11/01/2022

2022/11月の散歩(栃木市)

2022/11/01
午前中に町の健康診断があり、昼食後に近場を散策
宇津間川(現在の巴波川)のほとりに3神(磐裂命・根裂命・経津主命)が現れて「吾をこの地に祀らば国土鎮護し万民を安居せしめん。」と告げました、そこで人々は、祠を建て渇仰しました。永享2年(1432年)、恵みの川であるみたらし川のほとりに社地を選定し、新しい社殿を造営したのが平柳星宮神社の創建と言われています

鳥居をくぐってすぐ左側に御神木のヒバの木があり、導きの神として知られる猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)が祀られています。猿田彦大神は、天狗様と呼ばれており、参拝者が良い方向に進まれるように御神木の上から見守っていると言われています

神仏習合時代に、仏様である虚空蔵菩薩(コクゾウボサツ)が合祀されており、虚空蔵菩薩はうなぎに乗って現れるという言い伝えから、うなぎが祀られているそうです


祭神として磐裂命(イワサクノミコト)・根裂命(ネサクノミコト)・経津主命(フツヌシノミコト)
本殿の西にある相殿五社(大国社・稲荷社・神明社・水神社・山神社)
その左手に、菊理姫(媛)命(ククリヒメのカミ、ククリヒメのミコト、キクリヒメのミコト)の祠が二つ並ぶ
菊理媛神は伊奘諾尊(いざなぎ)と伊弉冉尊(いざなみ)を仲直りさせたとして、縁結びの神とされている

次に向かったのは、大神(おおみわ)神社
日本最古の神社である奈良の「大神(おおみわ)神社」のご祭神・三輪明神を分祀した神社が、栃木市惣社町にあります
創建は遡ること1800年前となり、下野国(=栃木県)最古の神社とも言われています
「下野惣社大明神」「惣社六所大明神」「八島大明神」などの別称があったそうです
境内に足を踏み入れると、他の神社と全く異なる空気を感じます
主祭神は、倭大物主櫛甕魂命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)、いわゆる大物主大神です
大物主大神は、縁結びの神さまとして知られる大国主命の魂的な存在で、「万能の神さま」だそうです
社伝では、崇神天皇の時代に豊城入彦命(崇神天皇皇子)が東国平定の折に戦勝と人心平安を祈願し、当時から広く名を知られた室の八嶋(むろのやしま、室の八島とも記す)に、崇神天皇が都とした大和国磯城瑞籬宮(現在の奈良県桜井市金屋)に座した大三輪大神(大神神社)を勧請したのが創建とされている

御神木は2本の杉で、下部で融合しています

御神木の東には、中国から江戸時代に渡来したヒノキ科(またはスギ科)コウヨウザン属の広葉杉(こうようざん)があります
4本の幹が1つに交わっており、幹周り6.5mの、日本最大の広葉杉(こうようざん)とのこと

芭蕉の句、「いと遊に結びつきたるけふりかな」の句碑


南から伸びる参道
東からも
北からも、参道が築かれている

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