8/05/2024

2024/8月の散歩(北茨城、いわき)

2024/8/05 (Mon)
今日の避暑地は茨城県北茨城
大津港駅そばの食彩 太信
開店と同時に入ったのは、我々だけだった

魚市場で直接買付している地魚を、贅沢な定食にした「大津港定食」
コロッケのようなフライは、しっかりした噛み応えのある白身魚で、聞けばシイラ(鬼頭魚、Mahi Mahi)だという
焼き魚はホウボウで、皮が固く脂身の少ない肉だが、酒の肴に良さそうだ
プレミア海鮮丼は、その日の水揚げにこだわり、マグロ、サケ、イカがいない
今日の水揚げに混じってきたというワタリガ二を、店主のおすすめに従いいただいた
カニみそと塩味が絶妙で、店主に伝えると「塩など一切味の付けをしていない」切って揚げただけだという、絶品Soft Shell Crab
今日はこの店に籠り、酒でも飲んで一日過ごしたかったが、貧乏性なので五浦(いづら)の海岸線を散歩
天心記念五浦美術館は休館日
水戸藩主徳川光圀が領内巡視で五浦を訪れた際、のどが渇いた光圀は、古井戸を見つけたが井戸は深く、水に届かなかった。ところが光圀の手にした杖が井戸の淵に当たり、底深くにあった水が湧き出したという、黄門の井戸
我逝かば 花な手向けそ浜千鳥
    呼びかふ声を印にて
        落葉に深く埋めてよ
            十二万年明月の夜
                弔ひ来ん人を松の影
という辞世の歌を詠み亡くなったという岡倉天心の遺志を汲み、五浦の地に土饅頭型の簡素な丸い墓を造ったという

天心の娘の米山高麗子(こまこ)は、夫と昭和20年(1945)に五浦に移り住み、昭和30年(1955)まで天心漁荘に住み、天心の墓所を守ったという

六角堂のある五浦美術文化研究所も休館日で、五浦岬公園に向かう途中の、ヒメヒオウギズイセン
ヤマユリ
ハギ属ではなく、コマツナギ属のコマツナギは、草ではなく低木だ
南から、小五浦、大五浦、椿磯、中磯、端磯と五つの入り江(浦)がある五浦
小五浦と大五浦の間の岬に、六角堂が建つ


大津岬灯台

太平洋を見渡す、展望慰霊塔からの眺め

ラセイタソウ(羅背板草、Boehmeria biloba、イラクサ科カラムシ(ヤブマオ)属の多年草で海岸を好む)
一番上の葉から雌花が短い穂を伸ばし、茎の方から出る雄花序は細長い穂状

筒の外側に赤い縞がないのでタカサゴユリではなく、葉幅が細いのでテッポウユリではない、シンテッポウユリでしょう

北茨城から福島県の道の駅 よつくら港まで行き、そこでJAFのスタンプラリーを見つけ、いわき震災伝承みらい館、塩屋埼(しおやさき)灯台へと立ち寄る
全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つだという
美空ひばりの曲「みだれ髪」の歌詞に「塩屋の岬」とあるそうで、作詞は星野哲郎
せっかく登ってきたのに、5分ほど前に閉門されてしまった






「東北の湘南」といわれるいわき市小名浜の、いわきマリンタワーは、閉門5分前だった
いわき市内の国道6号バイパスは、新4号バイパスより高速道路っぽい
また来てみたいと思います

0 件のコメント:

コメントを投稿