3/31/2022

DakotaのPower Window修理 2022

2021年に、Dodge Dakotaの運転席Power Windowを修理した。
今年の来米直前に長男から「またWindowが動かなくなったよ」との報告を受けていた。
動かないのは、運転席と助手席だが、症状が異なっていた。
ちなみに後席の窓はすでに稼働せず、固定窓としてある。

運転席側はSWで上げ下げしても、何の反応もないが、窓ガラスは落ちてこない。
駆動部(Regulatorと呼ぶ)のメカが壊れると、ガラスの自重で落ちてくるはずだが、メカではなさそう。
だとすれば次は電気系統異常か。

2022/3/27
電源に近い方から、Fuseの確認。実際はRelayが使われていたが、異常なし。
次はSWだが、運転席は集中コンソールのため、ケーブルの解析からスタート。
Service Bookから、4ドアタイプのPower Window回路図を探す
外したコネクターの線色から、
どれが運転席用ケーブルかを判断

それをもとに、ConnectorのPinごとに回路図を書き直す
2022/3/29
運転席用を特定し、Pinを抜く
わからなくならないように、Marking
運転席用のSWが死んだと仮定し、使用していない後席用のSWで、運転席のRegulatorが動くことを期待した。
そこで、後席へ行くはずのPin位置に、運転席用Pinを差し込む。
この想定が見事に当たり、後席左のSWで運転席の窓が見事に上下するようになった!

2022/3/31
助手席の症状は、上下SWにより電流が流れている気配があるが、窓は動かず、自重で落ちてきてしまう。
これはRegulator交換しかないと判断し、素直に交換。
ドアの内パネルは、何十回と取外ししているので2分で取れる。
交換方法もコツも、去年の経験から何も問題なくあっという間に修理完了。
ついでに音の出なくなった助手席Speakerを、後席のものとSwap。
窓も開くし、ラジオも聞けて、ドライブが快適になった。
のもつかの間。

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