6/01/2022

2022/6月の散歩(八方ヶ原)

2022/6/01
5/29に訪れて以来、宿題を忘れた状態だったので、再訪した
先ずは学校平周辺のわすれもの
Stone Circleは作り物っぽく写真も撮らなかったが、展望台からの眺望は、なかなか良かった

あいにく曇り空で、遠望はきかない



前回は週末で進入禁止だった、大間々台へ移動し、昼食
食後、林間コースから八海山神社を目指す
右手の土塁は、軍馬牧場時代のフェンスの名残


歩いているうちに雲が晴れることを願う

大間々台と八海山神社の中間地点
尾根道に出ると、尾根に巨石がゴロゴロ



頂上に到着
お天気も良くなった
神社の祠は崩れてしまっているが、石積みが似合う

標高1,539mからの、関東平野の眺望

下山は見晴らしコース
見晴らしコースは、下りがお勧め
この景色を見ながら歩けるのだから


シロヤシオ(白八汐、Rhododendron quinquefolium)が、少しだけ残っていた
5月初旬の奥日光でアカヤシオを見ましたが、シロヤシオはその後に咲きます
アカヤシオは花の後に葉が出てきますが、シロヤシオは同時でしょうか
以前にも書きましたが、ヤシオツツジは、栃木の県花です。

青空コースとの分岐点に、一の鳥居がありました



大間々台の駐車場にある展望台から、塩原・那須方面を望む

大間々台周辺のツツジも、まだ見ごたえがある
オレンジ色の大輪が、レンゲツツジ(蓮華躑躅、Rhododendron molle subsp. japonicum)

赤みの強いのが、ヤマツツジ(山躑躅、エゾヤマツツジ、テリハヤマツツジ、ムラサキヤマツツジ、Rhododendron kaempferi)



県民の森をぬけ、与楽山 大悲心院 観音寺(寺山観音寺)へ
高原山剣ケ峰のふもとに建っていた観音寺は延暦22年(803)雷火による火事で焼けてしまいましたが、大悲閣観音堂と尊像は焼失を免れ、大同元年(806)この地に落ち着いたそうです
シュウカイドウが群生しているお寺だが、石段には、イワタバコ(岩煙草、Conandron ramondioides Siebold et Zucc.)が沢山
コアジサイ(小紫陽花、シバアジサイ(柴紫陽花)、Hydrangea hirta )


モミジガサ(紅葉笠)ではなく、トリカブト(鳥兜・草鳥頭、Aconitum)と思われる
寺山観音寺の手前に、寺七不思議のひとつである「牛石」という石が祀られています
観音寺消失の際、焼け残った観音堂と尊像を、牛にひかせて山を下りてきましたが、この場所でピタリと止まってしまったそうです。
観音様は、牛の苦労をほめたたえましたが、牛は観音様のそばを離れようとはしませんでした。そこで観音様はいつまでも近くにいて仕えるようにと、牛を石に変えてやりました。白と黒のまだら色は、牛の毛色が残ったものと伝えられています。これが、牛石の伝説です。
牛石の横には、立派な松の木が
矢板から塩谷に出て、岩戸別(いわとわけ)神社
駐車場わきに、ニリンソウ(二輪草、Anemone flaccida)
オドリコソウ(踊子草、Lamium album var. barbatum)
光丸山奥の院で見たのと同じく、首を長く伸ばした、ショウジョウバカマ(猩々袴、 Heloniopsis orientalis )
明治の里山でもなじみの、サイハイラン(采配蘭、Cremastra appendiculata var. variabilis)

御祭神は、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと、天之手力男神、天手力男命、多久豆魂命、大国栖玉命、大刀辛雄命 天上界でもっとも手の力が強い男で、天岩戸の扉を開けてアマテラス大神の手を引いて導き出し、この世に太陽の光を復活させた)

天手力雄命の御霊がお鎮まりしているという、不動岩(力岩)

トチバニンジン(栃葉人参、Panax japonicus、Japanese ginseng)
エビネ(海老根、ジエビネ、ヤブエビネ、Calanthe discolor)
ハンショウヅル(半鐘蔓、Clematis japonica Thunb.)
ヤブレガサ(破れ傘、Syneilesis palmata)
植えているのだと思いますが、それにしても多様な野草園です
東国花の寺リストに、神社も追加することにします


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