8/27/2024

2024/8月の散歩(大洗)

2024/8/27 (Tue)
台風10号の動きが遅く、不安定な天気のため山へは行かれず、ならば海だと、茨城県大洗町
昼食には少し早かったので、「かねふく めんたいパーク大洗」へ
平日にもかかわらず、夏休みの最後を楽しむ家族連れで賑わっていた
外から見られるというのは、従業員のMotivationも上がるのかも
明太子を使った料理が、壁一面に
昼食は、大洗町漁協卸売市場前の一角にある「かじま」
12時前だったので、すんなり座れた
お盆までが旬の岩牡蠣は、今日の在庫の最後の一個をいただく
ミルクはなかったが、甘くてぷりぷり
海鮮丼のネタのブツで「みほ丼」というらしい
かに丼のカニ肉の量は控えめながら、カニみそも美味しい
あさり汁を、あら汁にUpgrade
お昼を満喫したので、大洗磯前(いそさき)神社へ
神磯の鳥居からスタート


二の鳥居と石段
二の鳥居をくぐり、右手にある清良(きよよし)神社は、茨城町にある小幡城の小幡出雲守中務義清(小幡義清)が、1532年8月大洗に参詣の帰路、水戸城の江戸通泰に誘殺され、小幡城も乗っ取られてしまう
小幡氏の祟りがすごかったのか、小幡義清を龍神として祀り(御祭神名は小幡宥円命)怒りを鎮めるため建てられた、大洗磯前神社の摂社のひとつ
三の鳥居から見る随神門と、手前には備前焼の赤い狛犬
振り返ると太平洋
町指定有文の随神門から見た太平洋
元禄3年(1690)水戸藩2代藩主徳川光圀により造営がなされ、3代綱條の代の享保15年(1730)に現在の本殿・拝殿・随神門が竣工
拝殿は桁行5間、梁間2間で向拝1間付きの入母屋造で県指定有文

主祭神は大己貴命 (おおなむちのみこと)、酒列磯前神社祭神の少彦名命 (すくなひこなのみこと)を配祀神に据える
横へ回ると、茅葺屋根の本殿が凛々しい
本殿左手には、大杉神社(祭神:大物主命。稲敷市の大杉神社を中心とした信仰の神社。あんば様として信仰されている)、水神社(祭神:罔象女命)、八幡宮(祭神:玉依比売命・大帯姫命・応神天皇)
斉衡3年(856)常陸国鹿島郡の大洗磯前に神が現れ、神霊は人に依って「われは大奈母知(おおなもち)・少比古奈命(すくなひこなのみこと)である。昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」と託宣し、大己貴命(大奈母知、大黒さま)が大洗に、少彦名命(少比古奈命、恵美須さま)が酒列に祀られ、両社の創建となった
本殿も県指定有文
本殿右手には、大神宮(祭神:天照皇大神。伊勢神宮の分社)、静神社(祭神:建葉槌命・手力雄命・高皇産霊尊・思兼神。那珂市にある常陸国二宮の分社)、水天宮(祭神:天御中主神・安徳天皇・建礼門院二位尼。福岡県久留米市にある水天宮の分社)

社務所の北にある御嶽神社(祭神:国常立命・大己貴命・少比古名命)


南側の駐車場先にある茶釜稲荷神社
いくつもの朱色の鳥居をくぐる
大甕磯神社は石碑だけで、神殿が茶釜稲荷神社(祭神:倉稲魂命)、左手に櫛形山神社があったのだろう
大甕磯神社と櫛形山神社を、茶釜稲荷神社の摂社としているようだ
さらに南側に、與利幾(よりき)神社への鳥居がある
與利幾神社の祭神は、建御名方命
大甕磯神社と與利幾神社本殿の間にある石尊宮は、神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社の分社
安永6年(1777)大洗海岸の漁師・平大夫が海で霊木(楠木)を見つけたが、楠木が大洗磯前神社の巫女に憑いて、「この木は信濃国諏訪の諏訪明神の霊木である。厚く祀るように。」と語り、大洗磯前神社境内にこれを祀った
大洗磯前神社の祭神・大己貴命の御子神である、諏訪大社・建御名方命の御神木が、父神のところに「寄ってきた」=「寄木」、さらに縁起のいい漢字をあてて「與利幾」になったと伝わる
海に浮かぶ神磯の鳥居は一の鳥居ではなく、県道2号線との交差点に立つのが、一の鳥居
ここから市場まで歩いてきました




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