2/20/2009

静かだ


ここ4年?5年かな、
夜の時間は全米各地の一日の作業結果と、日本から届く仕事のメールを処理するのか日課だった。
それでも次の朝は、寝ている間に届いたメールが、山のようにあった。
大事そうなものだけでも、出社前にチェックせざるをえなかった。

でも今は、
もう、何もない。

夜のメールチェックは、封印しても大丈夫そうだ。

2/17/2009

Cooper-Garrod Vineyards


Valentine Day~President Dayで3連休。生憎とBay Areaは大雨で、外へ出る気がしない。
と言いつつビデオ屋で「風のガーデン」(緒方拳の遺作)を借りてきた。
3日目はお昼ごろに晴れ間が出たので、ランチがてら近くのワイナリーへ行こうと奥さんを連れ出すが、やはりお天気は雨だった。

アメリカ財務省で、ワインに使用される葡萄の産地(AVA)を管理しており、その中の一つであるSanta Cruz Mountainはカリフォルニア州のCentral Coastの中のBay Area地区に属しており、GilroyからSan Franciscoの南Half Moon Bayあたりまでの、太平洋沿いの山地です。

このエリアにはNapaやSonomaにあるような、有名なワイナリーはありませんが、70近い小規模ワイナリーがあるそうです。
今日は前回に続き、Saratoga近郊のCooper-Garrodというワイナリーを目指しました。

Saratoga-Sunnyvale通りから山に向かって数マイル。あたりの家は「何部屋あるの?」「これホテル?」というようなお屋敷が続きます。そしてワイナリーの入り口を入ると、?馬小屋がたくさん。駐車場で車を降りると、ぶどう絞った匂いではなく、明らかに馬のものと思える臭いが・・・

とりあえず目的のTasting Roomと書かれた倉庫?納屋?へ。
中には誰もいない。と、納屋の外でたたずんでいた若者が入ってきて、「らっしゃい」と英語で言う。
こういう経験は、Napaではまずできない貴重なものだ。
HPはここ。
http://www.cgv.com/


本日試飲のメニューは、
2006 Chardonnay
2005 Cabernet Franc
2003 Cabernet Sauvignon, Lone Oak Vineyard
ここまでは無料。さらに+$5でVintage 3種
2002 Cabernet Sauvignon, George's Vineyard
2002 R.V.s Fine Claret (50% Cabernet Sauvignon, 26% Cabernet Franc, and 24% Merlot)
2004 Syrah, Finley Vineyard

Tasting Roomの脇では、ワインを貯蔵するための樽を作っていた。
どこまでもローカルな手作りワインである。
さらにワインビジネスだけでは苦しいのか、多くの馬の飼育や乗馬訓練なども行われていた。
ワインに馬のかほりがしみ込まないか、かなり心配である。

2/02/2009

Birthday Concert


40代最後の夜はJazzを聞きにOaklandへ。
週末まで長引いた装置のトラブル対応のため、今晩から現地入りをする予定が、周りのみんなのがんばりのおかげで、直前で復帰し、チケットを無駄にせずに済んだ。

演奏者は、ビブラホーン Bobby Hutcherson、ピアノ Joe Gilman、ドラムス Eddie Marshall、ベース すっごく良かったのに不明。
ベース以外は、この人たち;
ギタリストはSpecial GuestのAnthony Wilson;

このところJazzのコンサートに3回来たが、本物のJazzが 来たあ!!!
一つはナベサダ、もう一つはFusion系だったから、今日の演奏は感動して涙ものだった。
正月の稲垣潤一の百万倍良かったなんていうと、角が立つかな。

とにかく一人ひとりが最高にいい。
独りよがりがいないし、ボスはBobbyとわかっている。

同席したアメリカ人夫婦いわく、これが彼の最後の演奏かもしれないと。
頻繁に舞台裏に引っ込んだのは、酸素吸入していたのだろうと。
ステージ上ではそんなそぶりは少しも見せない。観客に笑顔を振りまいている。
Bobbyがいない間はギターが泣く、ピアノが謡う、ベースが唸る、ドラムスが踊る。

すっげーもん見ちゃった、聞いちゃった。
これで一人12ドル。割引券が来たンだけどね。

トラブルを解決してくれたみんな、ありがとう。