6/15/2019

2019/6月の散歩(馬頭~鷲子山上神社)

2019/6/15
栃木県民の日の今日は、那珂川町馬頭の広重美術館が入館無料
明日までの展示物は「異形のもの」と称して、妖怪や天狗、鬼などの版画絵が展示されていました

昼食はいつものように蕎麦屋を探し、古館(こだて)さんへ
せいろ蕎麦はこしもありかなりの高得点
さらに那珂川町をあげて、特産品の「温泉トラフグ」料理が6月いっぱい楽しめるキャンペーン中で、フグ天を注文しました
柔らかな身で野菜てんぷらも上手に揚げられており、これは旨い
ところでトラフグはどう考えても海の魚です。なぜ海無し栃木県で、しかも山里深い那珂川町でトラフグなのか調べてみました。
***以下製造元のHPから一部転記させていただきます。
那珂川町の眠っている資源を有効活用し「町おこし」を実現させるべく、豊富な地元資源である「温泉水」に注目しました。
旧小川町より湧出する温泉(塩分を含むナトリウム塩化物泉)のナトリウム塩化物は、塩分濃度1.2%と海水(3.6%)の1/3程度で、生理食塩水(0.9%)に近い成分であることが判明しました。
この温泉水を使用することで海産魚類の養殖を行うことができる可能性を見出しました。
平成20年6月より市場価値の高いトラフグの飼育試験を開始し、那珂川町旧武茂小学校廃校教室を活用し3,000尾のトラフグ養殖事業を開始。
新たなコストをかけずに、室内プールを養殖いけすに転用など休眠資産を活用し、低コストで持続的に収益をあげられる仕組みを目指しています。
***以上
続いて栃木と茨城の県境にある、鷲子山上(とりのこさんしょう)神社、別名「フクロウの神社」へ
ちなみに茨城県では「とりのこさんじょうじんじゃ」と称されるそうです
ここは、とちぎの景勝100選に選ばれています




この神社の大鳥居の中央に、栃木県と茨城県の県境があります
 向かって右が茨城県の社務所、左が栃木県の社務所となるそうです
 これは栃木の社務所風景
大鳥居をくぐると水かけふくろうがあります
水かけフクロウの石像に水をかけ、苦労を水に流してください。
また同時に、フクロウの石像を撫ぜると、家庭円満・身体健全・金運成就など多くの幸せが舞い込んで来るといわれています。
フクロウは不苦労または福老とかけているようです
この先には楼門があります
文化12年(1815)年建立。「安養閣」の文字は、権大納言重嗣の筆による。
 振り返った大鳥居
 楼門の中心も、県境のようです
その先は96段のフクロウの階段です
片道苦労(96段)、往復不苦労(2回苦労.296)といい、幸運を招く石段として、多くの人々が一所懸命石段を登り参拝されています。
しまった、片道しか通らなかった!
途中に富士山スポットがあるようですが、今日は梅雨の寒い日です
坂の途中で振り返ると、楼門の背面に仁王様がいました
普通仁王様は神社仏閣へ向かう人ににらみをきかせ、結界を張っているものだと思っていましたが、どうなんでしょう?
フクロウの神社というだけあり、いたるところにフクロウの石があります
 石段の上は拝殿門です
門の脇には樹齢千年の杉の木。直径:2m20cm、周囲:8mだそうです
 なんと本殿のど真ん中も県境になっています
 大同二年(807年)鎮座。天日鷲命(あめのひわしのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)がまつられています。
現存する本殿は、天明8年(1788)に再建されたもので、三間社流造の銅板葦で千木・堅魚木を配し、向拝を付している。
本殿柱や、頭貫の彫刻構成と装飾の豊かさは、類例をみない奇抜な手法であり、社殿の彫刻の流れを知る上で貴重な遺構です。(栃木茨城両県文化財)
 本殿の裏手には福ふくろうロードがあり、稲荷神社があります
 両脇をアジサイに覆われ、快適な散策路です




十干十二支ふくろう(不苦労)
昔は人生60年で還暦となり、隠居する年齢です。長寿社会の今日は違います。60歳以上を第二の人生と思い、社会の為、人の為、充実した人生を過ごしましょう。
















大神様のお使い お願いふくろう(不苦労)







次に本宮神社への石段を登ります
 金運にご利益のあるという大フクロウ
日本一の大フクロウ(不苦労)像
本宮神社に日本一(高さ7m)の大フクロウ像があります。
階段の下からでも、驚くほどに大きなフクロウ像を見ることができ、運気上昇・金運福徳を願う本社で一番の人気あるパワースポットです。
大神様のお使い、日本最大級の大フクロウに苦労を運び去り(不苦労)、多くの幸せを運んでいただきましょう。
古来、神仏混淆の神社のため、近年は通称「フクロウ大仏」と言われています。また「フクロウだるま」とも呼ばれ、子どもたちにも親しまれています。
フクロウ(不苦労)の鐘
人との絆(家内円満・恋愛成就・子授け・職場円満)を願う鐘です。
「この鐘を叩いたら結婚ができた、子供ができた人間関係が良くなった」等など神社に感謝の報告が来ています。
この鐘は神社に伝わる百年以上前の半鐘が使用されています。東京都豊島区と栃木県那珂川町とのフクロウ協定を記念し設置されました。
福運びフクロウ
フクロウのカゴにお白石(福石)をお入れになり、多くの幸福を願いましょう。
フクロウが皆様の願いを大神様に運びます。
 金運不苦労御柱(金運・運気上昇の御柱)
大フクロウの中心に不苦労御柱があります。この御柱は…
「苦労や悩みをたたき出し、図上の大フクロウに運び去ってもらい、金運福徳・開運幸福を大フクロウに運んで来てもらいます。」
という柱です。
高額宝くじが当たった、温泉が出た、商売が繁盛した等、金運にまつわる幸運の話題が絶えない不思議な御柱です。
笑顔で、不苦労御柱をたたきましょう。
 そして本宮
これだけフクロウ、不苦労、福老に囲まれれば、この先の年金生活も乗り切れる気がしてきます

ところで道中気になる木を発見。
葉の一部が白く変色しているようで、最初はハンカチの木かと思いましたがそれよりは小ぶりそう

葉に隠れて、こんな花が咲いています
調べたところ、マタタビの木と判明しました

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