標高5000フィート、約1700mのキャンプ地の朝は冷え込んだ。
昨夜のキャンプファイヤーの残り火に薪をくべ、暖を取る。
今回薪木は持参したが、キャンプ地内の倒木は自由に使ってよい。
そしてセコイア、シュガーコーン等の大木の倒木は、いたるところにある。
ただしこれらの木は、幹の内部に空気の小部屋がたくさんあり、乾燥した倒木はあっという間に燃え尽きてしまう。
山火事が起こった場合、これらの気泡が断熱効果をして、樹木を守っているのだろうか。
朝食後はキャンプ地からつながる、短いハイキングに出かける。
高地だけあり、ベイエリアではとっくに枯れてしまった野草たちが、まだ所々残っている。それでもピークは過ぎており、6月か7月頭ごろに来れたら、もっとたくさんの高山植物にお目にかかれたのではなかろうか。
午後は一旦国立公園を離れ、お隣のセコイア National Forestにある、Hume湖までドライブ。
ここは水遊びのできるレイクとして、多くの若者でにぎわっていた。
(キリスト)教会のサマーキャンプ地となっているようだ。
夕食はお決まりのカレーライス。
ジャガイモ、たまねぎ、人参を持参し、お肉は昨夜のハンバーガーとホットドックの残りを使う。
ライスは今回初利用の、インスタント乾燥ライス。
沸騰したお湯に入れて火を止めて5分待つだけ。今回カレー用ということで長粒米を持参したが、これは簡単でカレーにはぴったり。
テント設営地の隣は小さな湿地帯となっていたが、夕方2頭の子供をつれたミュールディアが、食事に来ていた。
キャンプ地内に大型の落し物を散見するし、ブラックベアも、来るんだろうな。
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