2010/05/07 (Fri)
銀行抵当物件、いわゆるForeclosureの家を購入することになったわけですが、ローンを組むための必要情報ということで、我が家の資金を丸裸にされています。
税務署への申告書2年分、給料明細2ヶ月、全銀行口座残高、さらに出入金明細書(残高が一時的な見せ金でないことの証明?)、社会保険番号(アメリカ社会では、最も大事な個人情報で、クレジット履歴の確認に必要)、運転免許証、グリーンカードなどなど。
即時対応が求められたため、全ての情報をスキャンしてPCに取り込み、WebメールからPDF添付で送ったわけだが、ふと「これが悪用されたらえらい被害だ。ヘタをしたら破産する。」と、急に心配になった。
日本では、個人情報とやらが必要以上に取りざたされており、会社の同僚の住所、自宅電話や携帯番号の管理までされ、緊急時の連絡はどうするの?と言う状態だが、アメリカでは必要以上の大騒ぎはしない。個人情報の管理は自己責任、と言うのが基本である。
資金が心配と行っても、早々に現金での頭金支払いが控えており、定期預金の類に入れられない。かといって現金化してタンスに入れておくのもいかがなものかと。
こうなると、はやく頭金を手放して、残ったお金を別の口座に移し変えたいのだが、家の購入プロセスは、1歩づつしか進まない。悪用されないことを願うばかりである。
税務署への申告書2年分、給料明細2ヶ月、全銀行口座残高、さらに出入金明細書(残高が一時的な見せ金でないことの証明?)、社会保険番号(アメリカ社会では、最も大事な個人情報で、クレジット履歴の確認に必要)、運転免許証、グリーンカードなどなど。
即時対応が求められたため、全ての情報をスキャンしてPCに取り込み、WebメールからPDF添付で送ったわけだが、ふと「これが悪用されたらえらい被害だ。ヘタをしたら破産する。」と、急に心配になった。
日本では、個人情報とやらが必要以上に取りざたされており、会社の同僚の住所、自宅電話や携帯番号の管理までされ、緊急時の連絡はどうするの?と言う状態だが、アメリカでは必要以上の大騒ぎはしない。個人情報の管理は自己責任、と言うのが基本である。
資金が心配と行っても、早々に現金での頭金支払いが控えており、定期預金の類に入れられない。かといって現金化してタンスに入れておくのもいかがなものかと。
こうなると、はやく頭金を手放して、残ったお金を別の口座に移し変えたいのだが、家の購入プロセスは、1歩づつしか進まない。悪用されないことを願うばかりである。
2010/05/08 (Sat)
家の購入には、多くの組織を通して行かなければならないようだ。
まず、物件を見てまわるために、不動産屋の同行は必須である。立地環境や外観を見るのなら、住所がわかればそこへ出向けば良いわけだが、室内を見るには不動産屋の同行が必要となる。
不動産屋の収入は、売主からの手数料で成り立っている。売却価格の数%を得るらしい。
そもそもいくらの家なら購入が可能かは、ローンの手続きのお世話をするFundingという資金調達相談所のようなところに相談する。
住宅バブルの膨らんでいたサブプライムローンが組めた時代は、自己資金が購入価格の5%あれば家が買えたそうで、さらに担保があれば、ゼロ%で買うこともできたそう。借金が払えない人が続出するわけである。おかげで抵当物件が安く購入できたわけであるが・・・。
それがリーマンショック以来、20%以上の頭金(現金)が必要で、住宅ローンの審査も必要以上に厳しくなったそうである。
今回はFunding会社を通して、火災保険や家財保険を取り扱っていただく。当然保険会社が絡んでくることとなる。
売り手と買い手の仲介役のような、第三者機関エスクローという職業も登場する。買い手は、手付金をこのエスクローに送付するが、この職種が実際どのような位置づけなのか、まだ良く理解出来ていない。
さらに公文書の代書屋、公証人ノタリーの世話にもなる。司法書士かな?
今のところ、以上が登場人物となるが、聞いたことのない分野の英単語が反乱して、その単語が何を意味するのか、何をしてくれる人なのかさっぱりわからない。
まず、物件を見てまわるために、不動産屋の同行は必須である。立地環境や外観を見るのなら、住所がわかればそこへ出向けば良いわけだが、室内を見るには不動産屋の同行が必要となる。
不動産屋の収入は、売主からの手数料で成り立っている。売却価格の数%を得るらしい。
そもそもいくらの家なら購入が可能かは、ローンの手続きのお世話をするFundingという資金調達相談所のようなところに相談する。
住宅バブルの膨らんでいたサブプライムローンが組めた時代は、自己資金が購入価格の5%あれば家が買えたそうで、さらに担保があれば、ゼロ%で買うこともできたそう。借金が払えない人が続出するわけである。おかげで抵当物件が安く購入できたわけであるが・・・。
それがリーマンショック以来、20%以上の頭金(現金)が必要で、住宅ローンの審査も必要以上に厳しくなったそうである。
今回はFunding会社を通して、火災保険や家財保険を取り扱っていただく。当然保険会社が絡んでくることとなる。
売り手と買い手の仲介役のような、第三者機関エスクローという職業も登場する。買い手は、手付金をこのエスクローに送付するが、この職種が実際どのような位置づけなのか、まだ良く理解出来ていない。
さらに公文書の代書屋、公証人ノタリーの世話にもなる。司法書士かな?
