野島埼灯台の次に向かったのは、館山市大神宮の安房神社
北から南に向かう、珍しい参道初代神武天皇の皇紀元年(紀元前660)の創始と伝わる、式内社(名神大社)で安房国一之宮
神武天皇の御命を受けられた天富命(あめのとみのみこと、下の宮御祭神)は、肥沃な土地を求めて阿波国(現 徳島県)に上陸し、そこに麻や穀(カジ=紙などの原料)を植え、開拓を進めた
その後天富命一行は、更に肥沃な土地を求め、阿波国に住む忌部氏の一部を引き連れて、海路黒潮に乗り房総半島南端に上陸され、ここにも麻や穀を植えられた
天富命は、上陸地である布良浜の男神山と女神山という二つの山に、御自身の先祖にあたる天太玉命と天比理刀咩命をお祭りされたのが、安房神社の起源となる
そのため、この上の宮と称す本宮に祀られる主祭神は、天太玉命(あめのふとだまのみこと、忌部氏(いんべうじ、斎部氏、古代朝廷における祭祀を担った氏族の祖神)
相殿神に天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと、后神)、忌部五部神という出雲・阿波・紀伊・讃岐・筑紫・伊勢の忌部の神を祀る
摂社である下の宮には、天富命(天太玉命の孫)と 天忍日命(天太玉命の兄弟神)を祀る
ご神木の槙の木は、樹齢約500年
こちらは本宮前庭の大イチョウと、その取り巻きのスギ
本殿手前の大きな岩に、市杵島姫命を祀る厳島社(末社)
日が暮れてしまうので、今日の宿屋へ向かい車を進めたが、夕陽こそここから見るべきではないかとの判断で逆戻りし、館山市洲崎の洲崎神社
日没が迫る中、大急ぎで急な石段を登る
松平定信が「安房国一宮 洲崎大明神」の扁額を奉納した事により、一の宮が二つ存在する事になったようだ
先の安房神社を造った天富命が、祖母神の天比理乃咩命が持っていた鏡を神体として、美多良洲山(御手洗山)に祀ったのが洲崎神社の始まり
ほぼ真西を向く参道には、春分か秋分の頃の夕陽が絵になるであろう
主祭神は、天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)、創建は神武天皇の治世の頃と伝わる
本殿は朱に塗られた三間社流造、銅板葺
霊峰富士遥拝所で、日没に間に合った
夕陽の右は伊豆半島、左は伊豆大島
坂を下ると、真言宗智山派 妙法山 観音寺(洲崎観音養老寺)
修験道の開祖、役行者(役小角、えんのぎょうじゃ)が、養老元年(717)に創建岩窟に、役行者の石像が祀られている
曲亭馬琴の長編伝奇小説『南総里見八犬伝』では、この岩屋から現れた役の行者の化身が、伏姫に「仁義礼智忠信孝悌」の文字が浮かぶ数珠を授ける場面があるという
本尊は、十一面観世音
源頼朝が洲崎神社に参詣して坂東武者の結集を祈願し、昼食の時に箸代わりに使ったすすきを「我が武運が強ければここに根付けよ」と地に挿し、それが根付いたというのが、観音堂前の階段手前右側に群生しているすすき
源頼朝が洲崎神社に参詣して坂東武者の結集を祈願し、昼食の時に箸代わりに使ったすすきを「我が武運が強ければここに根付けよ」と地に挿し、それが根付いたというのが、観音堂前の階段手前右側に群生しているすすき
頼朝の挿したすすきの子孫と伝えられ、「片葉のすすき」あるいは「一本すすき」と呼ばれているというが、気付かなかった
安房国札三十四観音霊場の第30番札所でもある
本日のお宿は、南房総市久枝のグランビュー岩井
夕食は付けなかった
夕食に向かったのは、岩井駅そばの「伏姫さんが焼」
南房総市のクラフトビール「蛍まいヴァイス」と、鴨川市の純米酒「寿萬亀」
