3/14/2023

2023/3月の散歩(さくら、矢板)

2023/3/14
さくら市鹿子畑(かのこはた)の東国花の寺栃木8番、真言宗醫王山光明院東輪寺
樹齢400年といわれる、高さ25mのムクロジ
種子は羽根突きの玉や念珠などに加工され、境内で羽根突き遊びができる
観音堂


薬師堂
本堂
遊行僧が携帯する道具(比丘十八物)の一つである錫杖(しゃくじょう)があり、回転させてシャリンシャリンと鳴らすことができる
ロウバイは時期を過ぎ、フクジュソウが終わりを迎えていた
次にさくら市金枝(かなえだ)の、真言宗智山派 三光山 清光院 普濟寺(普済寺

永禄2年(1559)の創建で、開山は、沢観音寺(矢板市)の大和尚宥哲(ゆうてつ)という
裏山の金枝城主が、薬師堂を創建したことに始まる

薬師瑠璃光如来堂の額
三光とは、星と太陽、月のことだという
高橋住職のご厚意で、お堂に通していただき、大日如来像の前で、般若心経を唱えていただいた
この寄木十一面観音菩薩は、ご近所の方が持ち込まれたものだという

とても暖かいご住職でした

南北朝時代の正平・元中年間(1346~1392)、那須氏9代当主 那須資藤(すけとう・?~1355)の4男隆経が、この地に分家し、地名を取って金枝備中守を名乗り、裏山(通称 お城山)に本丸・二の丸などを有する金枝城を築城
宇都宮軍に相対する那須氏最前線の平山城であったが、天正18年(1590)秀吉による小田原(北条氏)攻めの後、宇都宮での「仕置」に際し、小田原への出兵もなく宇都宮への出頭もしなかった那須氏に対し、所領を召し上げられ廃城となった
今日はキツネ1匹とキジ1羽が、城守をしていました
続いてさくら市上河戸の龍崖(りゅうげ)城へ
城跡の南にある咳ノ宮(さびきのみや)神社のお堂には、生貫(いぬき)観世音菩薩の額がかかる

お堂の中に、大悲堂の額と、喜連川町有形文化財指定の聖観音様か?
龍崖城への登り口と思われる場所に、咳ノ宮(さびきのみや)神社の鳥居
坂の上に、小さなお堂が1つ
お堂の脇からさらに山を登ると、平坦な頂上に出た
ここが本丸であろう。周囲には空堀も見える
矢板市内の長峰公園へ
高原山がよく見える高台だが、日光は雲の中
早咲きのゲンカイツツジ(玄海躑躅)が咲き誇っていた



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