5/25/2010

アメリカに家を買う(資金繰り その2)

5/1に買う家を決めてから、各種の書類作成に奔走し、5/21にローンがおりない事態となるまでの顛末、「アメリカに家を買う」 を先にお読みください。

我が家の購入のために、週末深夜を問わず走りまわっていただいたSさん、Nさん。ローンがおりないくらいではへこたれません。
今回ローンを組むために頑張っていただいたNさんにかわり、Tさんが別の金融機関に挑戦することとなりました。
そうは言っても、家の持ち主との交渉期限切れが近づいており、前回よりもさらに厳しい日程になってしまうのですが、全てはTさんにお任せするほかありません。

前回の失敗(があったとすれば)から、今回はちょっと別の書類で望むことになりました。非常にPrivateな内容なため、ここでは詳細を書けませんが、端的に言うと、前回は昨年のデータで申告したものを、今度は今年のデータで勝負しようと言うものです。
勘ぐった言い方ですが、前回正規のローンが組めなかったものを、組めるようにしましょうといわれ、高利貸から借りるのかと思いましたが、今度もきちんとした正規のものでした。
Sさん、Tさん、ごめんなさいね。
事実、最初のローン敗退の決まったその日の内に、次のローンのための書類がほとんどそろうという異常な速度で仕事をしていただいた。
そして次の日には、ローン審査へと進めることができた。

話は日本における個人情報、会社内情報の管理について。
今回、アメリカから日本にいる私に対し、大量のファイルが送られ、それらにサインをして送り返す作業が幾度となく繰り返された。
しかし、会社で受け付けた電子ファイルを、社外に送付する行為は、社内情報流出防止の観点から厳しく管理されている。
営業上の秘密文書ではないのだが、あくまで個人的な情報であるため、面倒な手続きを踏んでの電子ファイルの送信は、できることなら控えたかった。
そうなると、個人のメールで受信し、Print、サイン、ScanしてPCに取り込み、個人のメルアドから送信、が唯一の方法である。
遠距離通勤者の私の場合、PrinterやScannerを持ち歩くわけには行かず、自宅にいる時間だけが、この処理のできる時間帯となる。
そんなわけで、物理的な距離と時差に加え、インフラの状況の違いに随分と悩まされた次第だ。

SJの大家からは、引越し日の確認が入り、今月の家賃の日割り計算も、付けてきた。
Closing Dateまでに、ローンのめどが立たなかった場合、手付け金として支払った分は返却されない約束になっている。
ギブアップ宣言をして、話をチャラにするなら、手付金は戻るが、住む家を失う。
数日経過してでもローンがおりる可能性があるのなら、1日1万円の違約金ですむ。
Sさんの手配で、Closing Dateの延長を依頼したが、そろそろ、こちらも腹を決める時期が近づいていた。
ローンの審査は、通常4-5日はかかるそうだが、なんとか1-2日で処理してもらえるよう、こちらはTさんが交渉中。

2010/5/25 (Tue)

住宅ローンのAppraisal Reportがとどく。これが何にどう影響するのか、すでに判別不能状態に陥っている。悪い話で話さそうだが、次はナニ?と構えてしまう。

2010/5/26 (Wed)

変な情報がTさんから来た。私が2つのSS#(社会保険番号;アメリカ社会で最も大事な番号)を持っていると言う。住所はPalo Alto, CAだという。誰かが私を名乗っている?
早速自分のSS#の写しを送る。これでほとんど全ての個人情報が、GMailという一般媒体に乗り、世界中に発信されたことになる。
だれにも悪用されないことを願うばかりだ。

2010/5/27 (Thu)

SJの大家が、ズケズケと家に入ってきた。
自分たちが住むのに、新しい絨毯を手配するのに、部屋のサイズを測りに来たと言う。
まだ、ちゃんと家賃を払って、借りている家なのに。

2010/5/28 (Fri)

