6/25/2011

干瓢のもと


栃木南部、下野あたりの農作物といえば、先ずは干瓢である。
干瓢は瓜の実を薄く削ぎ、天日に干したものだというくらいの知識はあった。
その瓜の名は「夕顔」というものだった。
アサガオ、ヒルガオ、ユウガオトリオのユウガオではなく、こんな花でした。
雄花と雌花があり、雌花の脂肪が見る見る膨れて、大きなスイカ以上に育ちます。
畑にわらを敷きつるが延び始めてわずか1月ほどで、大きな夕顔の実がいくつもできていました。
このあと収穫して干瓢になるのは、何月ごろなのでしょうか。


生で食べたら不味いかな?
日本版Jack-o-lanternのお面にもなりますよ。
ふくべ細工と言うそうです。

ソラマメ


時期が終わってしまったが、今年はソラマメの正しい食べ方がわかった。
春先にシェフの友達から「あぶりソラマメ」という食べ方を聞いてはいたが、水戸の地鶏料理屋に「ソラマメの長備炭あぶり」というメニューがあり、鞘ごと炙るんですね、その名の通り。
そうすると、鞘の中でちょうどいい感じに蒸された豆が、ジューシーで甘いこと。
さっそく家の魚焼きグリルで鞘ごとやいてみると、おーできたできた。
これはお勧めです。でも本当のシーズンの1ヶ月間ぐらいだけの贅沢です。
知らなかった方は、来年春をお楽しみに。