5/03/2023

2023/5月の散歩(茂木)

2023/5/03
茂木へ遊びに行くはずが、上三川の山野草無人販売所で引っかかり、荷物をいったん家におろして、再出発
益子町大沢の御靈(ごれい・みたま)神社に立ち寄る
村社のはずだが、社柱には郡社と読める
参道で出迎えてくれるのは、ウラシマソウ
100株以上のウラシマソウが花を咲かせていた

マムシソウも100株以上
ホウチャクソウも群生していた


拝殿
由緒に明記されていないが、西暦110年の創立らしいが、眉唾であろう
ちょっと場違い
主祭神の天太玉命(フトダマ)とは、岩戸隠れの際の使者であったり、天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊の五伴緒の一人として随伴したりした、下支えの神のようだ
近くまで来たので立ち寄った道の駅もてぎだが、連休人出で駐車場も満杯
野菜売り場も入場制限なのか、行列
鯉のぼりの下を、真岡鐡道のディーゼルカーが通過する
折角なので外の屋台で名物の柚ラーメンを注文し、待ち時間にSL列車も通過した
下り坂で煙を吐くこともなく、土手の影になってしまい、撮影は失敗
今日の目的は、茂木町北高岡の顕宮山 安楽寺のユリノキの花を見ること
モクレン科ユリノキ属に属する落葉高木で、井頭公園内のユリノキは高木過ぎて花が見えないが、この木はまだ目の届く場所に、花がついている
英語名が Tulip treeなのは、うなずける
樹齢20年頃から花を咲かせるようになるそう
メイプルのような葉だが、先端が切り落とされたようになっているのが特徴
黄葉も美しいという
お寺は昨年末にもお参りしているが、隣接する家は、住職でも管理者でもないという
芳賀坂東三十三観音の第十七番札所でもある
高台にある大仏堂内は前回撮影しなかったので、木造丈六阿弥陀如来坐像を撮らせていただく
次に茂木町木幡の木幡城跡を目指すが、民家の中を抜けるため遠慮する
次に茂木町木幡の慈眼寺

境内の高野槙が立派
町指定の天然記念物

阿弥陀如来を陰刻した、千人供養塔

次に茂木町小川の高雄神社
主祭神は、軻遇突智命(かぐつち)、闇龗加美神(くらおかみ)
景行天皇56年、なんと西暦126年に下野国造御諸別王によって勧請されたという、県内最古の神社の一つだ
景行天皇時代の県内の他の神社は、佐野市の「赤城神社」と小山市の「高椅神社」だけ
さらに古い紀元前、崇神天皇の時代を創建とするのは、栃木県内では真岡の「大神神社」,安塚の「白山神社」,下野市の「鷲宮神社」,小山市の「安房神社」4社だけ
二荒山神社,野木神社,那須神社の仁徳天皇西暦393-427年頃の創立よりも、かなり古い!
額文字は「正一位高雄大明神」
神聖な空気感はそれほどないが、よく手入れされている方だ

文久元(1861)年に心願成就のため奉納されたという2枚の絵馬
屋島の合戦で、那須与一宗隆が、扇の的に矢を射るシーン
野生のイカリソウ

茨城県との県境にほど近い茂木町小貫に、お堂が向かい合っている
西日の当たる夕日堂
夕日堂の地蔵
朝日があたるという、朝日堂

仏の山峠で追い剥ぎをしていた父親を止めさせる為、旅人に装って峠に向ったお仙という娘が、父親に殺されてしまう
父親は犯した罪を悔い、1555年に御堂を建て、娘の冥福を祈ったといわれている
朝日堂の地蔵
芳賀坂東二十八番札所とある
水の張られた水田に写る夕日堂

スイバも、若いころは美しくもある
西洋タンポポは、蜂などに頼らず自己受粉して種子を実らせるという
たった1個体で、親と遺伝的に同じクローンである子孫を残せるという
ハルジョオンが、あぜ道を彩る
花粉を付けたアザミ
長閑な栃木の風景である



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