ローンの審査のひとつに、物件の値踏みがある。相応の金額とみなせない場合は、審査が通らなくなる。
考えてみれば、返済ができなくなったときに差し押さえる物件が、何の価値がないものだったら銀行も困るものね。
今回の物件への銀行としての値踏みは、私が購入した(まだだけど)金額よりわずかに上回っていた。ということは、無駄な出費はしなくて済んだと言うことかな。一方で、この金額により家の保険料が算出されるため、いいんだか、なんだかな?
ローンの金利がLockされた。また一歩前進だが、目的地まであと何歩あるのかがわからない。

2010/5/29 (Sat)

週末に入り、動きが止まる。月曜はアメリカの祭日のため、3日間の足踏みだ。
とりあえずSJの家のCleaning Ladyを予約する。
今から毎週一回ずつ、4回に分けてすこしずつきれいにして貰う予定。

6月になった。

ローンの審査が通った後、実際の売買契約のための書類作成が始まった。
これがまたすごい量で、SJにある代書屋と一緒に処理するのが大変だったそう。
私のサインは登録して移譲してあったので、日本では何もすること無し。
売り側と買い側の間に立ち、売買を仲介するのがEscrowという仕事。

書類がEscrowに渡り、さらに2-3日で売買成立となるそうだ。
不備書類の訂正等、まだまだ大変そうなTさん。
私も機密保持の全社規定と通勤時間で、あまり役に立てず。
売買成立に際し、両者による立会物件確認を省略することひとつにも、サイン付きの書類が必要。
考えてみれば、当たり前なのだけれど、こうも立て続けに書類を渡されると、どんな内容にでもサインしてしまいそう。いや、すでにしているのかも。

2010/6/02 (Wed)

そんな中、次男の高校卒業式。アメリカでは成人式と同じ位置づけだが、父親は都合により欠席です。

この御に及び、私が今現在職業についていることの証明が必要だと言う。
5月まで給料振込を証明していても、明日から職を失う可能性のあるアメリカならではの質問だ。
重ねて言うが、家を買うことは会社にとって何の関係の無い個人の問題。
こんな証明を会社に頼めるわけがない。
事情を知る社内の同僚に、一筆啓上願った次第です。

そしてついに、Closing期限日が来た。まだ結果は出ない。

翌日になり、シロアリ駆除の費用が届いた。
これは売り手側で支払う契約なので、なんということはないが、なんとも歯切れが悪い。
さらに追い打ちをかけるように、SJの大家が朝一番に現れた。
今度は造り付けの食器棚交換のための下見であるそう。
まだ使用中の食器棚を次々と開けられ、主婦として嫌な思いをさせてしまった。
しかし大家のいる前で、Cleaning Ladyが仕事をしており、その姿は大家にどう映ったであろうか。
書類の不備がまた発覚。今日中も無理そうだ。

銀行からの送金が行われると連絡が入った。
その翌日に正式Closing(登記)だそうだ。
登記後は、細々としたHandy Man仕事の予約となる。
あとは時間を待つばかりということで、SさんとTさんには、本当にご苦労様。

2010/6/11 (Fri)

引越しまであと2週間となった今日、ようやくと家の登記にこぎつけました。
長い長い道のりでした。
書く方もつかれましたが、読む方もお疲れ様。
今回の一連の作業は、驚異的な速さだったそうです。
しかも、1回失敗も入っていますし。。。

5/23/2010

端唄発表会@平左衛門

地元の利根運河沿いに、竹やぶに囲まれた「ギャラリー平左衛門」がある。
古い蔵を改造した、ある意味でモダンなギャラリーとなっている。
どういうわけか、中学の同窓生の音楽仲間の間で、この蔵でのコンサートが人気である。
蔵の経営者の親戚が同級生、と言うこともあるのかもしれない。
ふた月ほど以前に、須賀かおるさんがJazz Concertを行ったが、今日は端唄のお師匠さん、永野桃勢さんの発表会であった。 雨に打たれた新竹の中、普段滅多に聞くことのない端唄を楽しませていただいた。

1曲目「草の芽」

2曲目「梅は咲いたか」

3曲目「春雨」

4曲目「青柳」
非公開
5曲目「天竜下れば」(合唱)
非公開
6曲目「涙そうそう」(合唱)
非公開
7曲目「島唄」(合唱)
非公開
8曲目「河水」(合唱)

アンコール「花笠音頭」(合唱)
非公開

5/15/2010

ケータイ紛失!!!


