2006/09/30
休暇を取り、土日との3連休。
子供の学校があるし、どこにも出かける予定は無いが、今までにたまった、人生の垢落としても出来れば。
ところがテキサスの芋焼機の調子がいまいちよろしくない。
あと少しで設置作業が終了するのだが、焼き付けた顔がいまいち安定しない。
日本からもいろいろ指示が出てはいるが、結果が出せずにずるずると来てしまっている。
このままでは埒が明かないので、日曜夜から応援に行くことにした。
2006/10/02 テキサス
に来ました。
夕方5時半の出発で今は夜11時半。チェックインを済ませホテルからです。
暑くはありませんが、80F。サンノゼが60F台で雨降りだったことを考えると、ん~いいですね。
予定通りアップグレードして、夕食ワイン付きだったため、さらにご機嫌。
いいことあるかな~
2006/10/04 沈下中
テキサスの芋焼機。
完全に気を悪くしたようで、いい顔をしてくれない。
いつもすっきりいい顔をしていてくれないと、商売にならないのだが、見るたびに顔が違う。
首筋を拭いてあげたり、目の下のあかすりをしたり、コンタクトレンズを外して拭いてあげたりと、至れり尽くせりしているつもりだが、まだ機嫌が悪い。
耳かきとか、鼻毛抜きとか、まだしていないことがあるのだろうけど、いったいどこに耳や鼻があるのだ?
お~い、あっくん、いくたん、だれか教えてくれぇ~
今日、少林寺の達人が、日本から応援に駆けつけてくれた。
追記です。
コンタクトレンズが左右逆だったことが発覚しました。
ちゃんと片目づつ調整してあるんだから、ちゃんとつけないとね。
これでちょっとはいい顔になってきたけど、振り出しに戻るって感じで、外向きの顔と内向きの顔の差が残っている。
正面から光を当てたときの顔と、横から当てたときの顔の差も、たぶんまだ残ってる。
私はCAに戻ってきたけど、残ってる人たちは、まだまだ苦労するだろうな。
私の来週末からの日本出張が、取り止めになったりしなければ良いのだけれど。
追記の追記です。
明日また一人、日本から増員することになりました。
5千万円位するユニットの交換を日本に要求したのが功を奏して、本気で顔を治す気になったみたい。
一時的にいいお顔が出来ても、お客が使ってすぐに違うお顔になってしまうのが、一番怖いんだけどね。
2006/10/09 浮上の兆し見えず
先々週から引きずっているが、芋焼機の焼き上がりの顔が不細工な問題で、いよいよ大仕事の決断を製造元に問いたださねばならない状況になってきた。
事の成り行きによっては、現場の責任者としてテキサスに張り付く必要があり、日本で2週間ものんびりとトレーニングを受けられる状況ではなくなりつつある。
いろいろと計画が狂ってしまうが、有事の際にはやむおえないだろう。
この決断を工場に迫るのは明日、結果が出るのは早くて火曜日夜(日本は水曜日)ってとこだろうか。
2006/10/11 悪い仕事
チームメンバーの目的意識、各人の責任を明確に持ち続け、一つの目標に向かって精神を集中させる。
これを半年やると、本人は肉体的にぼろぼろになり、家族は精神的にぼろぼろになる。
ということがヴァージニア人体実験でわかったので、テキサスチームには極力違う手立てを打ってきた。つもりである。
まだ始まって2か月しかたたないが、すでにほころびが目立ち始め、メンバーの中に不満が蓄積されてきたようである。
あちらを立てればこちらが立たず、一時の成果を求める会社と長期的に人生の充実を求める社員との狭間で、どちらを優先するべきか。
医者と坊主に言わせると、仕事ほど体に悪いものは無い。
3ヶ月休みなく働いたら、1週間のヴァカンスを取って良いなどと言ったところで、良い条件とは思えない。
それでも1年休み無しよりも、まだましか?
明日から土曜までテキサスに行くことにした。
金曜の便で日本へ行くというのは、とりあえず不可能となった。
予定を組んでくれていた人たちには申し訳ない。
仕事だから、で済ませてはいけないような気がする。
2006/10/14 長い一日
今日は長かったけど、楽しい一日でした。
午後一に芋焼機の設置終了宣言を出しました。
お客さんも半分あきらめつつ、現状までの努力を買ってくれました。
その後2時から昼食を取り、7時半にDowntownから30マイルも離れた田舎のBBQ屋に予約を取り、日本人だけ11人で設置完了パーティー。
ところがこの店、アルコールを一切販売しておらず、飲みたい人は自分で持ち込む店でした。
周りは皆、クーラーボックスにビールやワインを入れて来て、BBQを楽しんでいる中、コーラとアイスティーで乾杯。
食べ放題のBBQに皆満腹顔。
会計になり、今までの労をねぎらい会社持ちの支払いのつもりが、受け取りはキャッシュオンリー。
$240は一人で持ち歩くキャッシュの量ではないよな。
や~、疲れた。
明日、ありゃもう今日だ、は5時45分発のシャトルバスで空港へ。
土曜日移動とは、ほんとに情けない。
だけど、楽しい夜だった。
2006/10/15 赤丸急上昇
昨日の日記は、決して仕事が完了したわけではなく、トラブルはトラブルとして残っていました。
そこは置いておいて、それ以外を完了させたわけで、とりあえず乾杯をしたかった、というのが事実です。
ところがほとんど何もしていないのに、本日突如芋焼機の顔がすっきり真顔になったという。
斜めの光にも、変化は無いとか。
余りのことに驚きの声も無い。
3週間のトラブルが、すっかり吹き飛んでしまった。
これは良い知らせかというと、手放しでは喜べない。
あなたの車が調子が悪かったとしよう。
ディーラーに持ち込んでも、さっぱり原因がわからない。
修理のしようも無い。
それがある日突然直ったという。
信じられますか?
安心して乗り続けられますか?
こういうときは、「あ~この部品が壊れていますね。交換すれば直りますよ。ほらね」というのが最も納得が行く。
さ~て、どうやってお客に説明しようか?
今朝帰ってきたばかりだが、明日の夜にはまたテキサスに行き、説明を考えなければいけないかも。
う~
追伸
出張の必要性が確定できずに、最終便のフライト時刻になってしまいました。
日曜の出発はこれでなくなりました。
2006/10/19 一丁あがりっ
整形手術をすることなく、真顔に戻ったテキサスの芋焼機。
原因もわかって一件落着。
明日は最後の出張者が帰国の途に着く。
本当に長期出張、大変ご苦労様でした。
さてこれからが、残された我々にとってのスタートだ。
アメリカ人社員と喧嘩しながら、日本人社員を励ましながら、長いロードが始まる。
オフィスすらない土地で、全員が出張者という立場で、無事6ヶ月を乗り切れるだろうか。
昨日は、日本人の配置相談に明け暮れた。
今日は、テキサスのサポート体制を話し合った。
次の装置販売に目標があることに異存はないが、その手段にはいろいろあろう。
私は白黒がはっきり出来る数値目標をあげて、毎週数字を求めるべきだと思うが、そう思わない人もいる。
おっと。
マイミクが20人を超えた。
会社関係の人が一気に増えてきたため、言葉には気をつけなくては。
チクリは無しでお願いね。
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