2025/6/07 (Sat)
午前10時、標高1300m弱の約100台が駐車可能な沼ッ原駐車場に、すでに約80台が駐車していた
今日はここから沼ッ原湿原へは降りずに、日の出平登山口へ向かう
通路は確保されてはいるが、クマザサが生い茂り、往く手を阻む
陽射しがきれいなブナ(?)林を進む
カエデの新葉もきれいだ
日光高山の麓でも見た、マイヅルソウ
日の出平登山口に到着
通路は確保されてはいるが、クマザサが生い茂り、往く手を阻む
陽射しがきれいなブナ(?)林を進む
カエデの新葉もきれいだ
日光高山の麓でも見た、マイヅルソウ
日の出平登山口に到着
直進すると姥ヶ平から牛ヶ首を経て日の出平に出るが、右折して直接日の出平を目指す
午後から局地的な雨予報もあるが、今のところ良いお天気に恵まれている
1本の茎に複数の花をつけるのは、ハルリンドウではなく、フデリンドウだが、高さ5cm以下で、コケリンドウと言いたいのだが、コケリンドウは萼片が反り返るという
小型のタチツボスミレを、多数見かけた
小ささがわかるでしょか?
コースは沢沿いを登っていく
今年はどこでも目にする、シロヤシオ
アズマシャクナゲも出てきた
北西に見えるのは、三倉山だ
萼片は真っすぐであり反りかえっておらず、コケリンドウとはいいがたいので、フデリンドウなのだろう
ロゼット状の根生葉を持つコケリンドウですが、開花時には枯れてしまうというので、判断材料になりません
花の先端が開いて釣鐘型の花で、模様は良く見えないが、那須の図鑑に載っている、
午後から局地的な雨予報もあるが、今のところ良いお天気に恵まれている
1本の茎に複数の花をつけるのは、ハルリンドウではなく、フデリンドウだが、高さ5cm以下で、コケリンドウと言いたいのだが、コケリンドウは萼片が反り返るという
小型のタチツボスミレを、多数見かけた
小ささがわかるでしょか?
コースは沢沿いを登っていく
今年はどこでも目にする、シロヤシオ
アズマシャクナゲも出てきた
北西に見えるのは、三倉山だ
萼片は真っすぐであり反りかえっておらず、コケリンドウとはいいがたいので、フデリンドウなのだろう
ロゼット状の根生葉を持つコケリンドウですが、開花時には枯れてしまうというので、判断材料になりません
釣鐘型の花で、更紗染めのような模様がある、サラサドウダンか?
花に模様はない、ドウダンツツジの赤花種、ベニドウダンか?
サラサドウダンの変種で、濃い赤い色のベニサラサドウダンというのもいる
蕾では、判断ができない花の先端が開いて釣鐘型の花で、模様は良く見えないが、那須の図鑑に載っている、
ベニサラサドウダン(紅更紗灯台・紅更紗満天星、Enkianthus campanulatus var. palibinii、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木または小高木)としましょう
トウゴクミツバツツジとするには、葉が違いすぎる
トウゴクミツバツツジとするには、葉が違いすぎる
雄蕊が10本なので、サツキではなくツツジで良いだろうが、
花の同定は難しいが、山の名前も、これまた難しい
駐車場のある沼原ダムの方角だから、大佐飛山(おおさびやま)方面だろう
これは壷型の花で、花に模様はない
ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅、ミヤマツツジ(深山躑躅)、ムラサキヤシオ、Rhododendron albrechtii、ツツジ科ツツジ属の落葉低木)だろう
この葉を見ると、トウゴクミツバツツジかもしれないが、やはり素人には難しい花の同定は難しいが、山の名前も、これまた難しい
駐車場のある沼原ダムの方角だから、大佐飛山(おおさびやま)方面だろう
これは壷型の花で、花に模様はない
仏像が身につけている装身具(瓔珞・ようらく)に似た花で、花が小さいことに由来する、
コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅、Menziesia pentandra、ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木)でいいと思う
「Wikipedia」では、オオカメノキ別名ムシカリだが、「三河の植物観察」では、標準和名ムシカリより別名オオカメノキでよく呼ばれる、とあり、「四季の山野草」では、虫が好むというのでムシカリ「虫狩」が正式名だが、亀の甲羅のような形をしたちりめん状の葉から別名の付いた、オオカメノキ「大亀の木」のほうが名前を覚えやすい、とある