先日会社のロッカールームで、ケータイが無いことに気づいた。
おサイフケータイ登録しているので、背筋が寒~くなった。

冷静に今朝の行動を反芻。
大宮手前で目覚ましアラームが鳴り、メールの着信を確認した。
そしてジャケットの胸ポケットへ。
新幹線でジャケットを脱ぎ、隣の空席に置く。
その後はケータイの在処を確認していない。
となると、新幹線でポケットから滑り落ちた確率が高い。

さっそくJR東日本の遺失物係に電話。
電話会社、メーカー機種、色、電話番号のほか、乗った列車名、車両、席の場所を、伝えやすくて助かった。山手線では車両の限定が難しいよね。
その時点では該当品の預りはなかったが、列車がまだ盛岡に向けて運行中のため、盛岡到着の30分後に再度連絡を入れるように指示があった。

出てこなかった場合、、、
電話会社への連絡、おサイフケータイのロック、あとは、エーッと・・・

次に遺失物係へ電話したとき、しばらく検索時間ののち、担当者の元気のない声。
一瞬、諦めた。
が、
「仙台駅に届いていました」
とな。
脅かすなよ、こら。
でも、この仕事楽しいかも。

「仙台から郵送する手続きをとるため、最寄の駅まで来て下さい」
ということで、宇都宮駅で手続き済ませました。
料金着払いでの郵送です。
それ以外は自分で取りに行くしか方法はないそうです。

ま、その程度の出費ならヨカッタよかった。
仮に拾った人が、笹かま弁当をおサイフケータイで買っていたとしても、それは許そう。
でも、お茶まで付けていたら・・・

ここ数日、Gmailから目が離せない状態で、Gmailをケータイに転送設定していたが、それも使えない。
定宿のHotelにはInternetがないので、ホテルの部屋でGmailのチェックも出来ない状態。

そんなとき、頼りになるのは、巷のネカフェである。
15分で105円というのは、一般的なのかどうか知らぬが、24時間何時でもメールがチェック出来るのはありがたい。
(利用したことのない、一部の初期高齢者にお伝えするが)カフェというだけあって、飲み物はただである。
リクライニングの椅子席と、フラットな畳部屋が選べ、完全な密室にはならないが、夜を明かすこともできる。

そんなわけで翌朝は朝食がてらいつものネカフェへ。
昨晩と翌朝で合計1時間半。
その間にコーヒー4杯飲んで、630円は、安いと思いませんか?

ケータイ土曜のお昼に宅急便で届きました。早かったです。
送料740円だけの被害だったようです。

みなさんも、お気を付けください。

5/07/2010

アメリカに家を買う(資金繰り)

2010/05/07 (Fri)