今のところ、以上が登場人物となるが、聞いたことのない分野の英単語が反乱して、その単語が何を意味するのか、何をしてくれる人なのかさっぱりわからない。
Dwellingという単語が出てきて、なんだそりゃとなる。日本語でも、「家」という単語と「住居」と言う単語を使うように、"house"と"dwelling"を使い分けているわけである。
今回は縁あって、登場人物の内の三人が日本人である。
物件探しからローン契約の直前まで、一週間でこぎつけられたのは、この日本人の連携プレーによるところが非常に大きい。
取引のある銀行と、事前に直接ローンの相談をしていたが、未だに何も始まっていないことを考えると、アメリカ人と仕事をしていたのでは、こちらの期日に間に合わなかったであろうことは明白だ。
ここまでくれば、私は日本に引き上げることが出来そうです。
不動産屋のSさん、資金相談所のNさん、本当にありがとう。
2010/05/10 (Mon)
もう一人、日本人の登場人物がいました。
日本での収入を英訳する弁護士さんです。
わたしは日本に引き上げてきましたが、ノタリーに代理人証明をしてきたので、以降は妻だけのサインで事は進むはずです。
今週は家のInspectionをして、修繕必要箇所を見積もります。
購入が確定するのは、ひと月くらい先になる予定です。
いろいろあって、面白いですよね。
日本での収入を英訳する弁護士さんです。
わたしは日本に引き上げてきましたが、ノタリーに代理人証明をしてきたので、以降は妻だけのサインで事は進むはずです。
今週は家のInspectionをして、修繕必要箇所を見積もります。
購入が確定するのは、ひと月くらい先になる予定です。
いろいろあって、面白いですよね。
2010/05/11 (Tue)
資金相談所のNさんから、このローンの審査は、かなり厳しい状況だと知らせが入った。そこで、かれこれとしたこちらの状況をレターにして、ローン会社に提出することとなった。
日本では当然のごとく行われている「単身赴任」が、アメリカ人に理解されるかどうかが、一番の焦点となる。
日本では当然のごとく行われている「単身赴任」が、アメリカ人に理解されるかどうかが、一番の焦点となる。
2010/05/12 (Wed)
アメリカでローンが組めなかった時のために、日本の銀行から資金調達できないか検討を開始。
私の感触では、海外の物件に対する資金援助は不可能なはずだが、先ずはトライ。
先ずは給料振込先であるR銀行のWebページからeメールを出すと、即刻返信があり、「誠に申し訳ございませんが、海外は営業エリア外となりますのでお取り扱い致しかねます。 何卒ご了承くださいませ。」とのこと。
それではもうひとつと、U銀行にトライ。
結果は同じでした。
ダメもとで、財形貯蓄をしているM信託。
こちらはまだ接触出来ていません。私の責任でございます。
先ずは給料振込先であるR銀行のWebページからeメールを出すと、即刻返信があり、「誠に申し訳ございませんが、海外は営業エリア外となりますのでお取り扱い致しかねます。 何卒ご了承くださいませ。」とのこと。
それではもうひとつと、U銀行にトライ。
結果は同じでした。
ダメもとで、財形貯蓄をしているM信託。
こちらはまだ接触出来ていません。私の責任でございます。
同時に引越しのための業者との日程確認が始まる。
不動産屋Sさんは、シロアリ駆除やら、火災保険やらで走り回っている。さらに、5/1以降に家を購入した人の中から先着17,000名様に、税金控除が1万ドルがもらえるため、そちらの書類も作成必要。
もう17,000人枠いっぱいかなあ?
2010/05/19 (Wed)
本当に種々の書類にサインをして、ようやくローン審査までたどり着いた。
一方で、家の売主に対しては、いついつまでに手続きをすべて終了し、正式に名義変更いたしますという日程を宣言する。
一方で、家の売主に対しては、いついつまでに手続きをすべて終了し、正式に名義変更いたしますという日程を宣言する。
なんだか会社の達成目標のようだが、会社の場合期限に遅れても上司に怒られるくらいで済むが、このClosing Dateと言うのを超えると、罰金を払わされる。
1日につき1万円ほどが今回の契約となっている。
この期日が迫り来るなか、ひたすらローン審査が通ることを願う以外、できることはない。
子供たちもそれなりに大変で、大学院に進む娘は、自分の学費の確保に精を出している。
この期日が迫り来るなか、ひたすらローン審査が通ることを願う以外、できることはない。
子供たちもそれなりに大変で、大学院に進む娘は、自分の学費の確保に精を出している。
学生寮の手配もしなければならない。さすがにいつまでも親だけに頼れないことを理解してくれたようだ。
そういえば、集合住宅地では地区ごとの自治体が存在し、ごみ処理や公共設備のメンテ、長屋全体の外壁管理棟を行っている。
この団体をHome Owner Associationといい、この団体からも書類の提出が必要となる。
この辺は、不動産屋Sさんに完全なおまかせ状態である。
ローンの審査が降りないなか、引越しの日程が決まり私も日本から応援に行く航空券を手配しなければならない。
そういえば、集合住宅地では地区ごとの自治体が存在し、ごみ処理や公共設備のメンテ、長屋全体の外壁管理棟を行っている。
この団体をHome Owner Associationといい、この団体からも書類の提出が必要となる。
この辺は、不動産屋Sさんに完全なおまかせ状態である。
ローンの審査が降りないなか、引越しの日程が決まり私も日本から応援に行く航空券を手配しなければならない。
2010/5/21 (Fri)
そうこうする中、ローンがおりないという連絡が入った。
もう少し頭金を増やせば、すぐに別のローンで手配する、とSさんから連絡が入るが、生憎と家内は大物家具を購入いただいたご近所さんとの食事中であった。
一巻の終わりだが、BlogはPart-IIへつづく・・・
もう少し頭金を増やせば、すぐに別のローンで手配する、とSさんから連絡が入るが、生憎と家内は大物家具を購入いただいたご近所さんとの食事中であった。
一巻の終わりだが、BlogはPart-IIへつづく・・・
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