1/08/2024

2024/1月の散歩(那須烏山、那珂川)

2024/1/08
年末からいろいろなスタンプラリーが催されている
明治6(1873)年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併し、おおむね現在と同じ県域の栃木県が誕生してから、2023年で150年を迎えたことを記念した、「ふるさととちぎ県聞録!
150(いちごまる)っと周遊デジタルスタンプラリー」があり、名所旧跡、博物館・美術館から道の駅などでスタンプが集められる
また、栃木県内の社寺を巡りながら、栃木に息づく歴史や文化を感じる、「癒しを感じる社寺詣 栃木の御朱印めぐり スタンプラリー」さらに、栃木県内の特定の神社17社を巡る、「幸先詣」があり、あちこちの神社を回っている
本日の最初の訪問地は、那須烏山市向田の熊野神社
天治2年(1125)那須家の祖である須藤資家(すけいえ)は、陸奥国白河郡八溝山に潜伏していた「岩獄丸」という賊を征伐する際に、熊野三山(本宮、那智、速玉)に戦勝を祈願し、賊を討った功により、下野国那須郡を賜り同地に下向し、須藤権守貞信と称した
領内の安全祈願のために勧請された三十余社の熊野神社の1つがここだという
祭神は、伊弉諾神、伊弉冊神
木の皮を重ねた、檜皮葺造りの屋根の本殿
勝利の神であり、熊野神社の使者でもある八咫烏(やたがらす)を祀った境内社もある
前回記事は、2023/2/20
次に、那須烏山市宮原の宮原八幡宮
延歴14年(795)筑紫山に宇佐八幡宮を開き、明應年間(1492~1501)に琵琶の原という現在地に遷宮した

誉田別尊を祀る
県指定有文の本殿



前回記事は、2023/2/20
続いて、那須烏山市中央の八雲神社
牛頭天王、素戔嗚尊、建速須佐之男命を祀る
2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された、烏山の山あげ行事「山あげ祭」はその昔、この八雲神社の例大祭(夏祭)であった
前回記事は、2020/9/292021/12/132023/2/20
昼食は、那珂川町小砂(こいさご)の陶里庵
小砂焼の器に盛られた地産の蕎麦は、味も香りも大変よろしい
天ぷらも、油が新鮮でパリッと揚がっていて、大変よろしい
サービスの手作り豆腐は、ふわトロで文句なし
たれが甘すぎるのが、かなりの減点対象だったことが、悔やまれる
食後は、那珂川町小砂の示現(じげん)神社
大治4年(1129)の創建で、大己貴命、事代主命を祀る
周囲には、昨日夜から降ったという雪が残っている

前回記事は、2023/11/13
馬頭まで戻り、那珂川町馬頭の静神社
ここは、つい先日にもお参りしており、神社記事は、2023/11/13
今日は、志津神社の奥にある、武茂(むも)城跡までハイキング
2020/2/29に、一度訪れている城跡だ
1280年代後半の鎌倉時代に、宇都宮氏系の武茂泰宗により築城され、佐竹氏との戦いに敗れ城主が変わり、佐竹氏の転封にともない1602年(慶長7年)ごろに廃城された
見事な空堀が、本丸を囲んでいる
本丸手前の朽ちかけた鳥居は、4年前と変わりない
本丸の場所にそびえる大杉
今回は、本丸から北に延びる尾根道を散策
北と西を見渡せる、展望所があった
日光連山から高原山が良く見える
帰路は空堀の下を歩き、乾徳寺へ降りた
ナンテンの実が、あちらこちらで観られる
次に、那珂川町健武の健武山(たけむやま)神社
大同元年(806)創建の、下野国で正史『続日本後紀』に最初に記録された延喜式内社
かつての祭神は素戔嗚命であったが、現在は日本武尊(やまとたけるのみこと)と金山彦尊(かなやまひこのみこと)
前回記事は、2023/11/13
最後は、那珂川町小川の小川温泉(おがわゆぜん)神社
大己貴命、少彦名命を祀る
前回記事は、2023/3/31
今日の疲れを癒すのは、何度目かの「馬頭温泉郷 ゆりがねの湯」からの、雄大な夕日

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