2019/8
オランダ(現在のNederland)駐在時に自分たちへの記念として買った、Rembrandt Harmenszoon van Rijnの夜警(De Nachtwacht)の5,000ピースのジグソーパズル。
アムステルダム国立美術館(Rijks Museum)で本物を見て感動し、高額ながら記念として購入し、日本、ダラス、オースチン、サンノゼ、バージニア、サンノゼを経て上三川へ到着した、わが家の歴史を刻む貴重な一品。しかも家の設計の際にこのパズルが入るスペースが考慮されているという、我が家の宝のようなもの。
レンブラント没後350年の記念すべき2019年、このパズルを制作するときが、ついに訪れた。
大きさは縦101.4cm横152.9cmという超大型のため、下地として発泡スチロールのボードを買ってきて、全体をカバーする大きさに繋ぎ合わせた
色ごとにピースを分類
空箱では分類が間に合わなくなり、百均のトレーを購入
2019/10
コック隊長
ライテンブルフ副官の首がつながる
レンブラントの妻のサスキアと言われている
2019/11
このキャンバスをボードの下に入れるのがまた一苦労
いつの間にか百均トレーが12個に増えた
2019/12
なんとこのパズルが回転対象であることに気付き、回転中心にマークを付けた
2020/1
次男の来日により、三人体制
2020/2
2020/3
2020/4
残りの穴は1点を除き全て回転対象
残るピースもすべて四点セットとなりました
そして、ついに8か月の年月を費やし完成しました
5,000 pcs / (8 m x 30 d) = 20.8 pcs/day
次は、1個のMissing Partの検索
しかし検索結果は陰性だったので、自作することに
40年前の彫刻刀やら千枚通しやらヤスリやらを持ち出して厚みをそろえたダンボールをカット
次はレンブラントになりきり、色合わせ
筆遣いの方向も気にしながら完成させたが、照り加減がどうしても異なる
まあいいかで、パズル自体は完成し、糊付け、フレームの作成、云々の作業へ
表面はパズル専用糊を幾重にも上塗り
表裏反転手順は;
1.土台の木枠キャンパスを抜き出し、パズルの上に伏せる
2.キャンパスと発泡スチロールボードで挟んで、上下を反転
3.発泡スチロールをはがす
木工用ボンドを塗り、裏面の一次層を作る
乾いたらもう一層ボンドを塗り、カレンダーを張り付け、周辺を紙テープで補強
これでピースが剥がれ落ちてこないための、裏面の補強はいいかな?
表に向ける作業も、今回は簡単
再度表面に専用糊を上塗りし、仕上げにアクリルラッカーをスプレー
2020/5
エッジ部にガイドを取り付け
ガイドを木枠で押し付けるよう位置決め
この後もう一度パズルを外して、キャンパスに糊を塗ってパズルを固定するため、位置決め用の木枠は縦横一本づつを固定
一旦絵を外し、キャンバスにボンドを塗り、絵を位置決めして上から重しを乗せてキャンバスと接着
重しをどけて残りの右と上の木枠を固定
ようやく立てかけるに至りました
一方、部屋の壁に飾るための手と足を購入
床と天井に突っ張らせることで、この重量物を壁かけにしないで済む構想
所定の長さにカットし、軽くヤスリをかけ、壁紙に似た色で着色
次は額縁ですが、このサイズでオーダーすると数万から十万円かかると言われていたので、必然的に自分で作る
ただし額縁用の材料は簡単には手に入らないし、かといってただの平板では色気がない
色々迷っていた時に次男がwall skirting(巾木)でできると教えてくれた
巾木とは洋室の壁と床のつなぎにぐるっと周っているアレ
先ずは材料を買ってきて、雰囲気置いてみる
問題なさそうなので、長さを合わせて45度にカット
電動ノコと工作台があれば簡単なのに
そしてお色直しにペンキで塗装
絵の方に、より黒い配色とした
仮置きしてサイズの確認
左右の額をあと8mmづつ縮めることに
長さ調整後、ボンドと釘で額縁を固定
絵の単体としては完成を迎えました
キャンバスに手足を付けるための金具を取り付け
上部の手の取り付け
足を付けて公開できるようになりました
がしかし、ついさっきも地震があり、耐震補強工事が必要そうです
天井が落ちたり、壁が倒れたりする地震が来た際に、この絵だけが残っても仕方がないので、仮に足が外れてもぶら下がっていられるよう、ハンガーレール用のワイヤを追加設置しました
これで一安心
最初からこれで吊れば、手足はいらなかったんじゃないかという意見もありますが、何はともあれ、9ヶ月の月日を経て、ようやく我が家の美術品の仲間入りを果たしました
制作に協力いただいた皆様に、感謝いたします
オランダ(現在のNederland)駐在時に自分たちへの記念として買った、Rembrandt Harmenszoon van Rijnの夜警(De Nachtwacht)の5,000ピースのジグソーパズル。
