1/13/2023

2023/1月の散歩(鬼怒川温泉)

2023/1/13
鹿沼から今市へ抜ける、いつもの通り道の手打ちそば 一庵(いちあん)
普通盛りが蕎麦200gは、食べ応えあり
つゆは醤油辛目だが、蕎麦と天ぷらは、かなり良い
今日は鬼怒川温泉郷をハイク
鬼怒川公園駅側の「仲附(なかつけ)の旅籠(はたご)」


鬼怒川の東側を、川を下ってゆくと、大きなホテルの廃墟群に出くわす
公園駅前にどんと横たわるのは、元「復興御宿 富双江葉大馬 鬼怒川秘極の湯 風」
大正14年創業の老舗「元湯 星のや」も、2010年に廃業
創業は昭和17年(1942)という「かっぱ風呂 鬼怒川本館」は、廃墟ホテル群の中では2番目に古く、一番巨大だ
何度も増改築を繰り返して、今の巨大で圧倒的な姿となったそうだ
しかしその巨額の投資がアダとなり、平成11年(1999)に倒産し、負債総額は30億円を超えるというが、未だマニアの間で人気の廃墟のようだ

悲しいかな、川の東側はほぼ全滅
ふれあい橋へ降りる
鬼怒川温泉の歴史は、元禄5年(1692)に川岸に源泉を発見したことに始まるそうだ
振り返ると、階段には大きな鬼が描かれていた
身長50mの、ご当地アイドル鬼怒太の階段アートだという

明治に入り水力発電所ができたことで鬼怒川の水位が下がり、川底から次々と新源泉が発見された
昭和2年(1927)まで滝温泉と呼ばれていたが、藤原温泉と合わせて「鬼怒川温泉」に改名したそうだ
川の西岸は、活気が残っているようだ
ふれあい橋のたもとにいた「定印(じょういん)鬼」の鬼怒太
「七福邪鬼めぐり」のスタンプがあります
邪気を払い福を招くという「邪鬼」をモチーフとした「鬼怒太」「鬼怒子」の陶像が、鬼怒川温泉駅前と温泉街の鬼怒川に架かる各橋のたもとに計7体設置されているそうだが、スタンプラリーは終了しているそうだ
橋を渡った先にある、お宮さん
ほてる白河湯の蔵(営業中)の敷地内にある、温泉神社
くろがね橋を渡る

鬼怒子さんの「遊心鬼(ゆうしんき)」
無料足湯と手湯のある、鬼怒子の湯(きぬこのゆ)は、遊心鬼脇にある

くろがね橋を戻り、鬼怒川温泉ホテル(営業中)敷地内の富貴観音堂

藤原町護国神社
滝見橋のたもと、滝見公園の鬼怒太は「思惟鬼(しいき)」といい、鬼怒川温泉の未来を考えているそうだが、未来はいかが?
対岸の眺めがこれでは、難しいですよね
滝見橋は吊り橋で、そこそこ揺れます
ヒマラヤ杉にシダーローズが数珠なり
本日の収穫
鬼怒岩橋の袂から、大滝河川遊歩道へ降りてみる
これが鬼怒川温泉の大滝だそうだ
展望デッキからは滝が良く見えないので、岩を降りてみる
それでも良く見えない



鬼怒岩橋の鬼怒太「半跏鬼(はんかき)」は、安らぎの象徴だというが、あきらめの境地か?
川東のキャトルセゾンも廃業です
始点と終点は、東河岸の鬼怒川温泉岩風呂
4時~5時は、男性客多し。洗い場が5人分で、更衣室もかなりの混雑
お湯は単純泉で、無色透明無臭なので、ありがたみ少なし
かなり地味な鬼怒川温泉でした

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