10/11/2022

2022/10月の散歩(伊王野)

初めて「道の駅 東山道伊王野」にやってきた
伊王野は、黒磯の真東の小さな町だ
道の駅から、伊王野城跡を目指す
すぐに北向き地蔵がある


城跡公園へは、墓地を通り登ってゆく
赤とんぼが飛び交う墓地をぬける
さらに登ると、四国八十八ヶ所霊場になぞらえた石仏が並んでいます



途中の見晴らし台から、那須連山、塩原連山、高原山が見渡せます
ツリガネニンジン(釣鐘人参、Adenophora triphylla var. japonica )
ヤマハッカの仲間
アザミの仲間
アキノタムラソウ(秋の田村草、Salvia japonica)
四国八十八ヵ所巡りは続くが、欠損も多いようだ



三の丸に到着も、説明は一切ない
ヤマザクラと野草に囲まれた、幸せの空間である
弘法大師像が鎮座し、四国の霊場周りは終了
この先に二の丸、本丸と続く径が見つからず、伊王野城はここまでで下山
キバナアキギリ(黄花秋桐、コトジソウ、Salvia nipponica Miq.)

ミズヒキ(水引、Persicaria filiformis)の赤が美しい



下山途中でチャノキ(茶の木、Camellia sinensis)の花を発見
日当たりの悪い山中で、どこから来たのだろう
ミツマタ(三椏、Edgeworthia chrysantha)の蕾ができ始めている
稲荷神社

馬頭観世音
旧東山道沿いのこの地は、平泉から鎌倉を目指す源義経が、愛馬の病を治したという伝えが残ります
那須頼資の二男資長が、長享元年(1487年)頃に伊王野館を構えて居城としことに始まるとされる、那須六家の一つだという

伊王野城は、霞ヶ城、伊王野山城、城山とも呼ばれる
正福寺角に立つ看板
補陀楽山正福寺は、那須三十三ヶ所観音霊場第5番札所(聖観世音)
伊王山専称寺は伊王野氏歴代の菩提寺
本尊の金銅阿弥陀如来立像は国の重要文化財で、鎌倉時代の文永4年(1267)5月、藤原光高という仏師によって制作されたそうだ
足慣らしとしては適度な山登りでした
帰路、黒羽のくらしの館で、鯉のぼりならぬ鮎登りを見た


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