4/11/2011
地震・カミナリ・ヒョウ・原発
本日の出来事。
急遽明日からの出張が決まり、今週中にはやらねばならない銀行関連を済ませるため、宇都宮の銀行へダッシュ。
3時40分についたのだが、節電のため窓口は3時に閉まっていた。たまたまATMのそばにいた男性職員に懇願し、20分後に何とか窓口に入れてもらった(例外中の例外ですから、次はだめだと思いますよ)。
そこで30分ほど手続きをし、銀行を出たところで雷雲にあたった。
「良いやこのくらい」と、銀行前の信号を渡るうち、大粒の雨はヒョウに変わり、交差点を渡ったところで足止めとなった。
ヒョウは見る見るうちに交差点を埋め尽くし、道行く車はバリバリと音を立てて通過する。あたり一面、雪解け時のような氷と水の洪水状態。
30分ほど足止めをくらい、まだ止まぬヒョウの降る中を、太ももまでグチョグチョになりながら駅へと向かう。
ちょうど出発する電車に飛び乗り、ほっとした3分後、車内の携帯がいっせいに鳴り出し、電車は緊急停止。
福島茨城県堺の震度6弱地震の発生である。
最近の北関東人は、震度5では驚きもしない。車内は停車から45分間は、まったく動ぜぬ空気に包まれていた。
お迎えの人から電話が入り、「いま動かないのよ」とか、「約束の時間に間に合いません」とか、まったく動揺を感じさせない会話が聞こえてくる。
車掌さん(女性)が車掌室のドアを開け、「寒くありませんか?」と乗客に声をかけたりも。
さすがに1時間缶詰めが続くと、歯医者の予約をキャンセルしたり、今日中に家に着かないかもという不安が入り始め、一瞬車内がざわめきだしたが、1時間ちょっとで徐行運転を開始した。
1時間の間にグチョグチョのズボンのひざから上が乾いたのが、救いと言えば救いか。クツの中には依然と水溜りがありそうではあるが。
たまには家に携帯電話機を忘れてくるのも、周りの観察には楽しいかも。
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