安房国札三十四観音霊場の第30番札所でもある
本日のお宿は、南房総市久枝のグランビュー岩井
夕食は付けなかった
夕食に向かったのは、岩井駅そばの「伏姫さんが焼」
南房総市のクラフトビール「蛍まいヴァイス」と、鴨川市の純米酒「寿萬亀」
房総土産は「寿萬亀」に決定
本日の地魚サラダは、カマス
圧力釜で処理されているため、頭から尻尾までふわふわにくずれ、残すところなし
アジやイサキなどの魚を叩いて味噌と生姜、ネギ、などの薬味を混ぜたものが「なめろう」で、「なめろう」を焼いたものが、房州を代表する郷土料理「さんが焼き」だそうですが、今回は生イワシを叩かずに切り刻み、化学調味料・保存料・着色料は一切使わず、味噌・出汁など昔ながらの発酵調味料で味付けし、
葱・味噌・生姜・大葉など11種類の野菜にのせて、出てきました
房州沿岸では古くから捕鯨の歴史があり、鯨食が親しまれているという
つち鯨の竜田揚げは、柔らかく味も良い本日の地魚サラダは、カマス
圧力釜で処理されているため、頭から尻尾までふわふわにくずれ、残すところなし
アジやイサキなどの魚を叩いて味噌と生姜、ネギ、などの薬味を混ぜたものが「なめろう」で、「なめろう」を焼いたものが、房州を代表する郷土料理「さんが焼き」だそうですが、今回は生イワシを叩かずに切り刻み、化学調味料・保存料・着色料は一切使わず、味噌・出汁など昔ながらの発酵調味料で味付けし、
葱・味噌・生姜・大葉など11種類の野菜にのせて、出てきました
白米にのせていただきます
残りの骨は、丸ごと骨せんべいにしていただけるので、これも残すところなし
つみれ汁がまた美味しい
サバのたたきですが、-30℃で急速冷凍してあるのでアニサキスの心配はなく、ほとんど刺身状態でした
というわけで、本日の夕食も大当たり
残りの骨は、丸ごと骨せんべいにしていただけるので、これも残すところなし
つみれ汁がまた美味しい
サバのたたきですが、-30℃で急速冷凍してあるのでアニサキスの心配はなく、ほとんど刺身状態でした
というわけで、本日の夕食も大当たり
夕食付きの宿にしなくて、大正解
2024/11/22 (Fri)
内房なので、日の出は山から
西には岩井海岸
12Fの大浴場「宙空の湯」からは、岩井海岸が手に取るように見える
ちなみにこの温泉は単純泉とのことだが、分析表を紐解くと、メタけい酸が規定値の50mgを超えて、65.3mg/kgあるので、温泉と名乗れるが、泉温が20.2℃なので冷鉱泉
西には岩井海岸
12Fの大浴場「宙空の湯」からは、岩井海岸が手に取るように見える
ちなみにこの温泉は単純泉とのことだが、分析表を紐解くと、メタけい酸が規定値の50mgを超えて、65.3mg/kgあるので、温泉と名乗れるが、泉温が20.2℃なので冷鉱泉
溶存物質量が1g/kg以下なので単純温泉になってしまうが、陰イオンの主成分が炭酸水素なので、炭酸水素塩泉と言っていいのではないかな?
pHが不明なので、低張性冷鉱泉(メタけい酸を含む)だな
加水無し、加温あり、循環あり、消毒あり
朝風呂浴びて、部屋に帰る
部屋はKitchen付のOne room
ベランダからの眺め付き
朝食は、6:30から食べられるというので、一人千円でBuffet Styleを追加
昨日取りこぼした場所が多いので、7:30から行動開始
朝風呂浴びて、部屋に帰る
部屋はKitchen付のOne room
ベランダからの眺め付き
朝食は、6:30から食べられるというので、一人千円でBuffet Styleを追加
昨日取りこぼした場所が多いので、7:30から行動開始
0 件のコメント:
コメントを投稿