アムステルダム国立美術館(Rijks Museum)で本物を見て感動し、高額ながら記念として購入し、日本、ダラス、オースチン、サンノゼ、バージニア、サンノゼを経て上三川へ到着した、わが家の歴史を刻む貴重な一品。しかも家の設計の際にこのパズルが入るスペースが考慮されているという、我が家の宝のようなもの。
レンブラント没後350年の記念すべき2019年、このパズルを制作するときが、ついに訪れた。
大きさは縦101.4cm横152.9cmという超大型のため、下地として発泡スチロールのボードを買ってきて、全体をカバーする大きさに繋ぎ合わせた
先ずはエッジのピースを集め、つなげてゆく
色を頼りに配置してゆく
あと1ピース、見つからない
大半が黒系統の絵のため、色付きの部分から作成
2019/9色ごとにピースを分類
空箱では分類が間に合わなくなり、百均のトレーを購入
2019/10
コック隊長
ライテンブルフ副官の首がつながる
レンブラントの妻のサスキアと言われている
2019/11
発泡スチロールでは周辺が柔いので、100号Pサイズの木製キャンバスを購入
いつの間にか百均トレーが12個に増えた
2019/12
なんとこのパズルが回転対象であることに気付き、回転中心にマークを付けた
2020/1
次男の来日により、三人体制
2020/2
2020/3
実はこのパズルは下のように四分割され、それぞれが同体であることに気付いて以来、効率が上がりました
同じ場所に同じ形の穴が開いていることに気付きますか?
残りの穴は1点を除き全て回転対象
残るピースもすべて四点セットとなりました
そして、ついに8か月の年月を費やし完成しました
5,000 pcs / (8 m x 30 d) = 20.8 pcs/day
次は、1個のMissing Partの検索
しかし検索結果は陰性だったので、自作することに
40年前の彫刻刀やら千枚通しやらヤスリやらを持ち出して厚みをそろえたダンボールをカット
次はレンブラントになりきり、色合わせ
筆遣いの方向も気にしながら完成させたが、照り加減がどうしても異なる
まあいいかで、パズル自体は完成し、糊付け、フレームの作成、云々の作業へ
表面はパズル専用糊を幾重にも上塗り
表裏反転手順は;
1.土台の木枠キャンパスを抜き出し、パズルの上に伏せる
2.キャンパスと発泡スチロールボードで挟んで、上下を反転
3.発泡スチロールをはがす
木工用ボンドを塗り、裏面の一次層を作る
乾いたらもう一層ボンドを塗り、カレンダーを張り付け、周辺を紙テープで補強
これでピースが剥がれ落ちてこないための、裏面の補強はいいかな?
表に向ける作業も、今回は簡単
再度表面に専用糊を上塗りし、仕上げにアクリルラッカーをスプレー
2020/5
エッジ部にガイドを取り付け
ガイドを木枠で押し付けるよう位置決め
この後もう一度パズルを外して、キャンパスに糊を塗ってパズルを固定するため、位置決め用の木枠は縦横一本づつを固定
一旦絵を外し、キャンバスにボンドを塗り、絵を位置決めして上から重しを乗せてキャンバスと接着
重しをどけて残りの右と上の木枠を固定
ようやく立てかけるに至りました
一方、部屋の壁に飾るための手と足を購入
床と天井に突っ張らせることで、この重量物を壁かけにしないで済む構想
所定の長さにカットし、軽くヤスリをかけ、壁紙に似た色で着色
次は額縁ですが、このサイズでオーダーすると数万から十万円かかると言われていたので、必然的に自分で作る
ただし額縁用の材料は簡単には手に入らないし、かといってただの平板では色気がない
色々迷っていた時に次男がwall skirting(巾木)でできると教えてくれた
巾木とは洋室の壁と床のつなぎにぐるっと周っているアレ
先ずは材料を買ってきて、雰囲気置いてみる
問題なさそうなので、長さを合わせて45度にカット
電動ノコと工作台があれば簡単なのに
そしてお色直しにペンキで塗装
絵の方に、より黒い配色とした
仮置きしてサイズの確認
左右の額をあと8mmづつ縮めることに
長さ調整後、ボンドと釘で額縁を固定
絵の単体としては完成を迎えました
キャンバスに手足を付けるための金具を取り付け
上部の手の取り付け
足を付けて公開できるようになりました
がしかし、ついさっきも地震があり、耐震補強工事が必要そうです
天井が落ちたり、壁が倒れたりする地震が来た際に、この絵だけが残っても仕方がないので、仮に足が外れてもぶら下がっていられるよう、ハンガーレール用のワイヤを追加設置しました
これで一安心
最初からこれで吊れば、手足はいらなかったんじゃないかという意見もありますが、何はともあれ、9ヶ月の月日を経て、ようやく我が家の美術品の仲間入りを果たしました
制作に協力いただいた皆様に、感謝いたします
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