8/11/2009

Sequoia Camp (Day 2)

2009/8/11 (Tue)

標高6,700 ft、約2,040 mのキャンプ地の朝は冷え込んだ。
昨夜のキャンプファイヤーの残り火に薪をくべ、暖を取る。
今回薪木は持参したが、キャンプ地内の倒木は自由に使ってよい。
そしてセコイア、シュガーコーン等の大木の倒木は、いたるところにある。
ただしこれらの木は、幹の内部に空気の小部屋がたくさんあり、乾燥した倒木はあっという間に燃え尽きてしまう。
山火事が起こった場合、これらの気泡が断熱効果をして、樹木を守っているのだろうか。
California Goldenrod
高地だけあり、ベイエリアではとっくに枯れてしまった野草たちが、まだ残っている。
それでもピークは過ぎており、6月か7月頭ごろに来れたら、もっとたくさんの高山植物にお目にかかれたのだろう。
朝食後はキャンプ地からつながる、Muir Grove Trailへ、ハイキングに出かける。
実は、Sequoia N.P.のTrailはどこも犬禁止だった。
この日はそうとは知らず歩いてしまった。
Indian Paintbrush








Horse-mint


California buckwheat (flat-topped buckwheat, Eriogonum fasciculatum)
Mountain Coyote Mintと言う人もいる
Western Sagebrush Lizard





















Alpine chipmunk



sugar pine (sugar cone pine, Pinus lambertiana)


Fireweed (Chamaenerion angustifolium)















nettleleaf giant hyssop (horse mint, Agastache urticifolia)
flax-leaf ankle-aster (flaxleaf whitetop, aster, Ionactis linariifolia)





Pinedrops
Yellow Stone NPで見たSnow plantとなんとなく似ていると思ったら、どちらも死物寄生の植物。
ちょっと気持ちの悪い響きだが、”死物寄生”とは、生物が他の生物の死体・排泄物(はいせつぶつ)などを栄養源として生活することだそうで、死物 寄生植物は自らの養分を合成しない。それらは、菌類のように死んで腐りかけた植物体にとりついて生きているから、菌従属栄養植物とも言われるようだ。



Hydaspe Fritillary on Mountain Coyote Mint




stone mint (frost mint, dittany, American dittany, Cunila origanoides)








showy penstemon (showy beardtongue, Penstemon spectabilis)



Bigelow's Sneezeweed




Meadow Lupine








Buck Rock



午後は一旦国立公園を離れ、お隣のSequoia National Forestにある、Hume湖までドライブ。
ここは水遊びのできるレイクとして、多くの若者でにぎわっていた。
教会のサマーキャンプ地となっているようだ。














夕食はお決まりのカレーライス。
ジャガイモ、たまねぎ、人参を持参し、お肉は昨夜のハンバーガーとホットドックの残りを使う。
ライスは今回初利用の、インスタント乾燥ライス。
沸騰したお湯に入れて、火を止めて5分待つだけ。
今回はカレー用ということで長粒米を持参したが、これは簡単でカレーにはぴったり。
テント設営地の隣は小さな湿地帯となっていたが、夕方2頭の子供をつれたミュールディアが、食事に来ていた。






キャンプ地内に大型の落し物を散見するし、ブラックベアも、来るんだろうな。





夜11時、テントから顔を出したらすぐそこにシカがいた。
Teddyも顔を出そうとしたら、シカさん何を思ったか、こっちに向かって歩き出した。
慌ててテントのジッパーを閉めた。シカと言えども大鹿。迫力あった~。
Day 3

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