銀行抵当物件、いわゆるForeclosureの家を購入することになったわけですが、ローンを組むための必要情報ということで、我が家の資金を丸裸にされています。
税務署への申告書2年分、給料明細2ヶ月、全銀行口座残高、さらに出入金明細書(残高が一時的な見せ金でないことの証明?)、社会保険番号(アメリカ社会では、最も大事な個人情報で、クレジット履歴の確認に必要)、運転免許証、グリーンカードなどなど。
即時対応が求められたため、全ての情報をスキャンしてPCに取り込み、WebメールからPDF添付で送ったわけだが、ふと「これが悪用されたらえらい被害だ。ヘタをしたら破産する。」と、急に心配になった。
日本では、個人情報とやらが必要以上に取りざたされており、会社の同僚の住所、自宅電話や携帯番号の管理までされ、緊急時の連絡はどうするの?と言う状態だが、アメリカでは必要以上の大騒ぎはしない。個人情報の管理は自己責任、と言うのが基本である。
資金が心配と行っても、早々に現金での頭金支払いが控えており、定期預金の類に入れられない。かといって現金化してタンスに入れておくのもいかがなものかと。
こうなると、はやく頭金を手放して、残ったお金を別の口座に移し変えたいのだが、家の購入プロセスは、1歩づつしか進まない。悪用されないことを願うばかりである。

2010/05/08 (Sat)

家の購入には、多くの組織を通して行かなければならないようだ。
まず、物件を見てまわるために、不動産屋の同行は必須である。立地環境や外観を見るのなら、住所がわかればそこへ出向けば良いわけだが、室内を見るには不動産屋の同行が必要となる。
不動産屋の収入は、売主からの手数料で成り立っている。売却価格の数%を得るらしい。
そもそもいくらの家なら購入が可能かは、ローンの手続きのお世話をするFundingという資金調達相談所のようなところに相談する。
住宅バブルの膨らんでいたサブプライムローンが組めた時代は、自己資金が購入価格の5%あれば家が買えたそうで、さらに担保があれば、ゼロ%で買うこともできたそう。借金が払えない人が続出するわけである。おかげで抵当物件が安く購入できたわけであるが・・・。
それがリーマンショック以来、20%以上の頭金(現金)が必要で、住宅ローンの審査も必要以上に厳しくなったそうである。
今回はFunding会社を通して、火災保険や家財保険を取り扱っていただく。当然保険会社が絡んでくることとなる。
売り手と買い手の仲介役のような、第三者機関エスクローという職業も登場する。買い手は、手付金をこのエスクローに送付するが、この職種が実際どのような位置づけなのか、まだ良く理解出来ていない。
さらに公文書の代書屋、公証人ノタリーの世話にもなる。司法書士かな?
今のところ、以上が登場人物となるが、聞いたことのない分野の英単語が反乱して、その単語が何を意味するのか、何をしてくれる人なのかさっぱりわからない。

Dwellingという単語が出てきて、なんだそりゃとなる。日本語でも、「家」という単語と「住居」と言う単語を使うように、"house"と"dwelling"を使い分けているわけである。
今回は縁あって、登場人物の内の三人が日本人である。
物件探しからローン契約の直前まで、一週間でこぎつけられたのは、この日本人の連携プレーによるところが非常に大きい。
取引のある銀行と、事前に直接ローンの相談をしていたが、未だに何も始まっていないことを考えると、アメリカ人と仕事をしていたのでは、こちらの期日に間に合わなかったであろうことは明白だ。
ここまでくれば、私は日本に引き上げることが出来そうです。
不動産屋のSさん、資金相談所のNさん、本当にありがとう。

2010/05/10 (Mon)

もう一人、日本人の登場人物がいました。
日本での収入を英訳する弁護士さんです。
わたしは日本に引き上げてきましたが、ノタリーに代理人証明をしてきたので、以降は妻だけのサインで事は進むはずです。
今週は家のInspectionをして、修繕必要箇所を見積もります。
購入が確定するのは、ひと月くらい先になる予定です。
いろいろあって、面白いですよね。

2010/05/11 (Tue)

資金相談所のNさんから、このローンの審査は、かなり厳しい状況だと知らせが入った。そこで、かれこれとしたこちらの状況をレターにして、ローン会社に提出することとなった。
日本では当然のごとく行われている「単身赴任」が、アメリカ人に理解されるかどうかが、一番の焦点となる。

2010/05/12 (Wed)