バイカオウレン(梅花黄蓮)は別名を五加葉黄蓮といい、葉が5枚に対し、この子は3枚なので、
ミツバオウレン(三葉黄蓮、カタバミオウレン、Coptis trifolia、キンポウゲ科オウレン属の多年草、高山植物)だろう
花茎が緑だが、ここが褐色だと、ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)か、褐色で小葉が5枚あれば、バイカオウレンで、まあまあわかりやすい
白く5枚に開いて見えるのは萼片で、花弁は黄色く見えるもので、虫寄せの蜜を分泌する機関になっているという
オオカメノキとムシカリは、どちらが正式和名なのだろう?「Wikipedia」では、オオカメノキ別名ムシカリだが、「三河の植物観察」では、標準和名ムシカリより別名オオカメノキでよく呼ばれる、とあり、「四季の山野草」では、虫が好むというのでムシカリ「虫狩」が正式名だが、亀の甲羅のような形をしたちりめん状の葉から別名の付いた、オオカメノキ「大亀の木」のほうが名前を覚えやすい、とある
私の聖書である、株式会社北隆館発行「原色高山植物大圖鑑」によると、ムシカリ(オオカメノキ)なので、こちらを採用
沢登から高台に出た
ここらで熊に気を使いながら、お弁当をいただく
タチツボスミレの葉と、マイヅルソウの葉が似ている件
沢登から高台に出た
ここらで熊に気を使いながら、お弁当をいただく
タチツボスミレの葉と、マイヅルソウの葉が似ている件
葉脈と丸まり方で違いが判る
西の大佐飛山と、北西の三倉山との間に、福島県の山々が連なり、奥には霞んだ雪山も
標高1650m付近にある「畏敬池」に浮かぶ、白あるいは苔むして緑色に見える油っぽいものは、クロサンショウウオの卵だという
高台の縁をぐるりと回ってゆく
北へ回り込むと、急に視界が開けた
左端の南月山、登りなおして白笹山が、今日のルートだ
麓から1700mくらいまで、タチツボスミレはどこにでもある
崖の中を進むが、アズマシャクナゲも現れた
本州中部では標高1500m付近から上に生えるという、
西の大佐飛山と、北西の三倉山との間に、福島県の山々が連なり、奥には霞んだ雪山も
標高1650m付近にある「畏敬池」に浮かぶ、白あるいは苔むして緑色に見える油っぽいものは、クロサンショウウオの卵だという
高台の縁をぐるりと回ってゆく
北へ回り込むと、急に視界が開けた
左端の南月山、登りなおして白笹山が、今日のルートだ
麓から1700mくらいまで、タチツボスミレはどこにでもある
崖の中を進むが、アズマシャクナゲも現れた
本州中部では標高1500m付近から上に生えるという、
ミネカエデ(峰楓、Acer tschonoskii、ムクロジ科カエデ属の落葉低木)
三倉山、大倉山、流石山方面
そして那須茶臼岳が頭を現した
この高台を、茶臼岳に向かい北上する
桜が咲いている
ミネザクラ(峰桜、タカネザクラ(高嶺桜)、Cerasus nipponica (Matsum.) Masam. & S.Suzuki、バラ科サクラ属の落葉広葉樹の小高木から低木)で、標高1500mから2800m付近に分布し、自生する野生種のサクラとしては、最も寒さに強い基本野生種の一つ
アズマシャクナゲの蕾が、まだ固い
牛ヶ首からのルートと合流する、日の出平に3h25mで到着
今度は茶臼を背に南月山(みなみがっさん)へ
火山岩の径を緩やかに登る
コメツガの子供がいっぱい
途中、日光茶ノ木平で見たのと同じ、マーモットのような動物に出会ったが、あれはタヌキなのか、アナグマなのか?
♩山は広いな、大きいな~
お天気は大丈夫かな?
南月山山頂まで、あと30歩
直下にいたお地蔵さんにお参り
栃木百名山第4座、標高1,776mの南月山到着
三倉山、大倉山、流石山方面
そして那須茶臼岳が頭を現した
この高台を、茶臼岳に向かい北上する
桜が咲いている
ミネザクラ(峰桜、タカネザクラ(高嶺桜)、Cerasus nipponica (Matsum.) Masam. & S.Suzuki、バラ科サクラ属の落葉広葉樹の小高木から低木)で、標高1500mから2800m付近に分布し、自生する野生種のサクラとしては、最も寒さに強い基本野生種の一つ
アズマシャクナゲの蕾が、まだ固い
牛ヶ首からのルートと合流する、日の出平に3h25mで到着
今度は茶臼を背に南月山(みなみがっさん)へ
火山岩の径を緩やかに登る
コメツガの子供がいっぱい
途中、日光茶ノ木平で見たのと同じ、マーモットのような動物に出会ったが、あれはタヌキなのか、アナグマなのか?
