3/20/2024

2024/3月の散歩(星野)

2024/3/20 (Wed)
里山へ散歩に出て、シュンランを探す
シュンラン(春蘭、Cymbidium goeringii、ラン科シュンラン属の部分的菌従属栄養植物)

セイヨウアカミニワトコ(Sambucus racemosa、レンプクソウ科(スイカズラ科)ニワトコ属の落葉潅木)の新芽だろうか
栃木市星野町の四季の森星野
アズマイチゲ(東一華、Anemone raddeana、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)

キバナノアマナ(黄花の甘菜、キバナアマナ、Gagea lutea、ユリ科キバナノアマナ属の多年草)新規
根出葉は1本で、長さ15-30cmになり、やや厚みがあるのが特徴
サンシュユ(山茱萸、Cornus officinalis、ミズキ科ミズキ属の落葉小高木)
ミツマタ(三椏、Edgeworthia chrysantha、ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木)


アミガサユリ(編笠百合、テンガイユリ(天蓋百合)、バイモ(貝母)、Fritillaria verticillata var. thunbergii、ユリ科バイモ属の半蔓性多年草)の蕾
フクジュソウ(福寿草、側金盞花、献歳菊、元日草、Adonis ramosa、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草)

四季の森のすぐ先、鹿沼市下永野の御嶽山(おんたけさん)神社

弘仁3年(812)空海上人によって北辰ヶ岳御嶽山が開山されたと伝わる、長野県木曽御嶽山の信仰をひく神社は、神仏融合が見て取れる
真言宗の開祖、空海上人が開いたのに、祭神は国常立命(くにのとこたちのかみ)
「国=国土、人の住む大地」「常=恒常性」「立=現象の確立」から、人の生き様が末永く続く様を見守る神、いわば地球を擬人化した神様です。一説には、地球の創成に深く関わった金色の龍神の人型であるともいわれる神の本殿
滝の向こうは、不動明王と思われる

三峯山大神を祀る三峯山里宮


三峯山里宮の右手から、山道が始まります
今日は山歩きの準備が無いので、ちょっとだけ
御嶽山神社全景
階段を登りきると、祖霊殿



ここから先は、次回に

祖霊殿までの斜面に、カタクリがたくさん

アズマイチゲも

ニリンソウの葉でしょうか、斜面にはびこっています
庭園に戻りました
ウメも見事です
サクラも良さそうな神社ですので、桜の季節に北辰ヶ岳を登ってみようと思います
2024/3/21 (Thu)
山菜の天ぷらが食べたくて、二日連続で星野地区へ
御嶽山神社を通過し、手打そば処 嵯峨の100m先にある、永野家
今ある山菜は、芹と
蕗でした
もりそばは田舎風で、香りよく、鰹ダシのつゆも甘すぎず辛すぎず
鹿沼市下永野の曹洞宗 長谷寺(ちょうこくじ)
立派な四脚門の山門
山門先の階段脇は、ヒガンバナ
本堂
鐘撞堂
鹿沼市下永野の熊野神社
杉の大木が見事
奈良別王の勸請で安蘇川原に鎭座していたが、承平2年(932)7月大洪水の時に、熊野窪と云う山中に移遷し、熊努宮と改めた
その後佐野家莊園だったが、天照皇大神を合祀し熊野神社と改稱した
祭神は、伊弉諾命、伊弉冊命、天照皇大神
隣には、鹿島宮を祀る
栃木市星野町の大応寺近くに、スミレの群生を発見
ヒメスミレ(姫菫、Viola inconspicua subsp. nagasakiensis、スミレ科スミレ属の多年草)か?
星野自然村には、アミガサユリが開花していた

栃木市鍋山町の真言宗智山派 柔和山 寳蓮寺
天平勝宝8年(756)勝道上人が、如意輪観音のお告げにより観音堂を造立して開山と伝わる
1600年代には、「星明院」「威徳院」「普門院」「龍華寺」「宝光院」「南秀坊」「西福院」「勝蔵寺」など十数か所の末寺を持ち、院家を兼帯していたが、享和2年(1802)全山焼失して、高台に有った観音堂のみ残ったとの事
オウバイモドキ(黄梅擬 ウンナンオウバイ(雲南黄梅)、Jasminum mesnyi、モクセイ科ソケイ属の常緑低木)か、落葉低木ならばオウバイらしい
山門から見る観音堂(本堂)
明治24年(1891)焼け残った観音堂を高台から現在地に移転
屋根は亜鉛板葺きだったが、平成8年に銅板の屋根に葺き替え
観音堂の脇の釈迦遊行仏(タイ、スコータイ仏)像


無縁塔から墓地の方に登ってみる
筑波山が見えた

墓地の裏山はかたくり山と称され、無数のカタクリが、1~2部咲き


入山する人が少ないのか、遊歩道にまで花を咲かせている

カワヅザクラが満開を過ぎたところ
思いがけず見つけた、カタクリの宝庫だ
この斜面がほぼ全面、カタクリの山

帰路、大柿カタクリの里によって見たが、カタクリの数はかなり減少し、アズマイチゲが少し見られた
カヤツリグサ科のカンスゲ(寒菅)が目立つ
大柿カタクリの里は、まだ入山できなかったが、人間が歩けばカタクリは減少してしまう
寳蓮寺のカタクリ山も、人が入らないから良いのだろうが、難しいところだ

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