4/16/2023

2023/4月の散歩(桜川)

2023/4/16
茨城県桜川市方面に遊びに出かけた
先日知った八重桜のカンザンが、どこも真っ盛り
ハナミズキもピークのようだ
桜川市富谷の富谷観音 小山寺(おやまじ)
小山寺は、標高365.1mの富谷山の山頂近くにある
天平7(735)年、聖武天皇の勅願により、行基が開創したと伝えられてる。
その際、行基が大和の国から数百の工人を率いてこの山に分け入り、堂塔伽藍の造営がなされ、自作の鉈彫十一面観世音菩薩を本尊仏とし、寺号を「施無畏山宝樹院長福禅寺(せむいざんほうじゅいんちょうふくぜんじ)」と名付けた。
その後、釈迦院、文殊院、不動院、多聞院、如法堂、桜本房などの三十六院が整備され、僧坊も多数あり、幾多の堂宇が立ちならび三重塔ならびに本堂を中心として、一山形式を取り、富谷山全体が聖地霊山にされたと伝えられ、朝廷より主田千百余町歩を賜り勅願寺になった。
不動明王の化身 倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)は水神として、富(谷)山の守護神だという
仁王門
仁王門の山号額


釣鐘水仙(つりがねずいせん)
仁王門からさらに石段を登ると、右手には立派な本堂が、大きな寄贈絵馬を抱えている
平安末期の久寿2(1155)年から暦仁元(1238)年にかけてこの地方を支配していた、下野国の「小山下野守朝政」は当山に帰依して大いに外護し、そのおり「長福禅寺」から「小山寺」に改められた
慈覚大師が東北遊化の際、大師自刻の不動明王と多聞天を脇侍として七堂伽藍が整えられたと伝えられている




大チョンボの行基作十一面観世音菩薩
弁財天
大黒天堂
これもチョンボだ

加波山がよく見えています

鐘楼を一つ打たせていただきました「南無観世音菩薩」
国の重要文化財に指定されている三重の塔は、細部の装飾に優れており、関東以北ではまれにみる室町時代の塔で、同塔以外には益子町の西明寺の三重塔のみだという
寛正6(1465)年、多賀谷朝経を大旦那として、大工の宗阿弥家吉父子によって三重塔が建立され、1988年から3年かけて解体修理が行われたそうだ
それにしても堅牢そうな造りだ

折角なので、富谷山の展望台まで行ってみる
右の筑波と左の加波山

富谷山を降りて、岩瀬の街中めん工房ほさか
そば、うどん、天ぷらの味は良いが、調理に手間取りすぎで、再来は無し!

桜川市西小塙の曜光山 見明星悟道院 月山寺
延暦15年(796)、南都六宗の一宗である法相宗の高僧徳一大師 により、中郡荘橋本村に創建された
山門
山門をくぐると、よく整備された日本庭園が現れる
右手に本堂
丘の上に、朱色の観音堂が目を引く
元は栃木県芳賀郡二宮町(現真岡市)長栄寺の観音堂として寛永9年(1632)に建立され、二宮町指定文化財であったが、その維持に多大の苦労が払われており、地元の方々との度重なる話し合いの後に、ここへ移築したそうだ
ここでもカンザンが盛りだ
観音堂の脇に市指定有文の日枝山王社があったが、写真を撮り忘れたようだ
那智聖観世音菩薩像
常陸七福神の布袋尊

東国花の寺では、ツツジが挙げられているが、秋のモミジも素晴らしいだろう
月山寺美術館には、国及び県指定の重要文化財13点をはじめとする仏像、仏画、工芸品、古文書等の寺宝および地元出身者の美術品などが展示されているようだが、開館されていなかった

帰路、筑西市のKEKで、スーパーフルーツトマトを購入

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