アメリカでローンが組めなかった時のために、日本の銀行から資金調達できないか検討を開始。
私の感触では、海外の物件に対する資金援助は不可能なはずだが、先ずはトライ。
先ずは給料振込先であるR銀行のWebページからeメールを出すと、即刻返信があり、「誠に申し訳ございませんが、海外は営業エリア外となりますのでお取り扱い致しかねます。 何卒ご了承くださいませ。」とのこと。
それではもうひとつと、U銀行にトライ。
結果は同じでした。
ダメもとで、財形貯蓄をしているM信託。
こちらはまだ接触出来ていません。私の責任でございます。

同時に引越しのための業者との日程確認が始まる。
不動産屋Sさんは、シロアリ駆除やら、火災保険やらで走り回っている。さらに、5/1以降に家を購入した人の中から先着17,000名様に、税金控除が1万ドルがもらえるため、そちらの書類も作成必要。
もう17,000人枠いっぱいかなあ?

2010/05/19 (Wed)

本当に種々の書類にサインをして、ようやくローン審査までたどり着いた。
一方で、家の売主に対しては、いついつまでに手続きをすべて終了し、正式に名義変更いたしますという日程を宣言する。
なんだか会社の達成目標のようだが、会社の場合期限に遅れても上司に怒られるくらいで済むが、このClosing Dateと言うのを超えると、罰金を払わされる。
1日につき1万円ほどが今回の契約となっている。
この期日が迫り来るなか、ひたすらローン審査が通ることを願う以外、できることはない。
子供たちもそれなりに大変で、大学院に進む娘は、自分の学費の確保に精を出している。
学生寮の手配もしなければならない。さすがにいつまでも親だけに頼れないことを理解してくれたようだ。
そういえば、集合住宅地では地区ごとの自治体が存在し、ごみ処理や公共設備のメンテ、長屋全体の外壁管理棟を行っている。
この団体をHome Owner Associationといい、この団体からも書類の提出が必要となる。
この辺は、不動産屋Sさんに完全なおまかせ状態である。
ローンの審査が降りないなか、引越しの日程が決まり私も日本から応援に行く航空券を手配しなければならない。

2010/5/21 (Fri)

そうこうする中、ローンがおりないという連絡が入った。
もう少し頭金を増やせば、すぐに別のローンで手配する、とSさんから連絡が入るが、生憎と家内は大物家具を購入いただいたご近所さんとの食事中であった。
一巻の終わりだが、BlogはPart-IIへつづく・・・


5/06/2010

アメリカに家を買う(引越し準備)

お引越しの方は、SJからSDと言う単純なものではない。
9月以降、3人の子どもたちがそれぞれの学生寮に落ち着いた後、親二人は日本で生活する予定である。
そのため、SJから日本への引越しも同時に発生するのである。
その時の住家は、16年前に建てて以来、自分たちは住んだことのない家。
今は貸家となっているため、SJの家を追われたように、私たちも今の住人を追い出さなくてはならない。SJでは60日で退去させられると言う大家優利条件(30日という契約もアメリカでは多い)だが、日本では6ヶ月なので、すでに去年の段階で2010/8月末での引き渡しをお願いしてある。
荷物はSJを6月に出て、引き取りが9月以降。業者さんの計らいで、3カ月間の保管をしていただく。























SDへも日本へも送られない荷物として、どちらでも不要なもの、どちらにも置き場所のないもの、がある。
これらは可能な限りMoving Sale(引越大処分市)で売りさばき、売れ残りは処分するしかない。
Moving Saleの方法も、今ではWebがあり、簡単ともいえるが、不特定多数への情報出しにより、後の対応が大変という話もよく耳にする。さらにWebに掲載するための写真(きれいにしてから)撮影と、条件ぎめ(値段、サイズ、仕様など)が必要だ。
いろいろなことが同時に発生して、本当に何度やっても引越しは大変である。










売れ残りは、叩きうるか処分するか、無理やり誰かの部屋に押し込むか