10/10/2010

新古居の準備(その6)

いよいよ船便の到着である。
単身帰任生活を終え、13個目の住所は新築から16年目にして初めて住む家である栃木県上三川町。
朝10時から11時の間にトラックが到着するというので、6時に起きて実家引き上げの準備と朝食、現金引き落とし、ガソリン満タンと昼食の買出しをして現地に到着したのが10時2分前。すでに4tトラック2台とリガーを乗せたミニバンが待機しており、車を降りるや否や怒涛の作業が始まった。
今回私の役目は、搬入される荷物の番号をチェックし配達漏れが無いことを確認すると同時に、その荷物の置き場所を指示する。
大物家具は置き場所をだいたい予定していたが、そもそもアメリカで搬出作業にかかわっていないので、実際何が届くのすらよくわかっていないため、指示をするには随分戸惑った。ダンボールならまだよいが、家具の指示ミス、とくに1階と2階を間違うと一人では修正がきかないので慎重を要するが、リガーさんは早く指示して欲しい。
そういえばクレーン車が来て吊り上げ作業が予定されており、わざわざ下見を2回もやったのに、クレーン車(別会社)が現れない。そのときクレーン社から電話で、道路が込んでいて1時間半ほど送れると。
リガーさんたちも待ちきれなくなり、「おう、やるぞ」の掛け声で、先ずは重量家具を人力で階段から持ち上げてしまった。

続いて重量というよりはサイズの点で階段が使えないベッドマットも、紐をかけて人力クレーン。

今回は6人?8人?何人いたのかもわからないほどのスピードで荷物の行き先指示をあおられ、階段も人が上り下りしているため、2回がどうなっているのかすら見に行けない。
ダンボールの形のあるものはそのまま置いてゆかれるが、それ以外の変形物は基本的にリガーさんたちが開梱して組み立ててゆく。その残骸の梱包材が、庭に投げ捨てられてゆく。小雨降る中この小さな庭が、雑草からダンボールに置き換わった。

午後はひたすらダンボールの搬入。力仕事は午前中に終えてしまいたかったようだ。
そういえば昼前に遅れて到着したクレーンは、リガーたちに無視され私にも冷たく言い渡され、何もしないですごすごと引き上げていったっけ。
今日出たゴミはまたトラックに詰まれてリガーたちの作業終了。昼食をはさんで、10時から2時半の作業で210個の荷物を入れ終わりました。

後に残ったのは開梱されないダンボールの山。各部屋がこんな状態になってしまいました。

予想はしていたので、和室の扉は締め切り、そこに寝場所を確保したのでした。
ところが、そこに和室があるのを知らないリガーさんは、ふすまの前にもダンボールを積み上げ、和室への入り口も塞がれてしまいました。
それぞれのダンボールには数字を書いたシールが貼られ、内容物一覧リストと見比べ、番号をもとに置き場を指示したわけですが、重なったダンボールからシールが見えない。
ただ置きゃいいってもんじゃないんだよ。次工程はお客様という言葉もあるじゃねーか。おいらの身にもなってみろよ。

どーすんだよ、この山々!

3 件のコメント:

  1. お疲れ様です、、、。
    210個は、気が遠くなる数ですね。
    板倉町はダンボールは「細かく刻んで燃えるゴミの袋に入れるか自力でリサイクル施設に持ち込まなければならない」(車が無い人はどぉすんだ)という、とんでもないシステムですが、宇都宮は210個のダンボールをゴミの日に回収してくれるのかな。

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  2. 昇平さん、
    箱を開け終わり運送会社に連絡すると、引き取りに来てくれます。
    それまでの間は、どこかに積んでおかねばなりませんね。
    ん~、気付かなかった。

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  3. andgunso@の方のプロフィールが未設定だったので、名前が昇平になってしまった。
    今、設定して写真も入れた。

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