小山市間々田の間々田八幡宮で、毎年五月五日に行われる奇祭「じゃがまいた」
戦争中も休まなかったお祭りが、コロナ中断を経て復活し、今年ようやく見に行くことができた境内の弁天池には、観客が集まり始めた
八幡宮では、関係者らが蛇(ジャ)たちの到着を待っている
田植えを前にした時期に、ほどよい雨風を神仏に願うとともに、五穀豊穣、疫病退散を願って行われる「じゃがまいた」は、江戸時代から約400年続く伝統行事で、国重要無形民俗文化財に指定されている
各地区の7体の蛇は、各町内から間々田八幡宮に集まり、蛇よせという儀式をし、修祓式(しゅうばつしき)を行ったのち、弁天池の水をたらふく飲んで、再び町へと繰り出すという
今日は暖かな好天に恵まれた
祭り当日の早朝から、こけらなど最後の飾り付けを終えたジャが、八幡宮に続く道に集まってきた
竹を割り、ワラで縛って作った蛇体に、コケやシダの葉を飾りつけた15mを超える竜頭蛇を、各地区の小中学生と大人が持ち上げて練り歩く地区ごとにそろいの法被を羽織っている
最初のジャが八幡宮の前にやってきた
蛇頭(じゃがしら)と呼ばれる蛇の頭を載せる台を作り、ほかのジャを待つ
一丁目、二丁目と、ジャ達が集合する蛇頭の顔は、地区ごとに特徴があるという
地元ケーブルテレビも、取材に訪れている
間々田八幡宮には相撲の土俵があり、その前で少女たちが和太鼓を打ち鳴らす
ジャのしっぽの先には剣が付けられている
小山で大好きな中華料理店「好好」は、料理の鉄人周富徳の一番弟子のお店
「本人です」のタスキがかわいい
ファンサービスも忘れません
お隣のOB現役のころは、男子だけがジャを担げたらしいが、時代が変わりました
弁天池の水をたらふく飲んだジャ達は、地元へ向かい移動します
この祭りを知った時から見てみたいと思っていたが、ようやく見ることができた
儀式を終えたジャが、水を飲みに弁天池に入ってきました
竹、ワラ、コケで造っているため、水に入ると重量が1.5倍に増える、とお隣に座ったOBが解説してくれましたファンサービスも忘れません
お隣のOB現役のころは、男子だけがジャを担げたらしいが、時代が変わりました
弁天池の水をたらふく飲んだジャ達は、地元へ向かい移動します
かつては池の中でジャどうしの喧嘩もあったようですが、今は順番に水飲みをします
ちなみに、「じゃがまいた」というかけ声については、「蛇が参った」からとする説と、「蛇が巻いた」(蛇がとぐろを巻く、くるくると回る)から変わったとする2説が伝えられているというが、真竹で造られたジャの体は、とぐろを巻くことができないのだが
【 祭り 】
この祭りを知った時から見てみたいと思っていたが、ようやく見ることができた
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