4/21/2009

ファイヤーアント


3ヶ月ぶりにAustinに来ました。
お客に怒られるのが、今回の仕事です。

去年の夏にテキサスの野草を紹介し、その時間違えて踏んでしまうと大変なことになると書いたファイヤーアントの巣を撮影できました。

これが通常の蟻塚、上の方をちょっと触って2秒後と5秒後の写真です。

こいつらの1匹にかまれると、注射10本分くらいの痛みがあります。
子供ではショック死、大人でも救急に担ぎこまれることがあります。
私の知人の奥さんは、CTスキャンまで取る羽目になりました。

24時間いつ何時事件が起こっても、直ちに対応するこいつらには、見習うところがあったりして。
蟻塚の中の指示命令系統を見てみたいものです。
それに対する報酬も。


体長は3mmくらいのチビなんです。
写真では良く見えないでしょうけれども、赤茶色をしたすばしこいやつらです。
いったん靴に這い上がり始めたら、全員を間違いなく振り落とさないと大変です。

蟻塚は原っぱのいたるところにあるので、野草の写真撮影は先ず足場の確認からです。

そもそもは南米のアカ蟻だったようですが、今ではフィリピン、中国、最近台湾にまで侵食されてきたようです。

アメリカではなんと年間$5Bが、ファイアーアントによる治療費に使われているそうです。
5千億円ですよ、びっくりですねえ。アメリカ国民一人当たり2千円ですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Fire_ant
In the US, the FDA estimates that more than US$5 billion is spent annually on medical treatment, damage, and control in RIFA-infested areas. Furthermore, the ants cause approximately US$750 million in damage annually to agricultural assets, including veterinarian bills and livestock loss as well as crop loss.

UMA、未確認動物、いいですねえ。こういうサイト好きです。
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-593.html

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