6/14/2026

2026/6月の登山(弥陀ケ池)

2026/6/14 (Sun)

週末と言えども、人気のほとんど期待できない山では、熊との遭遇機会が増えるとの不安から、人が多そうな山を選び、日光白根山を選択
山頂を目指すならロープウェイで上がる「丸沼ルート」が一般的だが、今日は群馬県片品村の菅沼から、無理をせずに白根に近づく「菅沼ルート」を選ぶ
他にも、湯元温泉から登る「日光湯元ルート」、金精峠から登る「金精ルート」などがある
菅沼ルート登山口の有料駐車場は、今シーズンから2倍に値上げされ、2,000円となったようだ
車の中で朝食を取り、気温10℃のなか、7:40に活動開始
上は、葉の裏と表、茎、実をつける穂の茎にも細く鋭いトゲが無数にある、ハリブキ(針蕗)
下は、3つの小葉の縁にギザギザ(鋸歯)がある、金精峠で見かけた、シロバナノヘビイチゴ(白花蛇苺)
日光高山で出逢った、ズダヤクシュ(喘息薬種)
やはり奥日光の植物が、多くみられるエリアのようだ
料金所近くに50台ほどの駐車スペースに停めてきたが、さらに500mほど先にも15台ほどの駐車スペースがあり、知っている人はこっちに停めるのね

広い笹原から登山道が始まる
笹原を抜け、樹林帯に入る
登山道の左右の緑は、田代山で見た、カニコウモリ(蟹蝙蝠)の蕾の前段階
カニコウモリに混じり、白い点々とした花は、ズダヤクシュ
利尻・礼文で見た、ゴゼンタチバナ(御前橘)
カニコウモリが減り、ゴロゴロとした岩の道に変わった
葉が丸卵型で、陽に透けてきれいな景色を作ってくれるのは、シラカンバの仲間の、
ダケカンバ(岳樺、Betula ermanii、カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹)
コメツガ(米栂)
コメツガやシラビソの針葉樹林帯に入ると、傾斜が一層きつくなる


かなりの岸壁
ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅)がわずかに残る
崩落地で少し視界が開けた
マジで崖登りです

コミヤマカタバミ(小深山片喰)
大方白い花びらだが、ピンクかかったものもある


コが付くか、付かないミヤマカタバミかは、難しい
ムラサキヤシオツツジ
ミツバオウレン(三葉黄蓮)
白い花弁にみえるのは萼片で、
黄色い点々が花弁だという
2kmの崖登りに、1時間以上かかってしまった
ここからもさらに、崖登りが続く
崖登りが終わったのか、カニコウモリがまた現れてきた
座禅山の東を巻いて歩いていると、イチヤクソウ(一薬草)が現れた
バイケイソウ(梅蕙草)も現れた、ということは湿地が近いか
花は下向き、葉に光沢がありハート型、縁はとがった鋸歯があるので、イワカガミ(岩鏡)だろう
コイワカガミ(小岩鏡)の花は横向き、葉は丸く、縁にギザギザがない

イチリンソウ(一輪草)がまだ残っている

鹿の食害でめっきりと数を減らしたという、シラネアオイ
日光白根山を代表する花として、「新・花の百名山」にあるが、栃木県では絶滅危惧I類(深刻な危機)とされている
シカよけの電気網の内側で、なんとか花を咲かせている
突然目の前に「弥陀ヶ池」が現れた
弥陀ヶ池の奥には、溶岩ドームを形成した「日光白根山」がどっしりとした姿だ
日光白根山の噴火で流出した「座禅山溶岩」や「弥陀ヶ池溶岩」などの新しい溶岩流でできた堰止湖で、標高2,254mにある「関東最高所の池」

池の脇にも、イワカガミ
水中には、数メートルにも及ぶ長いチューブ状のゼリーに包まれた、ヒキガエルの卵塊
ここまで3時間近くかかったため、どこを目指すか、湖畔のベンチに座り、早めの昼食を食べながら相談するが、
今日のところは撤収と決まる
そうと決まれば即下山
座禅山の斜面に咲く花たちとお別れ

登りと同じルートなので、新しい発見はあるかな?
ミネザクラ(峰桜)は、往路に見落としていた
コミヤマカタバミとスギゴケ

ムラサキヤシオツツジ
キク科コウモリソウ属のカニコウモリは、茎の先に円錐花序状に白色の頭花をつけるが、花期は8-9月


岩の崖を急降下して、カニコウモリの草原まで下りてきた
カラマツソウ
弥陀ケ池の標高2,254mは、今年の最高到達点
とはいえ、スタートの菅沼駐車場も1,731mで、今年の最高開始点
しかしながら、比高530mの崖を一直線によじ登るのは、厳しかった
下りは早いね、2時間かかっていない

駐車場まで戻り、まっすぐ帰るか、遊んでゆくか?
明日6/15は、「栃木県民の日」であることを思い出し、「日光田母沢御用邸」が無料開放中なので、立ち寄ってみることにした
御用邸前の「門藤」でわらび餅をいただく





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