♩山は広いな、大きいな~
お天気は大丈夫かな?
南月山山頂まで、あと30歩
直下にいたお地蔵さんにお参り
栃木百名山第4座、標高1,776mの南月山到着
茶臼岳を月山と見立てて信仰登山が行われ、南側にある山ということで南月山と名付けられた(伝)
南月山神社の詳細は不明
ムシカリ(オオカメノキ)
南月山から先に少し下ると、アズマシャクナゲの蕾が真っ赤
絶景の尾根道を白笹山へ向かう
転落したら、戻る気力失せそうな谷
右が白笹山(しらざさ)、左が黒尾谷岳(くろおや)
日光茶ノ木平で出会ったのは、コミヤマカタバミ(小深山片喰)だったけど、これも葉っぱが丸いハート形で、おなじコが付く、コミヤマカタバミみたいだ
薄緑が新葉で、濃い緑が越冬葉
葉腋から関節がない花柄を伸ばし、1個ずつ淡紅色の花をつける
ムシカリ(オオカメノキ)
南月山から先に少し下ると、アズマシャクナゲの蕾が真っ赤
絶景の尾根道を白笹山へ向かう
転落したら、戻る気力失せそうな谷
右が白笹山(しらざさ)、左が黒尾谷岳(くろおや)
日光茶ノ木平で出会ったのは、コミヤマカタバミ(小深山片喰)だったけど、これも葉っぱが丸いハート形で、おなじコが付く、コミヤマカタバミみたいだ
薄緑が新葉で、濃い緑が越冬葉
アマドコロ系の実かと思ったら、山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林内に生育する、
タケシマラン(竹縞蘭、Streptopus streptopoides subsp. japonicus、ユリ科タケシマラン属の多年草)の花だった葉腋から関節がない花柄を伸ばし、1個ずつ淡紅色の花をつける
花被片は6個で長さ3mmになり、基部から平開して先端は反り返り、雄蕊は6個ある
直径1cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つけ、萼片は白色で長楕円形が5枚、花弁はなく葯も白色
亜高山帯針葉樹林や高山帯のハイマツ林の林縁、ときに尾根上の湿った草地などに生育するという
正面が目指す白笹山
後方には南月山と茶臼の頭
白笹山への取り付き
幾度も背の低い枝の下をくぐり抜ける
栃木百名山第5座、標高1,719mの白笹山登頂
山頂下に、ショウジョウバカマの花が残っている
白笹山から沼ッ原駐車場への下りは、とんでもない悪路の連続
エンレイソウも花弁を持たず、3枚の緑色または濃紫色の萼片を持つ
お天気は、何とか持ちそうだ
沼ッ原調整池の手前に見える駐車場は、まだ遥か眼下だ
えげつない下りが続くが、こちらから登らなくてよかった
マイヅルソウの蕾なのかな?
後方には南月山と茶臼の頭
白笹山への取り付き
幾度も背の低い枝の下をくぐり抜ける
栃木百名山第5座、標高1,719mの白笹山登頂
山頂下に、ショウジョウバカマの花が残っている
白笹山から沼ッ原駐車場への下りは、とんでもない悪路の連続
エンレイソウも花弁を持たず、3枚の緑色または濃紫色の萼片を持つ
お天気は、何とか持ちそうだ
沼ッ原調整池の手前に見える駐車場は、まだ遥か眼下だ
えげつない下りが続くが、こちらから登らなくてよかった
マイヅルソウの蕾なのかな?
ヤグルマソウの葉
駐車場の垣根に、ドウダンツツジ
調整池の展望台から西側の眺め
見返す山は、白笹山
本日であった動物;
駐車場の垣根に、ドウダンツツジ
調整池の展望台から西側の眺め
見返す山は、白笹山
今日は我々にとっては、かなりの距離と時間を歩いた
こうして見ると登りも下りと同じ斜度に見えるが、感触的に登りは楽だった本日であった動物;
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