サンフランシスコの北、こ1時間の太平洋岸に、90%島と化している三角地帯が、Point Reyesである。
この三角地帯の大半は牧場だが、九十九里浜のような海岸を持ち内湾の湿地帯や、本土と隔離している断層による湾岸では、牡蠣の養殖でも有名である。
はるか太平洋を吹き抜けてきた風が始めてぶつかる陸地であるため、海岸沿いの丘陵地帯は一年中強風が吹きぬけている。ズームでの撮影がしばしば強風でブレてしまうほどだ。
その島の南部の断崖絶壁の下の浜辺ではゾウアザラシが繁殖し、北部の草原地帯ではカリフォルニアではほとんど見ることのできない大型の鹿、エルクが保護されている。
またわけのわからないことを言っていると思われそうだが、日本ではこの動画の動物をアメリカアカシカと呼び、ヘラジカがアメリカのムース、ヨーロッパのエルクとなる。
ちなみにサンタのそりを引くトナカイは、北アメリカ(カナダ、アラスカ)ではカリブーと呼ばれる。
鹿を含めたこれらのシカ科の動物には角がある。
この角は、英語ではサイの角とは明確に分けられる。
方やポロリと落ち、頭蓋骨とは別の組織であるのに対し、方や顔の骨が外部に飛び出したものである。
前者をアントラー、後者をホーンと呼ぶ。
ディアーのホーンと言っても、外人には通じないので注意が必要。
かみさんの角は出たり引っ込んだりするので、アントラーなのか?
お次はelephant seal、ゾウアザラシです。
何年も前に子供のボーイスカウトの遠足で、ゾウアザラシの生息するサンタクルーズの北にあるAño Nuevo State Parkへ行ったことがあった。
このときはガイド付の徒歩によるツアーで、ゾウアザラシのすぐ近くまで近づき、そのグロテスクな鼻の垂れ下がった顔と、メタボ巨体、そしておぞましい雄たけびを見聞くことができた。
今回はPoint Reyes National Seashoreの南岸で日光浴をするゾウアザラシの群れを見た。
海岸にメダカかイワシが打ち上げられているように見えるが、白っぽいのは赤ん坊であろう。
ちょっと見にオスがいない。
強風の吹きぬける展望台に、National Parkの説明員がいたので確認すると、オスたちは海に漁に出ていると言う。メスと子供たちは、海岸でのんびりお昼寝だそうだ。
Año Nuevoへ行ったのは11月で、まだオスの仕事が残っている時期だったようで、3月にはオスの家族サービスも終わり、来年のある時期まで、長期出張に出かけたようだ。
この後子供たちにえさのとり方を教えた後、メスたちも去ってゆくと言う。
この巨大な動物は、アラスカからバハカリフォルニアまでの太平洋沿岸にしか生息していないらしい。
貴重な体験をさせてもらっていることに気付いた。
海岸にメダカかイワシが打ち上げられているように見えるが、白っぽいのは赤ん坊であろう。
ちょっと見にオスがいない。
強風の吹きぬける展望台に、National Parkの説明員がいたので確認すると、オスたちは海に漁に出ていると言う。メスと子供たちは、海岸でのんびりお昼寝だそうだ。
Año Nuevoへ行ったのは11月で、まだオスの仕事が残っている時期だったようで、3月にはオスの家族サービスも終わり、来年のある時期まで、長期出張に出かけたようだ。
この後子供たちにえさのとり方を教えた後、メスたちも去ってゆくと言う。
この巨大な動物は、アラスカからバハカリフォルニアまでの太平洋沿岸にしか生息していないらしい。
貴重な体験をさせてもらっていることに気付いた。
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