
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