12/05/2025

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12/04/2025

2025/12月のハイク(きのこ山~足尾山)

2025/12/04 (Thu)

今朝は寒波で山は大雪との予報だったが、上三川と筑波方面は快晴のお天気
ちょっと出遅れ、日の出後に出発
今日の目的地は、左の加波山と右の筑波山の間
茨城県桜川市真壁町桜井のみかげスポーツ公園に車を停めるが、施設内に人の気配なし
きのこ山から足尾山を目指して、いきなり急登
花期は10 - 11月で、茎の先端に単独か、せいぜい2 - 3個だけ花を着け、径は2.5 - 5cm、白い舌状花は楕円形でヨメナなどよりずっと丸みがある
低山の森林周辺に多く、特に林縁部の日向、自然な地形では崖地に出現し、真っ直ぐ立ち上がることは少なく、斜めに伸びるか、斜面から垂れ下がる、
リュウノウギク(竜脳菊、Chrysanthemum japonicum (Makino) Kitam.、キク科キク属の多年草、日本固有種)
すぐ隣に園芸種と思われる菊もあったので、誰かが捨てて行ったものだろうか
この登山道は、雨引観音から燕山、加波山を越え、足尾山から真壁の町までの「関東ふれあいの道」筑波連山縦走のみちになっている

片流れで谷へ落ちそうなところには、ロープが張られていた
落ち葉が石を隠しているので、思わぬところで滑る


中腹にある「つぼろ台」という展望所
北側に眺望があるようだ
おお、加波山がど真ん中
マツの隙間から見える足尾山
虫の卵か、飛んできた綿毛か?

最初のピークへは、木段が敷かれている
ピークを越えると、正面にきのこ山が見えてくる
いったん降って、背丈以上の笹道を登る

時折強い北風が、頭上を吹き抜けてゆく
突然右手の藪が払われた場所から、筑波山が姿を現す
よく見ると、右裾の奥に富士山
先日の西金砂山では見れなかった、久しぶりの富士の雄姿

パラグライダーの滑走路の先で「北筑波稜線林道」を横切り、きのこ山山頂へ
きのこ山山頂(標高527.9m)に到着
三角点も発見
きのこ山から足尾山へは、「北筑波稜線林道」を歩くが、交通量はゼロ
大きなミノムシがいっぱいの木を発見
これはクマシデの果穂(果実が穂状に集まったもの)のようだ
パラグライダー離陸場が東に開けた場所からは、霞ケ浦や鹿島臨海工業地帯が見える
吹き流しからも、強風がわかる



林道から足尾山登山道へ
足尾山は筑波連山北部の山の一つで、常陸三山(他は筑波山と加波山)のひとつ
常陸国風土記では「葦穂山(あしほの山)」「小泊瀬山(おはつせ山)」とも呼ばれ、平安時代に醍醐天皇が夢枕でこの神社を知り祈願したところ、足の病が治ったことから「日本最初足尾神社」の勅額を下賜したといふ
立派な杉並木の向こうに、足尾神社の鳥居が見える
創建は不明だが、第60代 醍醐天皇の話が事実ならば、西暦900年頃には存在していたはずで、「日本最初足尾神社」の勅額をいただいたことから、山の名前すら葦穂山から足尾山へ変わったようだ
当初は「足尾権現」を祀っていたようで、今でも健脚や足の病の治癒を祈願する方々の奉納が積まれているが、靴捨て場のような・・・
足尾山の9合目あたりにある拝殿は、平成27年(2015)に再建された
現在の祭神は、国常立尊(クニノトコタチ、神世七代/天神七代の初代)、面足尊(オモダル、神世七代/天神七代の六代)、惶根尊(アヤカシコネ/アヤカシキネ、オモダルの妹)の三柱
配神に、過遇突智命(カグツチ、火の神)
拝殿には本殿が無いため、山頂の奥宮が本殿なのだろう
拝殿左奥の石段を登ってゆく
ここも45度
葦穂山の辺りは「夷針郷」と呼ばれており、「夷針」はイシミあるいはイシムと読み、「石のあるところ」の意味がある
11月に登った愛宕山の愛宕神社の奥社とされる飯綱神社(いづなじんじゃ)は、延喜式神名帳に記載される常陸国茨城郡小三座の一社「夷針神社」だというが、足尾神社も式内論社の候補だという
45度の石段を上から撮るとこうなり、
下から撮ると、こうなる
足尾神社本殿が鎮座する、足尾山山頂(標高627.5m)に到着
三角点は、祠の左手に埋まっていた
中央に足尾神社奥宮(本殿?)が鎮座し、周囲は整地された見晴らしのいい山頂
日光方面は雪雲に隠れて見えない
新しいスマホでは、x2ズームでパノラマが撮れる
神様の前でお昼ご飯を頂く
先ほどより陽が昇り、コントラストが落ちてしまった富士山

こちらは新雪の浅間山
足尾山から一本杉峠を経て下山すると、車まで戻るルートが大変になるので、来た道を戻る
赤い萼の上に丸い実が藍色に熟した、クサギ

アケビの種が落ちた後

足尾山が遠くなった

何度も落ち葉に滑りながら、無事下山
「関東ふれあいの道」筑波連山縦走のみち(1)Map
距離もUp/Downもそこそこある、悪くないコースでした


今日出逢った動物:
ハイカー1人(岩瀬駅から雨引、加波、足尾と縦走し、筑波山方面へ消えていった)

帰路に真壁の「おかきCafe」で抹茶を一服

左の加波山裾野から、足尾山ときのこ山
筑波山はさらに右側
真壁町山尾の「五所駒瀧神社(ごしょこまがたき)」
長和3年(1014)創建、平安時代末期の承安年間(1171~1175)真壁城主初代 真壁長幹(たけもと)の一族 桜井太郎良幹が、武の神鹿島神宮の祭神武甕槌命の分霊を勧請し、真壁城の辰巳の方位に当たる現在地に社殿を造営し、それ以後真壁氏の氏神として崇められるやうになったといふ

参道に掛かる長寿橋

祭神は、武甕槌大神(タケミカヅチ、鹿島神宮より分霊)を正殿に、大山咋神(オホヤマクヒ、農耕・治水の神)、猿田彦神(サルタヒコ、ニニギの天降りを導いた神)を右殿、木花開耶姫神(コノハナノサクヤビメ、オオヤマツミの娘でニニギの妻)、菅原道真公(60代 醍醐天皇の時の右大臣)を左殿に祀るといふ
石製の巨大な狛犬

明治6年(1873)もとの正一位 駒瀧大明神に村内の4社(天満神社、飯綱神社、富士神社、日吉神社)を合併してを合祀し、五社となった村社
上は境内社の稲荷社
大黒様
境内最古の建造物という本殿は、入母屋造銅板葺、三間社流波風造で、宝永元年(1704)古城村の大工 増渕清兵衛を棟梁として再建された





山道脇には、月夜見命(ツクヨミ、アマテラスとスサノオの兄弟)を祀る、月読神社