9/12/2024

青森旅行6(仏ヶ浦~下風呂)

2024/9/12 (Wed)
青森市から下北半島旅行に入る
予定では恐山、大間埼、仏ヶ浦、尻屋埼の順でぐるりと回る予定
菜の花作付面積128haで、作付面積日本一の横浜町の「ほたて観音」は、陶器製
ちなみにホタテの養殖量は、お昼を食べた平内町についで、青森県2位とのこと
恐山を目指して走っていたが、到着が3時を回りそう
ならば恐山を明日の朝に回し、夕暮れ時間であれば西向きの仏ヶ浦へ行こうということになり、急遽行先変更で方向転換していると、下北半島のサルに出会う
下北半島は、ニホンザルのわが国における分布の北限地であり、また世界的にみてもニホンザルを含めた霊長類の自然分布の最北限であり、天然記念物だ
ハードなWinding roadを抜け、仏ヶ浦駐車場に到着
下北半島西端、佐井村仏ヶ浦の断崖の下まで降りてみる

狙い通り、西日がいい感じ
遠方に見えるのは、北海道のはず
アイヌ語の「ホトケウタ」仏のいる浜、が語源かもしれない「仏ヶ浦」
ヤマハッカ属と思われる
海岸まで降りてくると、お地蔵様たち
隣に地蔵堂
今は引き潮なのかな
砂岩が波や風で削り取られた岸壁が続く

砂岩なので、下北の厳しい環境で、どんどん形が変わっているのではないか

恐山参拝の後に訪れることが多いため、それぞれの岩に、如来の首、五百羅漢、一ッ仏、親子岩、十三仏、観音岩、天竜岩、蓮華岩、極楽浜、天蓋岩など、極楽浄土の名前が付いていたらしい

遊覧船は、この桟橋に接岸するのかな


北海道の山々
ヤマハッカだと思うけど

ママコノシリヌグイ
別の方へも、行ってみる


引き潮で歩き回れてよかった
仏ヶ浦の洞窟に源義経が潜み、弁慶が身をもって穴をふさぎ、敵を追い払ったという巨石があるそうだが、発見できなかった
弁慶の黒染めの衣で染まったという、墨流しの岩、義経の馬の蹄の跡や、弁慶の足跡も残っているという
この岸壁が、よく写真で見かける有名な場所だ


陽も傾いてきていい感じだが、右手の浜辺は漂流ごみの山になっている
黄色い花は、ヒメキンミズヒキ

日当たりの良い、海岸の砂地が好きだというので、ハマエンドウ(浜豌豆、キツネマメ、ハマゴマメ、ハマノマメ、Lathyrus japonicus、マメ科レンリソウ属の多年草)でいいだろう


エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜、Aster glehnii var. glehnii、キク科シオン属)にしよう

随分登りました

夕陽に染まって、いい感じ


下北半島の旅行パンフの表紙にもなっていた
さあ今日の宿の下風呂(しもふろ)へ急ぎましょう
海峡ラインを北上中、途中の願掛岩で日没




むつから仏ヶ浦への南回りも、仏ヶ浦からここまでの道も、とんでもない山道でした
思いのほか時間がかかってしまったので、大間崎はパスして、宿へ向かいます
下北郡風間浦村下風呂(しもふろ)の「おおぎや旅館」
夕食準備に1時間かかるというので、先にお風呂をいただく
酸性含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉
溶存物質量3.298g/kgの低張性ーpH2.19の酸性ー源泉温度64.0℃の高温泉で、メタけい酸やメタほう酸も含む

夕食の準備ができました

大間マグロ、平内ホタテの刺身
下北アワビのバター焼き

熱くて踊るアワビ
八戸スルメ
イカとあん肝和え物
100kg超えのマグロのカマ焼き
2024/9/13 (Fri)
下風呂温泉の朝
おおぎや旅館からの下風呂漁港の眺め
イカ釣り漁船
出港
朝の漁港散歩



ここは太平洋に面していると言ってよいのか、津軽海峡なのか、対岸は北海道の亀田半島なのかな
粋な場所を発見
1周20mの水槽で活イカを泳がせ、勝敗を競う日本で唯一の「元祖烏賊様レース」コース
レースに参加したイカは持ち帰り自由で、その場で調理してもらえるほか、宿泊先の宿で調理してもらうことも可能だが、
下風呂沖のスルメイカ漁は、漁獲量にばらつきがあり不安定なため、活イカ備蓄センター内での飲食及び元祖烏賊様レースを開催することができません。皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力をお願いします。
近日中に復活できることを、期待したい
朝食
ニシンの貝焼
イカ刺

郷土愛にあふれた元現場監督が一人できりもみする、良いお宿でした
今日は恐山に向かう

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