1/04/2024

2024/1月の散歩(薬師寺)

2024/1/04
買い物に出た帰りに、下野市薬師寺の薬師寺郷鎮守八幡宮へ
ここはお参りだけで、隣の真言宗 智山派 医王山 下野薬師寺(旧安國寺)へ
住職がおり、本堂にあがるよう促されたのでお邪魔したところ、龍の天井画が
藤原洞泉安富筆の江戸時代に描かれた雲龍図で、汚れていたものを灰汁洗いをし、見事によみがえったものだという

こちらは、奈良の唐招提寺 金堂に安置される、国宝の薬師如来立像を、研究のため復元したカヤ木彫りの像だが、やや趣に欠ける気がする
律宗総本山の唐招提寺だが、律宗開祖である鑑真和上と下野薬師寺が、後述のつながりがあるため、唐招提寺との縁があるのだろう
本尊の薬師如来と十二神将は、33年ごとに御開帳される秘仏であり、前回は3年前というから、お目にかかることはできないであろう
下野薬師寺は、天武天皇の白鳳8年(680)の建立だが、そこに天平宝字5年(761)に鑑真和上によって戒壇院が建てられたことで、東国仏教文化の中心として隆盛をほこるようになり、奈良の東大寺、筑紫の観世音寺、下野薬師寺を合わせて日本三戒壇といわれるようになる
南北330メートル、東西240メートルにわたる、国指定史跡の遺跡の中心に、戒壇堂が再建されている

中には、鑑真和上尊像と丈六釈迦如来坐像が祀られている










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