10/21/2024

2024/10月のハイク(茶臼岳)

2024/10/21 (Mon)
2024/9/05に避暑に訪れた茶臼岳だが、姥ヶ平(うばがだいら)の紅葉が見頃で、天気も良くなる予報なので再訪した
てっぺんの峠の茶屋駐車場は、第1も第2も朝8時ですでに満車、ロープウェイ山麓駅前に戻り、数台しか停まっていない駐車場に車を入れ、登山支度を終わってみればすでに満車
後から登ってきた車には「大丸園地駐車場に停めて、バスで登ってください」と言っている
この時期の那須は、なめてはいけない!
ロープウェイは8:30始発だが、切符売り場は長蛇の列
我々はNetで発券していたので、直接乗り場の行列へ
混雑のため始発が早まり、1番ロープウェイに乗り込めたのは、ラッキーだった
山頂駅から見上げる茶臼岳は、今日も雲が流れている
茶臼頂上を目指す右手の登山組を横目に、今日はまっすぐ姥ヶ平へ向かい左側へ
那須町方面を見下ろす
右手に茶臼岳の溶岩ドームを見上げながら、南側から回り込む
左手の谷の、見事な紅葉林を観ながら進む

登山道は森林限界の上のため、眺望は効くが紅葉の中を進むわけではない


コケ類でしょうが、なんでしょうか
谷の奥まで見渡せるようになってきた

牛ケ首分岐に到着
ここから東にロープウェイ、南に行けば南月山、西に降りると姥ヶ平を経由して沼ッ原や三斗小屋温泉方面、北は茶臼岳の西を回り込み朝日岳に行ける

西の姥ヶ平へ向け、急な下り坂
この道をまた登り返すかと思うと、気が滅入る
木の無い平地が、紅葉の名所といわれる姥ヶ平
栃木・福島県境の大倉山連山が見える
さらにその奥は、方角的には南会津

休憩をはさみながら下ってゆくが、安達太良山の登山者よりも軽装な人を見かけるのは、東京に近いせいかな
前回拝めなかった火口からの噴煙が、こちらからは良く見える

姥ヶ平に到着し、茶臼岳を見上げる

茶臼岳、噴火口、紅葉、白樺、ハイマツと下ってくる
紅葉の色は淡いが、良い眺めだ
姥ヶ平の少し先を右に折れ、木道を行くと、ひょうたん池へ出る

池をぐるりと周遊できるかと思ったが、木道から降りるなという標識があり、10人ほどでいっぱいとなる展望台から見渡せるだけ
木道はすれ違いもできず、展望台に行くにも苦労、出るにも苦労

もう一息の観光開発が必要ですね
とはいえ、この眺め
水面に映る茶臼岳は、今のままでは見れません
姥ヶ平へ戻り、草の上でお弁当を広げる
一息入れて、牛ケ首まで戻ります


上の写真を撮っている我々の姿が、茶臼岳を撮っていた登山者のカメラに写されていました

って、そんな写真が何で手元に?
登り返しは、下りに想像したよりも楽だったかも
登る人、降りる人が、道を譲りながら

牛ケ首まで、もう一息
分岐点に到着し、腰を下ろして一休み
とそこへ、姥ヶ平から登ってくる人の中に、旧知の友人を見つける
大学時代のSki同好会の後輩で、同時期にアメリカに赴任中コロラドで合流し、ともに子連れでSkiを楽しんだ間柄
会社は違ったのに、なぜかともに栃木暮らし
彼らは帰国後しばらくしてメキシコに赴任
わたしたちは長期のアメリカ生活中、何度もメキシコを訪れたが、その時は再会できず
ポールの使い方を、後輩の部長から教わる
メキシコ時代にMBXで大けがまでした彼女
お互いの話が楽しすぎて、全く疲れない山歩きとなる
無間地獄と呼ばれる噴煙を上げる火口を過ぎ、朝日岳が見えてきた
こちらはとうに切り上げたSkiだが、彼らはいまだに現役で、昨シーズンをひざのけがで休養した彼は、今シーズンのためにブーツを新調している
サイクリングでは、80kmくらい平気で走っちゃう彼女と、いろは坂をチャリで登っちゃう彼
あっという間に、山頂からの下山に前回使ったルートとの合流地点
後で知った話だが、どうやら始発のロープウェイでも一緒だったが、お互い気付かず
彼らは茶臼岳は初めてで、先に登頂を済ませて姥ヶ平へ降りた
我々が亀のようにひょうたん池で渋滞し、お弁当を広げている間にうさぎさん達に追いつかれ
彼らが姥ヶ平到着の記念写真を撮っていたその背後に、登り返そうとする我々が映っていたことが判明
もう一つ変な偶然があり、それは彼のiPhoneから送られてきた写真の連番が、妻のiPhoneの連番と重なっていたこと
皆の写真を集めてFolderに入れようとしたら、同じファイル名がかぶっていて気付いた
奥さん同士はコロラド以来、28年ぶりの再会
男同士は、Ski仲間の不幸があり、2度ほど₍?₎会うことがあった

どこかでバッタリ会うだろうとは思っていたが、今日のは驚いた

全く疲れることなく、いつの間にか山を降りてしまった
今日は朝日岳がくっきり、ばっちり
メキシコ生活は、人生の良い勉強になったという彼ら

駐車場まで降りてきて、電波が通じるようになったので、さっそくLINE交換
再会を約束して、帰宅となりました





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